『超能力だよ全員集合!!』@神保町シアター(17/11/11(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『超能力だよ全員集合!!』@神保町シアターに劇場入りしました。1972年公開。松竹ラインのドリフ映画『全員集合シリーズ』の13作目。既に志村けん加入後になります。タイトル通りに超能力ネタでフィンガー5も出るとか……当時の流行が判りやすいですなぁ(^^;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』観終わりました。「超能力」とタイトルに銘打ってはいるものの、どうも制作サイドが「超能力」という概念をいまひとつ理解できてなかったらしく、とりあえず「占い」のことだろう、と(爆 結果、易者と新興宗教を巡るドタバタ・ギャグ話にw #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』:当時の流行りものだったので、ユリ・ゲラーの名前は出たものの、「サイコキネシス」とか「テレパシー」とかの超能力ワードは一切出てこず、それよりもっともらしい易姓占いの専門用語は出てくる、というw ジャンル用語が一般化する間隙の作品なのか。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』:とはいえ、松竹伝統の庶民派喜劇のフォーマットを土台に、シリーズも12作目を数える脂ののり様もあって、ドタバタ・コメディとしての安定度は、まあ半端ないですよ。ギャグねたは大体外さないし。後世の目線で見ると、志村けんを使いきれてない印象があるくらいで。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』:ちなみに正規の併映は『男はつらいよ』だった模様。(地方では、結構、いい加減に2本立て、3本立てにされてたようだけど) #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』:多分、「超能力」の文字に吊られてうっかり観に来た当時のリアル中2男子はコレジャナイ感に歯噛みしてたと思うけど、そもそも想定客層は『男はつらいよ』を観にくる客層と考えると、この程度の雑な流行語理解でちょうど良かったのかもしれない。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』:そこに限らず、基本フォーマットがしっかりしている分、ネタの放り込み方がかなり雑な印象はあって(^^;;、フィンガー5の出番は随分な力づくのぶっ込みようだし、ブルース・リーねたもとりあえず上半身裸の中国人暴れさせときゃいいだろう的な乱暴さだし(爆 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』:それでも、悔しいかな面白い。むしろこのいい加減なごった煮感こそ、ポップでスノッブで、いかにもドリフターズらしい。最後はわやくちゃに大暴れしている内に、悪は懲らしめられ、加藤茶をいじめてたいかりや長介が酷い目にあって大団円という、この安定感ですよw #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『超能力だよ全員集合!!』:とはいえ、ドリフ映画も数多く撮られてるだけあって、フォーマットも変遷してるんだよね。荒井注が抜けて、志村けんが入ってきたこれ以降の変化も大きいだろうし。この辺も、機会があれば、おいおい追いかけていきたいな、と。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月11日
『大冒険』@神保町シアター(17/10/29(sun)鑑賞)
本日の映画1本目『大冒険』@神保町シアターに劇場入りしました。1965年公開。クレイジーキャッツ結成10周年記念作品で、監督は『無責任シリーズ』でおなじみ古澤憲吾。国際贋札団を巡るドタバタなんだそうだけど、特技監督が円谷英二なんだよねw どんな話?(^^;; #fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年10月29日
『大冒険』観終わりました。クレイジーキャッツの愉快なアクション・コメディ…くらいに高を括ってたら、追いつ追われつの攻防の果てに、ナチス残党軍vs国際連合軍のガチンコの軍事衝突に発展し、核弾頭誘導弾の恐怖に世界が怯え、結婚式場のクレイジーの歌でめでたく終わる話(爆 #fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年10月29日
『大冒険』:いや、何言ってんだかよく判らんと思うけど、自分も一体、何を観せられたのか…(^^;; まぁ、『007』を植木等主演でやったお話と見て、おおむね間違ってはいないのだけど、それでこれだけテンポ良く、スケールの大きなアクション・コメディを邦画はやれたんだなぁ。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年10月29日
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『生まれかわった為五郎』@神保町シアター(17/11/09(thu)鑑賞)
本日の映画『生まれかわった為五郎』@神保町シアターに劇場入りしました。1972年公開。ハナ肇主演の『為五郎シリーズ』の第5弾。……いや、そんなシリーズがあったこと自体、初耳なんですが(^^;; ギャグ一発でシリーズ映画立ち上げちゃう時代だったんですなぁ。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』観終わりました。……また変な映画観たなぁ(^^;; 一応、庶民派コメディの上っ面はしてるのだけど、話の舞台は、高度成長期日本の収奪の最前線たる、建設中の鹿島工業団地で、『ザ・ゴキブリ』で渡哲也がバイオレンス刑事やってたような土地ですよ(爆 #fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』:土地はズタズタに引き裂かれ、女たちはキャバレーのホステスとして、男たちは工事現場の労務者として、地元暴力団によって徹底的に収奪される。そしてその土地は、特攻隊の出撃基地があったという「暴力の地層」があり、地面を掘り返せば拳銃が出てくる。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』:そういう世界にぬるっと流れついた口入屋の為五郎(ハナ肇)。ヤクザ達から男たち女たちを取り戻し(一晩だけだけどな)、簀巻にされて一度死にかけ、ヤクザにひと泡吹かせて去ってゆく……いや、そこだけ取るとハードボイルドそのものなんだけどw #fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』:明白な殺人は作中では行われない(「お婆ちゃんがショックで死んじゃった」てのはあるが)し、バイオレンスな残酷描写は慎重に避けられてるので、松竹得意の庶民派コメディを装ってるけど、絶対判ってやってるよなぁ、これ(^^;; #fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』:話の作りもアナーキーで、妻子あるセールスマン(財津一郎)が、成績不良で鬱入ってるとこを為五郎のペースに巻き込まれて、お触りキャバ嬢のシカ子(緑魔子)に引き合わされ、あれよあれよという間に、彼女の実家の鹿島まで連れて来られるという(爆 #fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』:今の邦画でこの手の話だと、サラリーマンの疲弊した精神が、物語やロマンスを通じて癒されて再生し、最後は家族の元へと帰還するものだけど、そのまま為五郎同様の漂泊者となって都会の喧騒に消えてゆく。えー、そんな落ち?(^^;; #fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』:社会人が蒸発すること、失踪することを、「そうしたくなる時もあるさ」くらいに屈託なく肯定する。「残された家族が心配してる」「今頃どうしてるだろう」とか、一欠片も出てこないので、いっそ清々しい(爆 まぁ、でも今時の異世界転生ものもこんな感じか。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
『生まれかわった為五郎』:ちょっと調べるとシリーズ第5弾で、これが最終作。しかも本作だけ監督が違うようなので、シリーズ全編この調子でやってたのかは知らないけど。また何だか異質な映画を観ちゃったなぁ、どうこれを消化したものか、と考えながら劇場を後にしたのでした。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) 2017年11月9日
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『ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険』@神保町シアター(17/10/29(sun)鑑賞)
引き続き本日の映画2本目『ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険』@神保町シアターに劇場入りしました。1968年公開。こちらはドリフターズ映画の第3弾。こっちもドタバタ喜劇みたいですが、さて。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) October 29, 2017
『ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険』観終わりました。学生運動から、ボディペイントやら、アングラ演劇まで、若者サブカルねたをひと通りいっちょ噛みしたものの、ぱっとしないドリフターズ。ここは一発、気球で太平洋横断して有名になろう、とぶち上げるのだが…というお話。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) October 29, 2017
『ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険』:まぁ、結構、勢いで突っ走ってるので、ストーリーには色々粗があるのだけど、ドリフターズがアナーキーにはっちゃけるのが魅力の映画なので、これはこれで。ただこれもキャラクター映画の割に、意外と絵面のスケール大きいんだよね。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) October 29, 2017
『ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険』:クライマックスでは本当に気球も飛ばすし、自衛隊は戦車と大砲で攻めてくるし(あれ?(^^;;)、80年代以降の僕らの知ってる「TVの人気者映画」よりちゃんとお金が掛かってる。映画としてのリッチ感がちゃんとあるというか。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) October 29, 2017
『ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険』:ちなみにナベプロ映画としては、コント55号がちょい役で出てきてアナーキーに場を掻っさらっていったり、小松政夫が学生運動のリーダー役だったり、その辺りも面白い。でもその面白さが理解できるのは、ウチら50手前の世代までかな。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) October 29, 2017
『ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険』:ドリフ映画では、本編終了後にラストでひとネタやるのがお約束なのだけど、今回は40年後の老人ドリフねた。ヨボヨボになっても相変わらず、てネタだったけど、もうフルメンバー揃わない今となっては、ちょっと切ない落ちでした。#fr17_n
— 義忠@冬コミ3日目(日)東ぬ09a (@yoshitada_n) October 29, 2017
『ドローン・オブ・クライム』@シネマート新宿(17/11/03(fri)鑑賞)
本日の映画3本目『ドローン・オブ・クライム』@シネマート新宿に劇場入りしました。CIAのドローン操縦士に謎のパキスタン人が接触し……というカナダ映画だそうですが、さて。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月3日
『ドローン・オブ・クライム』観終わりました。食卓を挟んでの殺した側と殺された側の対話。序盤にドローンの空爆シーンはあるものの、基本は平均的な米市民のファミリー・ドラマで、そこにドローンで殺された側からの使者が訪れる。まぁ、市民社会の欺瞞が暴かれる話とも言えるかな。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月3日
『ドローン・オブ・クライム』:ただ主人公は初めから気持ち的には負けてて、「殺す側の論理」に固執するわけではないし、「殺される側」もあくまで付随被害(コラテラル・ダメージ)を非難しにきてるだけで、「ドローンでの殺人」そのものについて攻めてるわけではない。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月3日
『ドローン・オブ・クライム』:その意味で、価値観の激突という面でやや喰い足りなさを感じるものの、まぁ、でも当事者としてこういう映画を撮ろうとするだけ立派(カナダ映画だけど)。こういう作品を積み重ねながら、彼らは問題の核心へと徐々に向き合ってゆくんだろうね。#fr17_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月3日
『やればやれるぜ全員集合!!』@神保町シアター(17/11/4(sat)鑑賞)
引き続き、本日の映画3本目『やればやれるぜ全員集合!!』@神保町シアターに劇場入りしました。1968年公開。ドリフターズの『全員集合シリーズ』は東宝と松竹でそれぞれ作られてるのだけど、こちらは松竹版のシリーズ第2弾だそうですが、さて。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月4日
『やればやれるぜ全員集合!!』観終わりました。ひと旗上げようと福島から上京したものの、物の見事にぱっとしないドリフターズ。めでたく全員失業の憂き目となり、一念発起で力を合わせてヘルス・センターで働いて、100万円の起業資金を手にするが……というお話。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月4日
『やればやれるぜ全員集合!!』:ギャグめかしてるが、貧乏描写が骨身に染みるレベルできつい(爆 この辺の描写はクレイジーの映画にはなかった……というか、東宝ドリフでもあまり見た記憶がないので、松竹のカラーか。まぁ、でもクレイジーで貧乏って印象がそもそもないかな。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月4日
『やればやれるぜ全員集合!!』:お話的には、港湾労働者をしている長さんと加藤茶が想いを寄せる、移動料理屋の娘さんと借金をタテに結婚しようとする社長をやり込めるという縦軸があって、気がつけば生活のすべてがその社長の資本下にあるという判りやす……資本主義批判な構造w #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月4日
『やればやれるぜ全員集合!!』:いや、その社長の国籍が第三国人(婉曲的表現)で、だからってアフリカ行きの木箱に梱包して船に載せる、というのは、ギャグにしても遠慮がない(死ぬよ)。そこで終わるかと思ったら、そこからさらに二転三転するのは、ちょっと意表を突かれたけど。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月4日
『やればやれるぜ全員集合!!』:「サラリーマンになら、なれて当たり前」だったクレイジーキャッツより、ドリフターズは「何者にもなれない半端者集団」感が強い。トントン拍子で就職とか出世とかしないし。この辺、同じ60年代でも時代が移りつつあったということなのかもしれない。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月4日
『やればやれるぜ全員集合!!』:あとラストは、ヒロインの結婚を祝ってドリフターズが演奏するのだけど、言われてみれば、ドリフってブラス系なかったんだっけね。加藤茶がドラム、荒井注がキーボード担当で、残りでギターとベース弾いてたけど、その辺の編成もビートルズ以降世代か。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月4日
『彼女がその名を知らない鳥たち』@新宿バルト9(17/11/01(wed)鑑賞)
https://www.netflix.com/title/80211276
映画「彼女がその名を知らない鳥たち」オリジナル・サウンドトラック
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本日の映画『彼女がその名を知らない鳥たち』@新宿バルト9に劇場入りしました。沼田まほかるのミステリー小説の映画化作品。『凶悪』白石和彌監督。意外とやってる劇場少ないんだよね…。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月1日
『彼女がその名を知らない鳥たち』観終わりました。「君を守る」と誓った男に、「守られ」続けていた女。まぁ、男が彼女の「何を」守っていたかがミソでね……。それはさておき、これも地獄絵図な話なんだけど、邦画だと何でこれが「ちょっとイイ話」っぽい落ちになるんだ…(^^;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月1日
『彼女がその名を知らない鳥たち』:同じ原作者の『ユリゴコロ』もシリアルキラーものの地獄絵図なんだけど、家族ができて浄化する(家族のためなら殺しは続けるが)という不思議な話の落とし方をしてて、罪のどん底で再生と浄化の可能性を許すのは、邦画くらいでしか見ない気がする。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月1日
『彼女がその名を知らない鳥たち』:いや、「甘さ」というのとはちょっと違うんだよね。「罪」は「罪」として否定はしてないし。ただ韓国映画なら「罪」とともに奈落の底まで堕ちてゆくのを見届けるだろうし、邦画でも60年代くらいなら、ばっさり視界から突き放して終わってたろう。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月1日
※日を改めて、仕切り直し。
『彼女がその名を知らない鳥たち』:先日観た映画の補足。あの落ちを「無償の愛」の話と取るのはちょっと微妙で、あれは「騎士(ナイト)願望をやりきった男」の話なのであって、あれはあれで男の欲望の歪んだ一形態だよなーと。それを女性の側が感謝するかどうかは、また別の話だけど。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月3日
『彼女がその名を知らない鳥たち』:女性向けコンテンツで、「ヒロインを全力で支えながら、何も見返りを求めない無償の男」像は、洋の東西古今を問わず見受けられる話はよくしているけど、男の側にも呼応する願望がないとは言い切れなくてな(^^;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月3日
『彼女がその名を知らない鳥たち』:不毛な関係性だけど、幸せって言う。男から見たらそういう女と出逢ってしまったら、後は破滅するしかない。でも、己の生に「意味」は与えられる。きっとそれは至上の幸福に包まれての破滅となることを考えると、本当に怖い映画ですよ、この映画は。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年11月3日
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