『ピッチ・パーフェクト』@新宿シネマカリテ(15/06/10(wed)鑑賞)
Netflix | ピッチ・パーフェクト
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ピッチ・パーフェクト-オリジナル・サウンドトラック(完全盤)
- アーティスト: サントラ,イェーセイヤー,バーデン・ベラーズ,ジ・アウトフィット,ソッカペラズ,トレブルメーカーズ,フットノーツ,ハイ・ハイズ,アナ・ケンドリック,フラバフーズ,マーティン・ソルヴェグ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2015/05/27
- メディア: CD
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【映画パンフレット】ピッチ・パーフェクト 監督 ジェイソン・ムーア キャスト アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン
- 出版社/メーカー: 武蔵野エンタテインメント
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本日の映画『ピッチ・パーフェクト』@新宿シネマカリテに劇場入りしました。週末に『ラブライブ!』を観に行くので、その予習(?)として。昨日に引き続きガーリー映画特集でもあるかな(^^)
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『ピッチ・パーフェクト』観終わりました。大学アカペラ選手権に挑む、ボンクラ女性アカペラチームのお話。隙あらば歌い出す、本当に歌うことが大好きなんだと伝わってくる青春音楽映画。あと下ネタなー(^^;; 隙あらば下ネタ突っ込んでくるので、きっと歌と同じくらい大好きなんだろう、と(爆
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『ピッチ・パーフェクト』:大学アカペラ選手権の決勝戦、全米生中継の中、伝統ある女子アカペラ部のボーカルが緊張で舞台上からゲ◯吐いて台無しにした翌年──悪評が知れ渡って、変な、もとい個性的な新入部員ばかり入ってきたアカペラ部。汚名挽回に意気込む部長は、伝統に固執して空回り気味。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『ピッチ・パーフェクト』:一方、DJ志望なのに大学教員の父親に命じられてしぶしぶ大学に入学したヒロインは、「どこでもいいから、入部しろ」と言われて、誘われるままに入部。ライバルの男子アカペラ部の男の子と仲良くなったりしつつの部活ライフだったが、伝統に固執する部長とぶつかることに。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『ピッチ・パーフェクト』:全員ボンクラで、ダメなところだらけの部員たちが、欠点を個性に変えて、絆を深めてチームとして成長してゆくお話。まぁ、学園青春ものとしてはベタで手堅い作りなんですが、やはり売りは見事なアカペラのパフォーマンス。歌が上手いだけでなく、アレンジもダイナミック。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『ピッチ・パーフェクト』:これと比べると、日本のアイドル・アニメの歌パートは、よくは出来てても独立したMVみたいで、もっとドラマに絡ませてもいいよなぁ、とか思ったり、可愛い女の子だけでチーム構成してると、やはりドラマの間口が狭くなっちゃうなぁ、とか思いながら観てました。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『ピッチ・パーフェクト』:それと「歌うことが好き」とかの次元を越えて、歌や音楽が自然に生活とともにある文化やコミュニティーのお話でもあって、このレベルまで日本のアイドルものがやれてるだろうか、とか考えちゃいました。そこまで行くと、アイドルの「可愛いらしさ」が邪魔になるんだよね。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『ピッチ・パーフェクト』:その意味で言うと、音楽映画ではあっても、やはりアイドル映画ではないので、単純に比較することに意味はないのかもしれないけど。比べるなら『マエストロ』みたいな、音楽映画どうしであるべきなのかも。ともあれ、大変に楽しい音楽映画でした。近日公開の続編も楽しみ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年6月10日
『野獣を消せ』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/02/07(wed)鑑賞)
本日の映画『野獣を消せ』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1969年公開。渡哲也主演の後期日活アクション。プロハンター(猟師?)渡哲也が、妹を死に追いやった愚連隊をライフルで狩るお話だそうで。……チャールズ・ブロンソンの『狼よさらば』を彷彿とさせるけど、あちらは1974年か。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』観終わりました。最愛の妹を殺されたプロハンター渡哲也の復讐譚……だったと思うのだが、どうも話が進む内に、仇の藤竜也率いる愚連隊の方に感情移入し始めて、結局、渡哲也は無軌道な若者たちの自滅話の落ち要員と化す話(爆 何でこうなった?(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』:まぁ、そもそもを言うなら、渡哲也の「プロハンター」という概念が、話の筋やら設定やらと馴染んでいない。所沢近郊の米軍基地周辺の都市部外縁地区の話なので、アラスカで身につけたハンターの技能の出る幕は薄い。結局、渡哲也にライフル持たせる理由にしたいだけなのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』:直近の『ゴールデンカムイ』なんかを例に引くまでもなく、猟師ネタは掘り下げればいくらでも旨味のあるネタなので、アラスカで活躍してた「プロハンター」という設定はもっと活かしようがあったと思うんだけどな。まぁ、そこは深掘りされることなく、流されてくわけですが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』:それに対して、藤竜也率いる愚連隊の皆さん。サブリーダーが川地民夫で、下っ端に主題歌も歌う尾藤イサオもいるという濃い面子w バイクやジープを乗り廻し、米兵からの横流し品で稼ぎ、行きずりの少女をレイプ。拉致した少女が政治家の娘と知れば、即座に誘拐に切り替える。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』:まぁ、そんなクズで外道な方々なんですが…何か、楽しそうなんだよね(^^;; こいつらこれで、身内裏切らないし、「俺たち、ここ以外に行くとこないんだ」「最後まで一緒だぜ!」とか言い出すしぃ(爆 居場所がなくて、無軌道に暴走して破滅してゆく若者たちって印象で…あれ? #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』:結局、渡哲也の復讐譚がやりたいのか、愚連隊の自滅話をやりたいのかどっちつかずで、整理がついてない印象だけが残る映画。……だったんですけど、実は藤竜也率いる愚連隊のイメージは、その後、時を措かず日活末期のヒットシリーズ『野良猫ロック』シリーズに繋がってゆく。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』:で、更にそのヒットを観た東映が、例によって見よう見まねで撮ってみたら、似ても似つかない別物と化した、みんな大好き『女番長』シリーズになっていったかと思うと胸熱でありますな。そう考えてみると、邦画の意外と分岐点となった作品と言えるかも知れないですな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『野獣を消せ』:あと、せっかくなので、劇場で撮影してきたポスターと当時の宣伝用コピーの画像を添付しました。しかし、「気でも狂ったのか渡哲也!」て……(^^;; #fr18_n pic.twitter.com/c5Xof1rrU6
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月7日
『寄生侵略 PARASITE WAR』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/02/06(tue)鑑賞)
元hkt48多田愛佳がガンアクションに初挑戦、sfサスペンス「寄生侵略」公開(動画あり / コメントあり) - 映画ナタリー
本日の映画『寄生侵略 PARASITE WAR』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。邦画の(多分、低予算な)侵略SFもの、だそうで。……いや、例によって、事前情報はそんな感じ(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月6日
『寄生侵略 PARASITE WAR』観終わりました。病院に逃げ込んだパラサイト系異星体。病院内に取り残された医師や患者の5人の内、誰かに寄生しているようなのだが…というシチュエーション限定の侵略SF。低予算で諸々制約だらけなことに非常に自覚的に撮られた映画で、そこのガッツは評価したい。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月6日
『寄生侵略 PARASITE WAR』:そんなわけで、どうしたって観てて辛かったり、安さを感じずにはいられない部分もあるのだけど、そこを何で埋めるのかが作り手の腕の見せどころ。この映画では人狼ゲーム的な駆け引きで、それを埋めようとしています。ほほう。日本の今の想像力だとこうくるか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月6日
『寄生侵略 PARASITE WAR』:その試みは是とした上で、それならそれで、早い段階でこの物語で繰り広げられるゲームのルールを示してくれた方が良かったかな。一応、冒頭で敵とのバトルがあるのだけど、今いちどんなバトルだったのかよく判らない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月6日
『寄生侵略 PARASITE WAR』:というか、政府のエイリアン・ハンターであるはずの主人公側が、どんな敵を相手にしているのか、よく判ってないんじゃないか、という節が……(^^;; この辺、もうちょっと考証煮詰めてプロフェッショナル感が出せれば、お金をかけずに描写が締まるのになぁ、と。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月6日
『寄生侵略 PARASITE WAR』:そりゃあ突っ込みたい箇所は、まだまだありますけど(^^;;、コミュニケーション・ゲーム的な駆け引きを芯に置くこの映画のアプローチは、ブラッシュアップしてけば可能性がありそうなので、これはこれで引き続き挑戦していって欲しいですね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月6日
『警視庁物語 聞き込み』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/02/04(sun)鑑賞)
本日の映画1本目『警視庁物語 聞き込み』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1960年公開。シリーズ第14作目。先週観た『血液型の秘密』と同時公開だったようです。今回は多摩川に浮かぶ中年男の屍体発見から始まって、犯人がなかなかの難敵なようで……さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月4日
『警視庁物語 聞き込み』観終わりました。今回はひとり暮らしの老人を殺して土地を奪う犯人が相手。行方不明の弟を心配して相談にきた老女の目の前で、「これは殺しくさいですな」「身元不明遺体を当たってくれ」とか囁く、相変わらず親切で無神経な捜査7係の刑事たち(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月4日
『警視庁物語 聞き込み』:他にも聞き込み先で捜査情報を洩らしまくってる気もするのだが、まぁ、さすがにこの辺は演出の都合かな。内話モノローグなしで観客に情報を提示するには、刑事たちの会話が一番だし、いちいち席を外してカットを切り替えすのもテンポ削ぐし。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月4日
『警視庁物語 聞き込み』:だから目の前にいても、刑事以外は会話を聞いてないという「体」で、観客もそのお約束を受け入れていた。現代の観客がそれを見て苦笑してしまうのは、その「お約束」を共有してないから。でもどの辺で、こういう演出のモードが切り替わったんでしょうね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月4日
『警視庁物語 聞き込み』:で、本編は、当時の市井の不動産取引事情など描きつつ、例によってさくさくと犯人を突きとめて終了。しかし、権利書と実印持ってきたら、存在しもしない架空の「息子」でも取引成立するってのも酷いな。今でもそうなんでしょうか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月4日
『フューリアス 双剣の戦士』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/02/03(sat)鑑賞)
本日の映画3本目『フューリアス 双剣の戦士』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。これもロシア映画で、なんか13世紀に侵攻してきたモンゴル軍の大軍勢相手にひとりで切り込んだ二刀の剣士のお話だそうで。ロシア映画も、こういうエンタメ色の強い映画が増えてきましたねぇ。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』観終わりました。モンゴル兵の大軍に単身斬り込んだ…つーか、小兵で立て籠もってた丘の上の陣地が壊滅して、最後に指揮官が敵陣に斬り込んでロシア兵の心意気を示し、後の民族反抗の先駆けとなった将のお話。ロシア映画なので、やはり負け戦の話になるのか(^^;; #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:主人公は少年の頃にモンゴル兵部隊との戦闘に参加して、その際に負ったPTSDにより、夜毎その戦闘の悪夢にうなされ、朝目覚めると一時的に記憶が戦闘直後に戻ってしまう。それが彼の戦う動機であり、モンゴル軍の集団戦闘術を積極的に取り入れる動機となっている。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:で、中盤辺りで祖国である公国の都を攻め滅ぼされ、主君と自身の妻子も殺されてしまう。それでも、完全に焼け炭と化した都のそこかしこから、そこそこの数の生き残りの住民が出てくる辺り、ロシア民衆のタフさを物語っているのだけど。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:後は、ゲリラ戦を周辺諸侯を糾合しての反攻作戦も、諸侯からあっさり増援を断られて断念。やむなく生き残り住民の脱出の時間を稼ぐため、主人公はわずかな兵を率い、悲壮な決意でモンゴル軍の進路に立ちはだかる……これで上がるのか、ロシア人(^^;; #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:「ロシア」という概念が生まれる以前、むしろ各地に割拠する諸侯が連携することなく強大なモンゴル軍の前に各個撃破されていた時代のお話で、むしろこの映画の主人公のような連中が無数にいて、その存在が徐々に「ロシア」を形作りつつあった時代ですね。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:それを今、こういう形で映画化するのは、ロシア国内の愛国主義的な空気を反映しているのかな。それなら勝った話にすればいいのにとも思うのだけど(^^;;、負け戦の悔しさとか悲劇性がないと感情移入しづらいのかしら。面倒な人たちですな。日本人も大概だけど。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:後は作中のモンゴル軍や将軍の描き方なんですが(^^;; 一応、東洋系の役者を配役しているものの、お前らモンゴルと中国の区別付いてないだろ!(爆 ……まぁ、中国って言っても、清朝っぽいデザインだったからぎりぎり有りなのか(清朝は北方民族扱いですし) #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:あんな雪しかない土地で、万余の兵馬を喰わせる兵站はどうしてるんだとか、そもそもあんな土地に冬場に兵を出す戦略的な理由はなんだろう……とかの話は一切語られないので、とりあえずこの作品では、理解不能な侵略者という記号扱いでいいかと。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:地を埋め尽くす兵団とか、無数の投石機から城塞内部に火炎弾が投射されて、あっという間に都が攻め滅ぼされる下りとか、この辺はロシア人の抱く「外敵」への恐怖イメージの投影なのか。モンゴル軍側の動機に言及がないのは、そこの問題じゃないってことか。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『フューリアス 双剣の戦士』:映画、あるいは物語は、欲望の表出で、その「欲望」には「不安」や「恐怖」も含まれる。その意味でロシア人の「外敵」「侵略者」の原イメージが、この映画でのモンゴル軍なんだろうな、と。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月4日
『フューリアス 双剣の戦士』:と同時に、集団戦法や火力投射の重要性を、骨身に染みて叩き込まれたことが、今のロシア軍のドクトリンの基層を為している。その辺の国民性に触れる映画ですかね。まぁ、当時のモンゴル軍について真面目に知りたい人は、別途史料を当たっていただくとして(-o-;; #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月4日
『サリュート7』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/02/03(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『サリュート7』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。80年代の実際の宇宙事故からの生還を描いたロシアの宇宙開発映画。なんか、最近のロシア映画は、CGで何でも表現できるようになったのを、実に楽しげに享受してて、観てる側も嬉しくなる勢いがあるよね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』観終わりました。本編の8割くらいは衛星軌道上!(爆 漂流する宇宙ステーション復旧のために送り込まれた宇宙飛行士2人。極限状況下での作業と絶体絶命の危機を越えて、2人は帰還できるのか? ……いやぁ、旧ソ連宇宙開発史に疎いんで、落ちを知らない分、楽しめました(^^) #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:基本的な物語構造は、『アポロ13』型の米国の宇宙事故ものと同じなんだけど、それだけに国民性とか意思決定メカニズムの違いが確認できて面白い。微小隕石かデブリの直撃で全機能喪失に陥った宇宙ステーション「サリュート7」。早速、米国が回収の姿勢を示す。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:「いいから撃墜しちまおうぜ」という共産党中枢と軍部に対し、宇宙局長官は宇宙飛行士を送り込んでステーションの復旧を主張する。しかし、複雑にスピンするステーションに、手動操縦出軌道船をドッキングできるのは、勤務資格喪失中のベテラン飛行士のみ! #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:ソ連中の宇宙飛行士がシミュレーションで失敗していたこの難任務を、主人公が見事成功させるまでが、手に汗握る展開なのだけど、それもまだ序盤の山場。ドッキング成功後も、次々に発生するピンチを、地上の管制チームと連携しながら乗り越えてゆく。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:……いや、どうも後半は他の宇宙事故のエピソードから持ってきてるらしいんだけど(^^;; 意外と面白いのは、党中央と軍部から無理筋のプレッシャーを受けながら、管制チームがあくまで科学合理的に対応を検討し、のるかそるかの決め所は現場の暴走で乗り切るという(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:実際の旧ソ連宇宙開発での事故対応がどうだったかは裏取ってないので何とも言えないけど、少なくともこの映画では、現場の独断専行を是として描いていて、それを責める描写はない。旧ソ連(あるいは現ロシア)の危機対応の理想像って、本来こういうのなんですかね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:宇宙飛行士たちがピンチな状況下で軽口を叩いていたり、私たちが抱きがちな旧ソ連人感とのズレも見どころのひとつ。考えれば当たり前だけど、究極の極限環境である宇宙開発の現場で働く人たちの価値観に、西側も東側もないよね。まぁ、問題はその外側にあるわけだけど……。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:あとはやっぱり、宇宙開発ものだけに、地球や宇宙空間を背景に描かれる軌道上の描写のスケール感や美しさ。自分は昨今の邦画を基本的に好感を持って観ているのだけど、こういう「誰も見たことのない絵面を見せたい」欲求を最初から諦めてるんじゃないかというのが残念でね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:アニメでは、結構、頑張ってると思うのだけど、CGで色々やれるようになったのは、邦画もロシア映画もインド映画も一緒なんだから、邦画の実写も宇宙開発ものとか宇宙艦隊戦とか、やればいいのに。日本の映画屋は宇宙とか興味ないんですかねー(-o-;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『サリュート7』:それはそれとして。がっつり全編、旧ソ連宇宙開発漬けという、筋ものにはたまらない映画です(^^) 上映館も上映回数も限られてる映画ですが、実写で見たかった絵面、見たことないシーンが詰まってて、落ちを知らないので最後までハラハラできるw、非常に面白い映画でした。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) February 3, 2018
『羊の木』@TOHOシネマズ渋谷(18/02/03(sat)鑑賞)
Netflix | 羊の木
https://www.netflix.com/title/81070893
本日の映画1本目『羊の木』@TOHOシネマズ渋谷に劇場入りしました。山上たつひこ×いがらしみきお原作コミックを『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八が監督。刑務所改革の一環として、過疎地の自治体で殺人を犯した受刑者を引き取ることになり……というお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『羊の木』観終わりました。寂れた港町に殺人犯6人…とはいえ、一応、刑期を務め上げてからの再就職先という扱いらしく、また6人の事情もそれぞれ。それが地域コミュニティの中で、真人間に再生する奴もいれば、しない奴もいる。エクストリームな展開を期待してるとちょっと肩透かしくらう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『羊の木』:なんかの拍子に人を殺しちゃっただけの奴もいれば、職業的にどっぷり裏稼業体質もいるし、純粋に殺人という行為にまったく抵抗のないやつもいる。そこは蓋を開けてみないと判らない話だし、殺人犯であろうとなかろうと「他者」とは元々、そういうもの。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
『羊の木』:そんな「他者」の6人が、地域コミュニティに送り込まれて、「解毒」されたりされなかったり、という話なのかな。まぁ、過疎化対策として、案外、ありそうな話ではあるけど、この映画みたく、多少適応できない奴も出てくるリスクを自治体がおおやけに受け入れるのは難しかろう…。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月3日
桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: Blu-ray
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