『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』@ヒューマントラストシネマ渋谷(17/3/7(tue)鑑賞)
本日の映画『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。スペイン版松本清張な『マシューランド』の監督さんによる実録スパイものだそうですが、さて。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 7, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』観終わりました。スパイ映画……と言っていいのかどうかよく判らないのだけど、あの界隈の胡散臭い連中が騙したり騙されたり、気がついたら死んでたり、生きてたりして、結局、雑踏に消えてゆく映画でした(^^) #fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 7, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:スペイン政府の対テロ作戦に協力しながら、多額の経費を踏み倒された挙句、スキャンダルに嵌められて国外脱出を余儀なくされたフリーの工作員パコ・パエサ。数年後、某小国大使の身分を得て帰国する。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:怪しげなビジネスを始めたパコの元に、公金15億ペセタを横領して内務省高官夫婦が転がりこむ。逃亡の手助けと金の洗浄(ロンダリング)を引き受けたパコは、怪しげな仲間たちとともに、クライアントの要望に応えてゆくが……というお話。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:このお話、日本でいうと警視総監クラスの内務省高官が、巨額の公金と機密情報を手に国外逃亡した挙句、国際指名手配を掻い潜って数ヶ月、東南アジアで発見されて逮捕(本人は自首と主張)され、当時欧州では大スキャンダルとなった実話だそうで。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:で、この映画の主人公は、この高官の逃亡を最後までコーディネートし、長い逃亡生活で弱気になった高官氏が「捕まってもいいから国に帰る」と言い出せば、当局と話をつけて帰国の算段を整える。誠実に高官氏に寄り添い、篤い信頼を勝ち取った人物。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:……まぁ、ついでに高官の15億ペセタ丸ごといただいて、おまけにスペイン政府から出させた3億もカモって、行方をくらませたと言う、な(爆 それを本人が原作者に話した内容を基にしているというが……どこまで事実かは神のみぞ知る(^^;; #fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:そんなわけで実録(?)ものなんですが、エロスやバイオレンス色はほとんどなく、裏稼業のおっさん達がプロのおっさんにしか判らない駆け引きでカモったり、サバイブするお話。油断すると捕まったり死んだりするけど、直接的な殺人や暴力描写はなし。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:「殺されたんじゃないかと思われる不審死」扱い留まりのエスピオナージュって、宇野重吉の『日本列島』(1965年)っぽい。まぁ、現場の当事者視点から見たら、バイオレンスが発生したら大体、死ぬときだしな……(冷汗 #fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:語り部でパコの友人が、本業のパイロットをやりながらパートタイムでパコの仕事を手伝う立ち位置とか、ふたりの間の「信用はしてないけど、信頼はしてる」距離感とか。なんだか60年代邦画アクション的なさばけた大人の関係性を思わせて魅力的。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『スモーク・アンド・ミラーズ』:全体に国際政治の間にある、表と裏の黄昏の空間に棲息する魑魅魍魎ども(だいたいおっさんw)の不思議な生態系が面白い。喰えないおっさん好きにはたまらない、地味ながらも渋いスパイ映画……というか謀略(エスピオナージュ)映画でした。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 8, 2017
『ラ・ラ・ランド(IMAX版)』@TOHOシネマズ新宿(17/3/6(mon)鑑賞)
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本日の映画『ラ・ラ・ランド(IMAX版)』@TOHOシネマズ新宿に劇場入りしました。さっそくジャズミュージシャンの菊地成孔からダメ出し喰らったとか(^^;;、話題騒然のミュージカル映画。せっかくですので、IMAXで堪能いたしましょう。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド(IMAX版)』観終わりました。んー、自分は面白かったですよ。こちとら、ミュージカルの教養も、ジャズの教養も、恋愛経験にも乏しい安っぽい俗物ですので、特にそこで引っかかることもなく、ちょっとビターテイストな恋と夢のミュージカル映画を楽しめました。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド』:いや、判るの。この映画の監督が「ミュージシャンを目指しながら、なれなかった理由」が端々から(総じて、無神経さという形で)見え隠れしていて、仕事でやってる人とか、本職の人はカチンとくるだろうなぁ、というのはよく判る。そこは前作同様だけど。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド』:ただ大多数の観客は素人であり、門外漢であり、劇中でライアン・ゴズリンが熱く語るジャズ薀蓄が正しいか間違ってるかなんざ、聴かされてるエマ・ストーン同様にちんぷんかんぷんで、だけどそこがキモの映画ではないので、別にどうでもいいのです。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド』:それを「不誠実」と断ずるのは、まぁ、そりゃあそうなんだけどさ。ただこのくらいの精度(メッシュ)の粗さだから、無責任な観客が物語に乗りやすい。夢見る若い恋人たちのたわいもない俗なロマンスだから、大衆の心をうつんですよ。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド』:そういった物語の根幹の大衆性と、編集や映像の技術性で、わりと力づくで観客を感動させる……という意味で、確かに『君の名は。』の評価と通づるものがあるとは思うんだけど、それは映画が興行(ビジネス)である以上、否定してはいかんと思うんだよなぁ。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド』:それはそれとして。ヒロインのエマ・ストーンは非常にチャーミングで素敵でした。何度もどん底に突き落とされてしょげるシーンも多いんですが、そこから何度も立ち直るときの表情が魅力的。それはオスカー取りますわ。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド』:個人的に一番胸にきたのが「おばさんの歌」のシーン(^^) ……いや、このタイトルだと観てない人には何のこっちゃか判らんだろうけど、観た人は判ってくれると思う。あそこは泣くよねー。うう、おばさん……(号泣 #fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『ラ・ラ・ランド』:あの日あの時、君と、あなたと、旅立っていたら、今とは違った「夢」にたどり着けたのだろうか……。そんなたわいもない、ありふれたロマンスの物語。アカデミー賞といってもそれだけの映画。それでいいじゃないの、と思うんですけどね。#fr17_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月6日
『アンダーカバー』@ヒューマントラストシネマ渋谷(17/2/28(tue)鑑賞)
本日の映画『アンダーカバー』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 28, 2017
『アンダーカバー』観終わりました。『ハリーポッター』のダニエル・ラドクリフが、頭をゴリガンに剃りあげてネオナチ・コミュニティに潜入する若きFBI捜査官を演じる実話ベースのお話だそうで。まぁ、トランプ政権成立と深層底流で繋がってる話ですね。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 28, 2017
『アンダーカバー』:北アフリカから猛毒のセシウムが密輸され、行方不明となる。イスラム過激派の犯行と決めつけるFBI捜査本部主流派に対して、国内極右過激派の犯行と睨む女性幹部は、若き捜査官ネイト(ダニエル・ラドクリフ)を単独で極右コミュニティに送り込むが…というお話。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:潜入捜査官に求められるのは、銃の腕前でも格闘技の強さでもなく、捜査対象に近づくコミュニケーション能力と、相手の心を開かせる共感力…なので、元いじめられっ子で友達のいない(そのくせ、容疑者には共感して同僚からウザがられる)ラドクリフ君はぴったりw #fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:まぁ、とはいえ、前世紀に憲兵隊の潜入捜査官として極右組織に潜ってたチョビ髭の伍長が、最終的にどうなったかを思い出せば、この話がどれだけヤバいかよく判る。闇の深淵を覗く者は、また深淵からも覗かれるのだ。しかし、共感のナイフなしに闇の底へは潜れない。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:ネオナチたちの思想論理と激しい被害者意識へと共感を深めるラドクリフ君は、「こちら」へと戻ってこれるのか……? という辺りがこの映画のひとつのキモ。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:この映画では北米でのネオナチ、あるいは宗教右派、白人優越主義者たちの生態や関係性(それぞれ微妙に立ち位置が違って、相互に連携したり牽制したりしている)を描いていて興味深いです。スキンヘッズがホームパーティとか開いて交流してるのw #fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:いや、そりゃ、しちゃいけないってもんじゃないけどさ。彼らはこうやって草の根で人脈を作ったり、情報を交換して自分たちの理論を強化し、思想を練り上げている。……まぁ、悪趣味な被害妄想を純化させてるとも言うが(爆。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:更にそこに燃料をくべる者もいる。自分で信じてもいない差別や憎悪に満ちたフェイクニュースをネットやラジオで流布し、それを「娯楽(エンタメ)」だと言ってはばからない者。そういった者たちの振りまく「真実」で、自分たちの喪失感を埋め合わせようとしている。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:勿論、褒められた話ではないが、彼らは彼らの厳しい生活環境の中で、日々削られてゆく自尊心の埋め合わせを、そうした人種差別的妄想で埋め合わせている。それを愚かと嗤うのは簡単だが、代わりに彼らの魂を埋め合わせるに足るものがなければ意味はなさない。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:いつの時代、どこの国でも、「彼ら」が皆一様に口にする「とり戻せ!」という叫びは、そういうことなんだよね。まぁ、それは断ち切られた四肢が放つ幻肢痛のようなもので、「戻って」きたところで、都合よく繋がって埋め合わせがつくものでもないのだけど。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:少なくとも、彼らのコミュニティに深く深く潜り、憎悪と差別意識の堆積する分厚い沈殿物の奥底で育まれるテロリストの下にたどり着くには、それだけ彼らの意識に深く共感する必要がある。そしてその共感からその身を引き剥がして、「こちら」に戻ってくる力も。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:この映画で、セシウムを使った汚染爆弾(ダーティ・ボム)によるテロを目論む「テロリスト」たちは、上部構造を持たない。命令系統や資金の流れを追っているだけではたどり着けない。彼らに共感し、憎悪と喪失感の結節点(ノード)を探る以外、たどり着けない。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:アニメ版の『攻殻機動隊』が描いた、共感と共鳴によって拡散励起するこの「スタンドアロン・コンプレックス」は、既に私たちの生きる現実世界のテロの原風景だ。この喪失を再生産する構造それ自体を解体しない限り、解決はしない。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:人として生きるための最低限の生活資金と、最低限の自尊心のための愛情の再分配を。でも、そんな資源(リソース)はないというなら、私たちはこの喪失感や憎悪に折り合いをつけて生きるしかない。この映画で描かれるのは、その「折り合い」の仕方のひとつだ。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:現実にはどれほど再配分を手厚くしても、そこからこぼれ落ちる人はいるし、逆に治安維持を強化するだけでテロを抑えきれるものではない。人も資源も限られている。全員は救えない。でも社会から「見捨てられた」と感じる人々が大勢を占めれば、政治も世界も歪む。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:トランプ政権成立後、この映画で描かれている米国の極右コミュニティはどうなってゆくのだろう。社会的承認欲求を多少なりと慰撫されて落ち着くのか、差別意識が肯定されたと暴走するのか。まぁ、我々も他所の国の心配をしている場合でもないけれど。#fr17
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『アンダーカバー』:そんなことを考えながら観た映画でした。小品だけど、米国の現在進行形の「現代(いま)」の一側面をうまく切り取った 映画だったように思います。#fr17
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 5, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』@新宿武蔵野館(17/3/1(wed)鑑賞)
ある兵士が故郷に戻ると…!映画『マン・ダウン 戦士の約束』予告編
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本日の映画『マン・ダウン 戦士の帰還』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。戦地から兵隊帰ってきたら、故郷は荒廃したポスト・アポカリプト世界でした……というお話だそうで。ファンタジー?<よく判ってない(^^;; #fr17_n pic.twitter.com/iL0luHiVBB
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』観終わりました。ファンタジー、つーか…地獄?(爆 何話してもネタバレになりそうなので難しいお話なんだけど、戦場経験でPTSDに追い込まれた若いお父さんが、何もかんもぶっ壊れきった挙句、最後に残ったのは父性と息子への愛情でしたっていうな。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』:一応、発砲シーンとか、兵隊さんの屋内突入シーンとかありますけど、バイオレンスとかアクションが売りの映画ではないです。帰還兵の5人に1人がPTSDで帰ってきて、身を持ち崩す者も多いという、米社会のひとつの側面に寄り添った映画です。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』:タイトルですが、軍隊用語で仲間が撃たれて倒れた時に「戦闘不能」を宣言する言葉なんですが、このお話では、お父さんと幼い息子の間で「愛してる」を意味する符丁として描かれる。そうなると、ほら、落ちは当然、そういうことになるわけで……(地獄。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の帰還』:きっつい話ですけど、それでもこうした兵隊さんの苦悩に、こうやってハリウッドは寄り添おうとしている。だからさぁ、日本も自衛隊のPKO任務とか、ちゃんと映画とかドラマにして、大衆娯楽として受け留めないとダメだって。右とか左とかの話以前にさ。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 1, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:この映画で触れておきたいのは、主人公が戦場で経験したある「事件」の描き方で、残虐行為とか戦友の死とかの単体の出来事ではなく、非常に複合的な出来事として描かれています。事象としても複合的だけど、倫理の軸も複雑に入り組んでいる。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:戦場で残虐行為をしました。だから私が悪い。/任務なんだから悪くない。……と、曲がりなりにも結論が出せればいいのだけど、兵士としての自分、戦友としての自分、夫としての自分、父親としての自分のそれぞれの倫理コードが衝突して、結論が出せない。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:結論が出せないまま、全方位から巨大なストレスを加えられ、魂が圧壊する……。複合圧壊(コンバインド・ブレイクス)っつーか。これまで「戦争映画」は数多あれど、そういう現象としてPTSDを描いた映画はこれがはじめてなのではないのかな。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017
『マン・ダウン 戦士の約束』:私たちはこれまで「兵士の苦悩」を、少し単純化して捉えてしまっていたのかもしれない。ハリウッドは「戦争映画」は進化しているのだなあ。彼らにその必要があるというのは、やはり悲しいことでもあるのだけど。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申し込み中 (@yoshitada_n) March 2, 2017
『誰よりも狙われた男』@新宿武蔵野館(14/10/22(wed)鑑賞)
フィリップ・シーモア・ホフマン、ラストの主演作!映画『誰よりも狙われた男』予告編
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本日の映画『誰よりも狙われた男』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。出遅れて最前列の端の席に(´Д` ) えー、そんなに皆、中年のおっさん主役の陰々滅々としたエスピオナージュ映画が観たいのか? ……そうか。俺も観たいので致し方ないw 一緒にル・カレ流の欧州スパイ地獄と洒落込もうか。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』観終わりました。ドイツ情報部の諜報部員が、同業組織としのぎを削りながら、アラブ過激派の情報を追う。善男善女を騙して、脅して、時に真摯に愛しながら、情報源達を操って精緻な作戦が完成せんとしたその時…というお話。 pic.twitter.com/IGIV3ONYca
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』:アクションはほとんどなく、小太りで髪も薄くなったおっさんたるフィリップ・シーモアが、苦虫を噛み締めるような顔で押し黙るか、罠に嵌めた情報源をモニター越しにニヤニヤ眺めるのを、ひたすら愛でる映画(爆 いや、酷い話なんだが、それ故に完成されたエスピオナージュ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』:この映画の前提情報として、実はドイツにはトルコ系移民によるアラブ系コミュニティがあって、911のテロもドイツ国内で計画されていたりします。なので、イスラム過激派のテロ情報を得んと、ドイツ国内だけでなく各国諜報機関が攻防を繰り広げている。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』:この映画でも、ドイツ国内各機関の連絡会議に、当たり前のようにCIAの代表がオブザーバーとして参加してたりする。主人公はCIAに作戦を潰された過去があって警戒心を露わにしながら、自国の内務省を牽制するのに協力を求めたり。かなり複雑な関係性です。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』:現実の米独関係は更に変化して、例のNSCの盗聴騒ぎもあって両国の諜報機関は険悪な関係に陥っているが、その要因の一端は、ドイツ国内での対イスラム諜報活動への温度差にあり、とする指摘もあるから穏やかではない。この映画は、現実の国際政治と密接に繋がっているのだ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』:勿論、この映画で描かれるイスラム過激派の「ハンブルグ・コネクション」は、やがてはイスラム国の問題まで繋がってくる。しかし、そうした過激派への情報の糸の末端を担うのは邪悪な悪人ではなく、ごくありふれた善意の人々だ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』:だから、騙して、脅して、糸を手繰り寄せる─ただ「世界平和のため」に。主人公はその危うさを知っているから、彼なりに「糸」を大事にし、愛しさえするのだけど、性急に結果を求めようとする者たちが、彼の周囲で蠢いている。ここで、この映画のタイトルの意味が活きてくる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『誰よりも狙われた男』:いやいや、現実の国際政治を照射する現代性、ひたすら苦い結末と、実に見事なエスピオナージュ映画でした。ストイックな「男の仕事」の映画でもあります。フィリップ・シーモアの遺作にして代表作と呼ぶに相応しい、見事なおっさん映画。おっさんであるからこそ、カッコイイ!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年10月22日
『吼えろ鉄拳』@東京国立近代美術館フィルムセンター(15/7/25(sat)鑑賞)
映画パンフレット 吼えろ鉄拳(1981作品) 発行所:東映(株)映像事業部(A4版) 監督: 鈴木則文 出演: 真田広之、志穂美悦子 ほか
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本日の映画1本目『吼えろ鉄拳』@東京国立近代美術館フィルムセンターに劇場入りしました。1981年公開の真田広之主演の格闘アクションもの。これ、TVか何かで、観たことあったっけな? どうしても80年代の邦画には点が辛くなりがちなんですが、さて。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』観終わりました。取って付けたような設定に、取って付けたようなストーリーと、取って付けたような芝居の映画という点では、昨夜の『ガンヘッド』と一緒なんだけどw、こっちは何故だか許せてしまうのは、回転数高くすべてを押し切ってゆく力尽くのこの勢いなんだろうな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:開始早々、香港の雑踏の中を追い詰められ、凶弾に斃れるスーツ姿の真田広之。転じてテキサス州の牧場(国内ロケっぽいがw)でカウボーイをしている主人公(真田広之)。そこへ父が倒れたとの報せが!慌てて駆けつけると、今際の際に父が主人公の出生の秘密を明かす。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:主人公は神戸の富豪の双子の息子のひとりで、幼い頃に義父に誘拐されて米国に連れてこられたのだと。しかし、その実の両親も飛行機事故で今は亡く、双子の兄弟も香港で失踪。美しい姉がひとり遺るのみだと。義父の死を看取った主人公は、ペットの猿を連れて神戸へ向かう。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:ここまでがアバンで、10分経ってないよね。その後、盲目の美女にして拳法の達人である姉(志穂美悦子)と再会し、失踪した双子の兄弟に代わって、支えとなることを誓う。ちなみにその間に、プールで女子達と戯れたり、おっぱいポロリがあったり、ブッチャーと戯れたりしてる(爆
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:そして、そこへ現れた叔父(成田三樹夫)は、姉弟を支援することを約束する。だが、成田三樹夫なのだからして、ラスボスであることはこの時点で約束されていたw それから20分と経たずに、秘密の隠し部屋で、ヒトラーの肖像画を背景に野望を語る成田三樹夫(爆 分かりやすい!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:この映画は一事が万事この調子で、安いネタ振りをしては引っ張らず裏切らず、さっさと回収し、次のシークエンスへ移行する。いろいろ突っ込みとか、疑問とか、落ちまで説明してないネタとか大量に残しつつ、ガンガン前へ前へと突き進む。『ガンヘッド』に足りなかったのは、これか!?
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:構成に無駄がない…というか、それを言えば、全編無駄のような気もするが(おい)、若い真田広之の瑞々しい肉体とアクションを魅せるためにこの映画はあるのであり、その辺りは終盤、単身香港に乗り込んで、あらゆる状況で真田広之が逃げ、あらゆる敵と真田広之が闘う展開で炸裂する。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:このノリはなんだっけなぁ、と首を傾げ、一時はアサイラム映画を思い浮かべたのだけど、アレです。東映戦隊ヒーローもののハイケイデンスな高速展開ですよ。途中でやられ役の下っ端怪人部隊みたいなのも出てくるしw 監督の鈴木則文が戦隊ものをやってたかどうか知らないけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『吼えろ鉄拳』:いや、順番で言うと逆か。鈴木則文のセンスを戦隊ヒーローものが継承してるってことか。そんなわけで、いろいろとっ散らかってるし、チープはチープなんだけど、世の中には像を救う格闘アクション映画もあるんだから、このくらい全然ありだよなー的な気には、観ててなりますw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『ガンヘッド』はダメで、『吼えろ鉄拳』はアリなのは何故なんだろう、と言うのは、割と、人が映画を観る歓びをどこに見出しているのか、という本質というか根源のようなものがそこにあるような気がする。……いや、自分なんかの感性をそんなに一般化していいものか、という問題もですな(爆
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) July 25, 2015
『恐怖女子高校 女暴力教室』@ラピュタ阿佐ヶ谷(17/02/11(鑑賞))
<東映55キャンペーン第13弾>恐怖女子高校 女暴力教室 [DVD]
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本日の映画2本目『恐怖女子高校 女暴力教室』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1972年公開。まぁ、その、東映のいつものアレ。それはそうと、受付の若い女の子に向かって、毎度この手のタイトルを口にしなければならないシステムは、新手のプレイなのか?<おい。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月11日
『恐怖女子高校 女暴力教室』観終わりました。暴力と性の乱れが吹き荒れる底辺女子高の女番長(スケバン)抗争劇。……まぁ、女子高を舞台にしてるだけで、やってることはいつもの東映ずべ公ファンタジーなんですが(^^;; この変な世界観がどこから来てるのか、興味が出て来たな。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月11日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:近隣の高校から掃きだめ扱いされている私立聖光女学院3年4組は、授業中はお喋りで騒然となるわ、早弁するわ、シンナー吸うわ、バイブで○○るわ、クラス崩壊状態。そんな学園(どうぶつえん)を仕切るのは女番長・中田みち子(杉本美樹)。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:そこへ転入して来たのが、転校生・尾野崎由紀(池玲子)。前の学校で「乱れ菊のおユキ」と呼ばれ恐れられた女番長と噂されるが、さっそく始まるみち子たちのリンチにも抵抗しない。そんな傷ついた彼女を気遣う優等生・洋子と親しくなる由紀。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:一方、みち子と対立する理事長の妾の娘・澄子は、由紀に目をつける。何か思うところのある由紀は澄子のグループに入ることを快諾するが、澄子とみち子の抗争からは冷ややかに距離をおく由紀だった。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:だが、3年4組の熱血担任・吉岡(成瀬正孝)を教室でリンチした挙句、婚約者でもある女教師を目の前で男たちに輪姦させるに及び、由紀は見兼ねて割って入る。仁義を切ってみち子にタイマンを申し出る由紀。みち子はそれを受ける。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:だがビーナスブリッジ上でのみち子と由紀のタイマンは引き分けに終わる。一方、由紀の親友となった洋子は、バイト先の高級クラブで理事長の息子・丈夫に手篭めにされるも、結婚の約束を真に受けていた。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:しかし、丈夫の進める医科大学設立に絡んで、市の有力者と寝るように強いられる。更に妊娠が発覚すると下ろすように命じ、それを拒否すると澄子たちのグループにリンチさせて流産させてしまう。傷ついた洋子は、由紀の目の前で学校の屋上から身を投げる。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:一方、澄子グループの売春を暴こうとした手下が逆に捕まったみち子たちは、いよいよ澄子たちとの最終決戦、河川敷での決闘に挑む。両勢力入り乱れながら、形成不利と見た澄子がナイフを出したその時、由紀の猟銃が轟然と火を吹いた……というお話。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:だいたいこのシリーズは、東映でヤクザ映画撮ってたオッサンどもが、当時の週刊誌なんかで見聞きした「乱れる十代の性」「リンチ」「不良女子グループの抗争」と言ったキーワードを、自分たちの馴染みのフィールドに引きつけて理解した妄想世界である。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:なので、いくら70年代だからといって、タイマン前に仁義切る女子高生やら、太ももに乱れ菊のイレズミ入れてベッドの上で男に啖呵切る女子高生がそうそういたとは思えないが(^^;;、まぁ、その辺ひっくるめた東映ずべ公ファンタジー世界ですな。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:「荒れる学園もの」というジャンルは、昔からあって、1955年にはエド・マクベイン(エヴァン・ハンター名義)脚本でアカデミー賞も獲った『暴力教室』があり、1976年には同名タイトルで松田優作、舘ひろし主演の映画を東映が撮ってます。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:76年のは、本作の男版、教師目線でエロ分減らしたような映画w 小説だと平井和正の短編小説『悪徳学園』が69年、それをベースにした長編『狼の紋章』刊行が71年、さらにその志垣太郎主演の映画が73年公開。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:まぁ、この時代のクリエイターは、「不良高校」というと、概ねこういうイメージを持っていた、という理解で間違いはないかと。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:これが80年代になると、イジメ問題とか校則の強化とかが前面に出てくるのかな。ここ最近の学園ものだと、イジメを入口にコミュニケーション問題に焦点がシフトして、バイオレンスというよりホラーとかミステリーになっちゃってる傾向にあるような。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:ま、とは言うものの。この映画に同時代の荒れる学生とか、教室運営に苦しむ教師とか、胸を痛める親御さんの心情に寄り添う意志なぞさらさらあろうはずもなくw、ゴシップ的な聞きかじりの不良女子あるあるネタを消費しているに過ぎない。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:おっぱいさえ見れればいいのだ(爆 と同時に、「おっぱいを見る」だけのために、言い訳(エクスキューズ)が必要だった時代、ということでもある。現代のエロ動画のような取ってつけたような「物語」でなく、それなりに作り込んだ「物語」が。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:この辺、ほんのちょっと前のエロゲー界隈とよく似ている。あれも「おっぱい」を拝むための「物語」がどんどん肥大化して、結局、ユーザーのライフスタイルで許容可能なプレイ時間と価格を突破して、破綻したのだったっけ。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:まぁ、市場は縮小壊滅しても、そこから派生した人材や技術まで生き絶えるわけではない。TYPE-M ○○Nが10年後もオタク相手に『Fate』で荒稼ぎしてるだなんて、当時、誰も思わなかったもんなぁ<伏字になってない(爆 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:話がズレた。こんなピンク路線の映画でも、欲望を欲望のまま繋ぎ合せてごろんと観客の目の前に転がすのではダメで、それが田舎芝居じみたチープで俗なものであろうと「物語」を必要とするというのは不思議な話です。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:今時のAVでも更に退化しつつも「物語」の形跡は残ってる。同時に、上映形態の変化に伴い、エロという目的により純化してゆくと、やっぱり「物語」は退化するのか、とか。そんなことを、池玲子や杉本美樹のおっぱい観ながら考えてました(爆 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
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