『竜馬暗殺』@神保町シアター(16/06/22(fri)鑑賞)
本日の映画『龍馬暗殺』@神保町シアターに劇場入りしました。1974年公開。原田芳雄、石橋蓮司、桃井かおり、松田優作……と当時の若手芸達者役者陣をずらりと揃え、龍馬暗殺までの3日間を描くATG映画。タイトルだけは知ってましたが、意外と観てない作品でしたので。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月22日
『竜馬暗殺』観終わりました。原田芳雄の坂本竜馬、石橋蓮司の中岡慎太郎に、竜馬を狙ってるのにいつのまにかつるんでしまってる薩摩の刺客が松田優作。この三人が女装して京の往来を並んで歩くシーンのインパクトもなかなかのものだったけど、キモは竜馬×中岡のBL的な関係性かなぁ。<えー。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月22日
『竜馬暗殺』:いや、だって若い頃の石橋蓮司が顔の細いイケメンで(^^;;、竜馬とは幼馴染で親友で、戦友で盟友で、恋敵で政敵で、互いに時々(日に一回くらいw)ガチで斬ろうとし合って、最後は一緒に刺客に襲われて大往生、と。これがBLかどうかはともかく、こんな濃い関係性はそうそうない。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月22日
『竜馬暗殺』:時期的には大政奉還後、徳川慶喜が「幕府(政権)放棄したんだから、新政権寄越せ」という政治的詐術で圧し通そうとしているのを、薩長が武力革命でひっくり返そうとする前夜。竜馬はその動きを挫こうとするような動きをして、薩摩や中岡率いる陸援隊からも命を狙われている。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月22日
『竜馬暗殺』:しかし、竜馬が死の間際にたどり着いたある「秘策」とは…?と言うのが、もうひとつのキモ。まぁ、あくまでこの映画の創作なんでしょうけど、聞けば「そりゃあ、あんた、殺されるわ」という(^^;; でも、無茶だが男ならその夢に自分も加わりたいと思わせる、竜馬らしい「秘策」。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月22日
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『助太刀屋助六』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/06/30(sat)鑑賞)
真田広之 Hiroyuki Sanada 映画「助太刀屋助六」予告
本日の映画2本目『助太刀屋助六』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。2002年公開。真田広之主演、岡本喜八監督。仇討ちの助太刀を稼業とする助六だが、ひょんなことから仇討ちされる方の武士の助太刀をすることに。しかもそれは、幼い頃に生き別れた父親であるようで…というお話とか。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『助太刀屋助六』観終わりました。宿場町の仇討ちの一日、朝から日没までのお話。助太刀を稼業とする助六が、双方から助太刀を断られまくった挙句、討たれて死んだ武士が自分の父親と知り…というお話。落語みたいな飄々とした語り口のまま、途中からマンハントものになり、さっぱりと終わるw #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『助太刀屋助六』:助六の父親が討たれた仇討ちには、関八州見廻りの汚職にまつわる謀略が背後にある……っぽいのだが、別にそこを深掘りするわけでもなく(^^;;、父親と死んだ母親の馴れ初め話とかもなく、「まぁ、なんかあったんだろ」くらいのネタ振りでさっぱりと進んでゆくのねw #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『助太刀屋助六』:この映画、岡本喜八自身が別ペンネームで書いた小説が原作なのだけど、世界観とか設定を作り込むタイプの作家だと、どうしてもそれを語りたい欲求ってあるわけですよ。でもそれをやっちゃうとテンポとか軽みが失われたることもあり、そこを抑制するのが大人の演出。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『助太刀屋助六』:この映画の場合、岡本喜八自身が撮り続けてきた西部劇と時代劇、加えて落語の軽妙洒脱なテンポの融合を、そう肩肘張らずに仕上げみよう、という名伯楽があえて創ってみせた小品のようで、観終えた後のさっぱりとした口当たりにこそ、唸らされるというか。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『助太刀屋助六』:それと音楽。時代劇映画を撮り倒してきた岡本喜八だけに、演出に危なげはまったくないのだけど、そこに山下洋輔のモダンな劇盤がつくと、映画のグレードがひとつ引き上げられたような印象がありました。いや、劇盤の効果って凄いね。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『助太刀屋助六』:その他、面白いと思ったのが、劇中の「非日常の日常化」の部分で、仇討ちという非日常を「仕事」として処理しようとする役人たちの言動とか、仇討ちが終わったらそばの居酒屋で打ち上げとか(草野球の試合後か(^^;;)、こういう非日常のブレイクダウンっていいねw #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『助太刀屋助六』:そんなわけで、大変面白かったんですけど、創り手の語りたい欲望と、物語が成立する必要最小限の在り様とか考えさせられる映画でした。いやあ、自分なんか、まだまだ欲にまみれた話しか書けてませんわ。まぁ、その辺の脂身が無さすぎるのも、それはそれで、て話だけど。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) June 30, 2018
『青春の殺人者』@神保町シアター(18/06/28(thu)鑑賞)
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本日の映画『青春の殺人者』@神保町シアターに劇場入りしました。1976年公開。水谷豊のデビュー作で、実際にあった両親殺害事件の犯人の青年のお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』観終わりました。子供の欲望さえ先廻りして与えてくる戦中派の両親を殺さなければ前に進めなかった青年。だが、殺したくらいで、両親の「引力」から逃げられるはずもなく……と文字通り「親殺し」にのたうち廻る戦後世代の青年のお話。原作は中上健次なんですな。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』:全然違う作品と繋げるのもアレだけど、先日観た『江分利満氏の優雅な生活』に出てきた息子の世代の話ですね。あちらで戦中派の江分利満氏は、「この子が徴兵なんかされない世の中にしなくては」「この子には幸せになって欲しい」と、切実な想いで繰り返してたけど。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』:それを言われる側として、圧倒的な人生経験に裏打ちされたそうした「正解」を押し付けられて、反発しようにも「正解」過ぎて反論できない子供としては、「この親を殺さなければ前に進めない」という苦しさがあって、この辺の感覚は80年代いっぱいくらいまで引っ張ったかな。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』:問題は親の人生の物語性の厚みとか、そこからくる説得力なのであって、物理的に殺したってそう簡単に「親殺し」に成功したことにはならないのだけど、若者はどうにかして「親」を殺して自分たちの生存空間を確保しなければならない、というのが、この時代の課題だったのだ。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』:翻って平成も終わりの昨今、僕らはそこまでして「親」を殺したいか、殺さねばならないと思い詰めてるか、というと……どうなんだろう。韓国映画はまだ殺したい「親」がいそうだし、父性原理のマウンティング地獄から逃げ出そうと足掻くテーマの映画も多いけど、邦画はなぁ。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』:善かれ悪しかれ、今の私たちは、「殺したいほど否定したい親」を持たない。それどころか、その存在の影さえ物語上に映り込まない程度に希釈することに慣れてしまっている。結局、平成はそういう時代として過ぎ去ってゆくわけだけど、次の時代はどうなってゆくのだろう。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』:それはともかく。若い水谷豊が細いわ、身体は引き締まってるわで(^^)、繊細で難しい役柄を体当たりで演じていて、『相棒』からのファンにはちょっと衝撃的だと思います。役者の芝居主体の映画ですが、一気に引き込まれる魅力のある映画でもあったので、機会があれば是非。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
『青春の殺人者』:あ、そうか。映画の『ゲド戦記』はこの映画のなり損ないだったのか(暴論。……まぁ、殺してもそう簡単に死にそうもない親を持つと、子供は苦労するよね、て言う。<本当にその結論でいいのか?(^^;; #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月28日
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『天命の城』@TOHOシネマズ シャンテ(18/06/25(mon)鑑賞)
『天命の城』(6.22(金)TOHOシネマズシャンテ他全国ロードショー!)
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本日の映画『天命の城』@TOHOシネマズ シャンテに劇場入りしました。明末清初の1636年、朝鮮に雪崩込んだ清の大軍を前に峻厳な山城に追い込まれた朝鮮王朝軍。このまま立て籠もって徹底抗戦か、和睦か。城内でぎりぎりの議論が行われてゆく……というお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月25日
『天命の城』観終わりました。圧倒的な大軍の攻囲下で繰り広げられる、どん詰まりの小田原評定。兵隊も火器も足りない。食料もない。寒いわ、防寒装備もない。燃料なんかない。増援部隊はいるんだかいないんだかわからない。皆さんお楽しみの地獄の撤退戦。つか、撤退先なんざないわけだが(爆 #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月25日
『天命の城』:まぁ、要するに、朝鮮史ではちょいちょい発生する、周辺地域でのパワーシフトのしわ寄せ&つけ回しイベントのひとつで、どのような紆余曲折があろうと、結末は朝鮮王が強国に跪(ひざまづ)く落ちにならざる得ない。その屈辱を、民族の記憶として、どう呑み込むかの映画というか。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月25日
『天命の城』:この映画はその辺を割と真正面から向き合ってる印象があって、滅びを迎えようとしている国家が、滅びざる得ない綻びだらけの社会だったことも逃げずに描いています。これは今の韓国映画の「強さ」でしょう。王様が清皇帝の拝跪するとこなんか悔しかったろうに、よく撮ったよね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月25日
『天命の城』:そのダメな国家が極限のどん詰まりの山城の中で、徹底抗戦か許順かも決めきれないまま、ぶれっぶれにぶれ倒して、だからこそ浮かび上がる、国家の役割とは何か? 王の役目とは何か?の真摯な問いに繋がってゆくこのお話は、自分は結構好きですけどね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月25日
『天命の城』:いや、しかし、追い詰められると意思決定が簡単にぶれる李氏朝鮮王朝って、本当に戦争向いてなかったのな。まぁ、一旦方向決めたら、方針転換ができなくなって破綻しがちの日本人も、やっぱり戦争には向いてないとは思うけれど(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月25日
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『修羅雪姫』『修羅雪姫 怨み恋歌』@池袋新文芸坐(18/06/24(sun)鑑賞)
修羅雪姫 (1973) Lady Snowblood - 梶 芽衣子 Meiko Kaji - 修羅の花 Shura no Hana
本日の映画2本目『修羅雪姫』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1973年公開。梶芽衣子の代表作のひとつ。文明開化の華やかなりし明治初年、家族を惨殺され、獄中で自分を産んだ母の怨みを晴らすべく、復讐の修羅の旅路をゆく女剣客のお話。色々設定が過剰なのは、劇画原作なので(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
『修羅雪姫』観終わりました。昨今、世界的に多く作られてる女流アクションの源流となった作品のひとつ。当事者でもない娘に、周囲が寄ってたかって殺人技術を仕込んで洗脳し、復讐に追い込む話、として見ると酷い話だけど(^^;;、明治を舞台だとぎりぎりロマンで通用する……かな? #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
引き続き、本日の映画3本目『修羅雪姫 怨み恋歌』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1974年公開。引き続き『修羅雪姫』の続編。前作では、復讐の動機が実はヒロインに内在しない、というあえて前近代の復讐譚だったわけですけど、今回はどうなんでしょうか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
『修羅雪姫 怨み恋歌』観終わって帰宅。公開は前作の翌年だけど、作中時間は10年後。日露戦争後、前作以来の官憲からの逃亡に疲れ果てた修羅雪姫も遂に捕縛。処刑寸前、国家秘密警察を名乗る特務機関に命を救われる。彼らの指示で、反体制活動家の下へ密偵として送り込まれるが…というお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
『修羅雪姫』『同 怨み恋歌』:両作通して、梶芽衣子の凄絶な美しさと目力を堪能する映画ではあるのだけど、これだけ強力なキャラクターなのに、同時に物語中の闘争は彼女自身の内発的な動機に基づくものではない、というのも面白い。「第1作目は母親の仇討ちが目的」と言ってもねぇ……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
『修羅雪姫』『同 怨み恋歌』:顔も見たこともない母親だし、別に母親を思慕して泣くシーンとかあるわけじゃなし。後天的にインストールされたミッションと復讐心を素直に遂行しているだけにも見える。リメイクする際は、この辺の動機を強化すべきか? でも2作目を観ると、そうでもないかな。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
『修羅雪姫』『同 怨み恋歌』:2作目の『怨み恋歌』で、特務機関に潜入を命じられれば従い、行った先で革命家兄弟に共感すればそちらにつく。自分自身にミッションを持たない、状況によって接触する者すべてを殲滅する殺戮機械となる、ある種の物語上の精霊なのだろう。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
『修羅雪姫』『同 怨み恋歌』:『怨み恋歌』では大逆事件(ぽい話)をネタにしてたけど、この調子で戦前日本史の暗黒イベントに修羅雪姫が立ち会って見届けるシリーズ展開ってのも面白いかな。超人ロックみたいに、何故か外見老けないでw いや、原作が既にそうなのかも知らんけど。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月24日
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『V.I.P. 修羅の獣たち』@シネマート新宿(18/06/19(tue)鑑賞)
本日の映画『V.I.P. 修羅の獣たち』@シネマート新宿に劇場入りしました。亡命してきた北の高官の息子が連続殺人の容疑者となり、それをきっかけに隠蔽しようとする諜報機関、逮捕を目指す警官、復讐を目論む親族が入り乱れて攻防を繰り広げるというお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』観終わりました。ソウル市民を震撼させた連続猟奇殺人。その犯人は北から亡命してきていた高官子弟。早々に逮捕された彼の身柄を巡って、韓国国内の諜報機関と刑事警察、南北関係、そして背後で暗躍するCIA…と男たちの意地と打算と誇りが軋みを上げて激突する! #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:いやあ、素敵素敵♪(^^) 何が良いって、現実の北朝鮮国内の権力抗争を実名を挙げて背景とし、そこから生まれた殺人鬼が、韓国国内や米中のパワーゲームで生じる権力の空白を縫って逃げ切ろうとする。それを追う南北の刑事。刑事ものと国際謀略ものの奇跡のダッグ!#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:特に物語の中心に存在する殺人鬼のモンスターぶりがまた素晴らしい。国境を越え、行く先々で猟奇殺人を繰り返し、少なく見積もっても数十人は虐殺している美少年……なんて、一歩間違うとギャグですが(^^;;、この辺の悪のキャラ立ての上手さは韓国映画ならでは。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:韓国映画のこの辺のノワールって、あまりに強烈で圧倒的な悪の存在感の前に、主人公たちの小市民的な小賢しい欲望や怯懦を吹き飛ばし、心の奥底に潜む純粋な正義感を見いだし、奮い立たせるという構造なんだよね。「こんな悪を、お前は許せるのか?」という。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『V.I.P. 修羅の獣たち』:そんなわけで、犯罪捜査というより、激動の東アジア情勢を背景とした権力闘争のお話。監督は『新しき世界』のポク・フンジョン。ああ、そういえば、女性キャラが基本犯人の被害者ばかりで、ほぼセリフがないっていうのは、隠れBLというテーマ的な一貫性なのか(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) June 19, 2018
『ニンジャバットマン』@新宿ピカデリー(18/06/17(sun)鑑賞)
映画『ニンジャバットマン』 日本用トレーラー【2018年6月15日劇場公開】
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Netflix | ニンジャバットマン
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ニンジャバットマン オリジナル・サウンドトラック:Batman Ninja (Original Motion Picture Soundtrack)
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figma ニンジャバットマン DX戦国エディション ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
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本日の映画2本目『ニンジャバットマン』@新宿ピカデリーで観てきました。DCからヒーローとヴィランをお預かりする以上、日本からも全力で馳走つかまつる。最初から全力! 最後まで全力! これがジャパニーズ・オモテナシ! 全力でふざけ倒しつつ、『バットマン』の本質は外さない映画でした。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月17日
『ニンジャバットマン』:奇想天外に突き抜けたアイデアのつるべ打ちで、そこも超サイコーだけど(^^)、バットマンとジョーカーが勝って負けて勝って負けて…と目まぐるしく攻守を入れ替える、いっそ愛憎関係とさえ言える関係性は、たぶん『バットマン』の物語の核を射抜いていたのではないか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月17日
『ニンジャバットマン』:冗談抜きで、DC入門編としてこの映画から入るのは、全然アリだと思います。……あ、そういやバットマンのジョーカーの因縁の馴れ初めとか、過去話や回想を一切やってないけど、別にそれなしでも関係性の濃さは充分描けるという映画でもあるんですよね(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年6月17日