『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』@丸の内ピカデリー(20/09/20(sun)鑑賞)
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』本予告第2弾 2020年9月18日(金)公開
Netflix | ヴァイオレット・エヴァーガーデン
https://www.netflix.com/title/80182123
Netflix | ヴァイオレット・エヴァーガーデン スペシャル
https://www.netflix.com/title/81010662
Netflix | ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 ー永遠と自動手記人形ー
https://www.netflix.com/title/81208936
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本日の映画1本目『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』@丸の内ピカデリーに劇場入りしました。同名TVアニメの劇場完結編。吉田玲子脚本ということもあるが、戦災復興の時代のお話と惨禍から立ち直ろうとしている京アニの現在と重なり、非常に期待が高まりますね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』観終わりました。……いや、劇場入りした時、コメント上げ損なったんで(^^;; それはともかく、観終わって改めて思ったけど、このシリーズ、未亡人ネタだったんだな、と(爆 1960年代の邦画で吉永小百合主演でも成立したかなあ、とか(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』:ネタバレもあるので、若干ボカして書きますが、戦争終わっても帰ってこない旦那を想いながら、手に職身につけて生きてく女性のお話なんて古今東西星の数ほどあるんですが、それを現実とこういう距離感で描くというのが、現代の日本なのかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』:根幹にあるのは、非常に古典的なメロドラマの構造で、日本人なら日本の戦後の混乱期を舞台にするのもアリな気もするけど、現実とちょっとズラした西洋風の社会と歴史を舞台にすることで、ファンタジーとして呑み込み易くしている。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』:別に作品批判ではなくて、作品を届けたい客層、届けたいメッセージによって、現実との距離感やリアリティラインを調節するのは作家側が取るべき当然の戦略なのだけど、ここで戦後日本ではなくファンタジーでやる意味とか考えてくと面白いよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』:いや、でもこの作品では、街の中心に東京タワー風の電波塔の建設が進み、復興と社会の変化の象徴として描いています。戦災復興の設定背景を考えると、アレは間違いなくエッフェル塔ではなく東京タワーをモチーフにしているわけですよ(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』:一度ファンタジーのフィルターを通しながら、古今東西のイメージを自在にテクスチャーとして組み合わせて世界観を構築している。まあキャラデザも含めて『三丁目の夕陽』じゃなくて、洋画風の空気感をやりたかったのかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』:洋画と言えば、終盤は戦争で大人の男性は誰も帰ってこなかったという寂れた孤島が舞台となるのですが、その荒涼とした海岸線や荒地の風景など、ヨーロッパ映画の趣きがありました。つか、そんなもんアニメで再現できるの京アニだけだろ(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』:骨格部分は古典的なメロドラマで、それだけに強度も高いんですが、それで映画が成立するわけではなく、ここまでのシリーズを通じてエピソードを有機的に重ね合わせてヒロインの成熟へと繋げてゆくのは見事な脚本・演出の仕事です。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月20日
■監督フィルモグラフィ:石立太一(1979年~)
『黒の試走車<テストカー>』@池袋新文芸坐(20/09/06(sun)鑑賞)
本日の映画1本目『黒の試走車<テストカー>』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1962年公開。田宮二郎主演、増村保造監督。大映のビジネス・スリラー『黒の』シリーズの第1作目。この第1作目だけ観れてなかったんで、気になってたんですよね(^^) #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』観終わりました。タイガー自動車の新型スポーツカー発売を巡るライバル企業との熾烈な情報戦!敵は関東軍特務機関上がりの役員!発売直後の新車を使って、列車事故も起こすぞ(爆 旧軍の謀略体質を日本企業は継承してるのでは……という見立てのお話ですな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』:タイトルがこういうタイトルなんで、テストカーを巡るお話かと思うと、そうでもなく(^^;;、冒頭で事故ったテストカーの話はきっかけに過ぎず、新型車の車種の情報漏洩から、相手企業の新型車情報の奪取と、目まぐるしくミッションが入れ替わる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』:主人公の田宮二郎は、そうした情報戦に対処する企画1課に所属し、切れ者の若手役員の下、攻防を繰り広げる。なのだけど、恋人にハニートラップさせて、さすがのクズっぷりに自分でもドン引いたのか、後半、田宮二郎はちょっと後背に引いてゆきます。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』:この映画の終盤のクライマックスは、企画1課長の高松英郎が、同期で社長の娘婿の船越英二の内通をサシで激詰めして例の元関東軍役員を失脚させる証拠を掴むシークエンスで、この辺だけ観てると主役は高松英郎の方だよね(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』:話の締めは、諸々憑きものの取れた田宮二郎が、冷ややかな総括をして終わるので主人公扱いでもいいんだけど、ちょっと不思議な構成になってます。原作では、あくまで田宮二郎の役が中心でお話が展開するようですが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』:この落ちに持ち込むには、社内内通者をエグい問い詰めで自殺に追い込んだ当人に、ラストで「戦いは虚しい……」とか言い出されても説得力に欠ける、というのもあったのかな。でも中盤までの田宮二郎もなかなかのクズっぷりなんですけどねえ。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』:作戦が成功しようが失敗しようが、新車の販売計画はガンガン前へ前へと進むので、企画1課もポジティブに前へ進む。つか、前の作戦で利用したり使い捨てた協力者の事を一切振り返らないのは、チームとしてもポジティブに過ぎる(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
『黒の試走車<テストカー>』:この後の一連の『黒の』シリーズは、田宮二郎主演だったり、宇津井健主演だったりするのだけど、作中の緊張感と展開のスピード感では一番で、ビジネス・エスピオナージュとしてのシリーズ・コンセプトをもっとも強く打ち出した作品でした。機会があれば、是非。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月6日
■監督フィルモグラフィ:増村保造(1924年~1986年)
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『世宗大王 星を追う者たち』@シネマート新宿(20/09/05(sat)鑑賞)
本日の映画2本目『世宗大王 星を追う者たち』@シネマート新宿に劇場入りしました。名君とされる世宗大王と被差別階層出身の科学者の身分を越えた友情と、それを恐れた臣下たちの策謀の涯(はて)に……というお話だそうですが、さて。#fr20_n pic.twitter.com/8hoDjjKlpO
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』観終わりました。王様と卑賤上がりの技官との、身分の違いを越えた友情のお話……なのはウソではないのだけど、背景にあるのは、明からの人文科学での独立を試みる世宗大王と抵抗する下臣たちの軋轢を巡る文化ナショナリズムの話やんけ、という(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:ハングルの開祖とされるこの世宗大王と仲良くなる主人公のチョン・ヨンシルは、技術者でもあり天文学者でもある。日本で言えば、平賀源内と伊能忠敬を合わせたような人物で、それだけ聞くと「へー、そうなんだ」で済むんだけど……。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:明代の東アジアで、独自の暦と文字を創りますって話は、華夷秩序からの逸脱に直結するんで、武装蜂起の準備段階くらいのインパクトを持って大陸本土からは睨まれます。それが判ってるので、下臣団は王に翻意を迫る。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:つか、建前上、絶対王政の国で、公然と王様の命令を無視する下臣団はどうなってるのか。いや、何処の国であっても官僚機構は、その時々の「権力の源泉」を見て仕事をするのであって、法秩序も職業規範もナショナリズムでさえ、後付けの概念でしかないのです。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:だから、本作での下臣団は目の前の王様ではなく、北京の皇帝を「真の王」と見て仕事をしている。この辺はまあ、我が国の官僚が民主党政権時代(あるいは今でも?)どこ見て仕事をしていたか、という話にも通づるわけですが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:なので、物語後半では、この面従腹背を決め込む下臣団から独立国家としての統制を取り戻すべく、世宗大王がカウンター・クーデターを仕掛けるという、宮廷謀略劇へと雪崩れ込んでゆく……愛すべき無垢なる技術バカの主人公を捲き込んで。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:一応、王様は主人公を救いたいとは思ってるのだけど、大義名分を巡るぎりぎりのせめぎ合いなんで、自分たちの打つ手がどっちに転ぶか読みきれない。王権側も無実の人間に拷問とかするしね。「権力」が動くとは、そういうものだ、というドライさが通底している。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:事の根幹には、大国・明の外縁国家としての朝鮮に、政治・軍事だけでなく、文化・科学技術的な自由空間も限られており、その範囲内でどう「独立」を確立するか、という、今日に至る地政学上の重大命題に繋がってくる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:実際、作中での「ハングルの開発が明への叛逆と取られる」という話は、先日観た植民地時代の辞書作りを描いた『マルモイ ことばあつめ』とも繋がる話ですしね。今日でも、韓国は、核やミサイル技術開発に、国際的な強い制約下にある。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:いやあ、そこは隣国として自由にやられても堪らないですけど(^^;; 結局、この映画で語ってることの裏面の話でもある。それを好意的に言い直すなら、学問の自由は、国際関係の安定があってこそ、はじめて成立するということかな。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:この映画は、文化・科学ナショナリズム誕生の萌芽の時代を描くお話なので、その負の側面まで踏み込みはしないんだけど、いずれにせよ、世宗大王と主人公の普遍的な友情の物語を軸に、骨太の史劇を編み上げる手腕は見事なものです。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
『世宗大王 星を追う者たち』:基本的にオッサンと年寄りしか出てこず、メインはオッサン達のきゃっきゃウフフという映画ですが(^^;;、ここで描かれているのは、朝鮮だけでなく大国の外縁で「独立」を模索する多くの国に通づる物語です。そういう視座を見つけてくるのが韓国映画は上手いよね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年9月5日
■監督フィルモグラフィ:ホ・ジノ(1963年~)
『青くて痛くて脆い』@地元のシネコン(20/08/30(sun)鑑賞)
Netflix | 青くて痛くて脆い
https://www.netflix.com/title/81335232
本日の映画『青くて痛くて脆い』@地元のシネコンに劇場入りしました。『君の膵臓をたべたい』原作者の小説を元に、吉沢亮&杉咲花主演の映画。今回は意識高い系大学生サークルの拗らせミステリー?(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『青くて痛くて脆い』観終わりました。調子に乗ってイキってる学内サークルに鉄槌を!……という話かと思いきや!というお話(以下、ネタバレなので秘密(^^;;)。まあ「男の子の成熟」という意味で、『僕膵』の延長線上の話だけど、今回は拗らせて暗黒面に堕ちちゃった子をどうするか、というか。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『青くて痛くて脆い』:予告編段階で意図的なミスディレクション(誤読)を誘う仕掛けが組まれているくらいなので、まともにあらすじを書くだけでネタバレになってしまうため、その辺は省くとして、非常に荒っぽく要約すると『涼宮ハルヒの憂鬱』のハルヒとキョンとSOS団のその後のお話(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:『涼宮ハルヒの憂鬱』は、あれ、ハルヒよりキョンの方がよほど問題抱えてるんじゃないか、という視座というか。あるいは原作者の前作『君の膵臓をたべたい』が悲恋ものの枠組みでありながら、内向的な少年が外へと一歩踏み出すまでの成熟の物語だった、その続き。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:だから入り口は前作と似ていて、不思議ちゃんなヒロインに半ば強引に捲き込まれるように、安定はしていても孤独な世界から主人公の少年は引っ張り出される。そこから踏み出して、その不思議ちゃんなヒロインと一緒にやっていこうと思い出す。そこまではいいんだけど。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:本作のテーマは「その先」にあって、歩き出せば状況は変化するし、変化する状況に合わせて不断のアップデートが求められる。自分がついてないとダメな不思議ちゃんと思ってた女の子は、短期間で成長して(あるいは元から成熟していて)、どんどん先に進んでゆく。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:大人になったハルヒが別に自分がいなくてもやっていけると気づいたキョンは、どうするだろう、という話で、多分、自己正当化の内話を重ねつつ黙って身を引くだろう。しかし、それが魂のレベルで納得できてるかは別な話で、自分についた嘘は思いもかけない形で復讐する。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:それを称して世間は「拗らせる」というのだが、ああ、そうな。男の子はそうやって拗らせて、ダークサイドに転落しやすいよなー。まさしく『青くて痛くて脆い』話で、その正体を露呈した主人公をヒロインが「気持ち悪い」と称したのはまったく正しい。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:こういう拗らせちゃった男の子に絡まれた女の子が、そうやって切断処理して、さっさと次に進むのはまったく正しいのだが、しかし当事者としてその「気持ち悪さ」と向き合わねばならない男の子の側はどうすればいいのか。この作品の究極的なテーマはそこです。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:その意味で、この作品は徹頭徹尾、男の子の問題にフォーカスしていて、ヒロインやその他の女性キャラもそれぞれに問題や課題は抱えてるものの、間接的に仄めかされる範囲に留められる。まあ、主人公の一人称語りの映画だしね。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:でも前作との繋がりを考えると、「男の子の成熟」をどう為してゆくのか、が原作者の作家的なテーマなのかな。だから、前作もそうだったけど、お話に恋愛が絡んでいても、それが主題に感じられないんだよね。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:まあ、「男の子の問題」とはいえ、苦悩する吉沢亮は絵になるし(現実の拗らせて面倒なことになってる男の子は、大抵吉沢亮ほどイケメンではない(^^;;)、どんな女の子の内面にも「男の子」的な要素はあるので、女性客にもそこからの共感はあるのかな。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
『青くて痛くて脆い』:美男美女の俳優を起用して今時の青春映画のパッケージを装いながら、「拗らせ」て「気持ち悪い」ことになってる男の子の魂を、どうやって成熟へ繋げてゆくのか、というテーマに割と真正面から向き合っている作品はそう多くないので、その意味で好感の持てる映画でした。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月31日
■監督フィルモグラフィ:狩山俊輔(?年〜)
『ジョーンの秘密』@TOHOシネマズ シャンテ(20/08/28(fri)鑑賞)
本日の映画『ジョーンの秘密』@TOHOシネマズ シャンテに劇場入りしました。スパイ容疑でMI5に拘束された80代のお婆ちゃんの容疑は、半世紀前の核機密漏洩の疑惑。無罪を主張する彼女の過去を探ると、更なる驚愕の事実が明らかに……というお話で、これも実話だそうで(^^;; #fr20_n pic.twitter.com/W8ZEbI0Gjp
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月28日
『ジョーンの秘密』観終わりました。人に歴史あり、女に秘密あり。とはいえ、80過ぎのオカンが若い頃、英国の核兵器開発のど真ん中で、女スパイやってました(テヘペロ♪) とか言われても、息子は困るよなあ(^^;; 実父とイケメンスパイの間で、揺れる女心とかさあ。母ちゃん、頼むよ、本当。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月28日
『ジョーンの秘密』:2000年、英国。外務省元高官が死去し、その遺品から、50年前にソ連に核開発情報を流出した罪で80代の女性がMI5(英国公安部)に拘束された。MI5は弁護士でもある彼女の息子も同席の尋問の場で、戦前1935年まで遡る、彼女の愛と裏切りの日々を紐解いてゆく……というお話。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:お話は戦前1935年、スペイン内戦に次なる世界大戦の予感を英国市民が感じ取り始めた頃に遡る。ケンブリッジ大学の物理学部の冴えない女学生が、学内でユダヤ系亡命ロシア人で共産主義者のイケメンにオルグされて、共産党コミュニティに参加することから始まる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:戦前……というか、戦間期の英国知識人層にソ連がいかに浸透していたかは、ジョン・ル・カレ辺りの一連の冷戦期スパイ小説の多くで言及されているが、そのごく初期である1930年代の大学キャンパスの情景を描く映画は珍しいので、まずそこが興味深いですね。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:ヒロインは当時まだまだ珍しかったケンブリッジ大学物理学部の女学生で、その縁で後に秘書として英国政府の核兵器開発に参加することになる。大学出でも女性は正規の研究員にはなれず、秘書や助手としてのみ雇われていた時代です。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:ちなみに自分の死んだ祖母も、似たようなキャリアパスで戦前東大医学部で助手を務めていたそうです。まあ、その祖母は自分が生まれる前に死んでるんで、祖父からそう聞いた、という話でしかありませんが。英国でも高学歴女性をどう扱っていいのか手探りだったのか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:で、そのケンブリッジのキャンパスでは共産主義者が「映画の上映会をやるんで観に来ない?」とか言ってオルグしているんですね(^^;; 友人の女の子に誘われてそこに参加したら、亡命ユダヤ系ロシア人のイケメン青年がいて恋に落ちる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:このイケメン青年がちょいちょいヒロインの前から消え(スパイなんで、本国に召喚されたり、任務で他所に行ったりする)、諦めて忘れた頃に現れる。「今更出てきて何よ!」と怒りつつ、イケメンなので甘い言葉に気を許しかけると、「機密情報をくれ」とか言い出すのね(爆 #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:「ここでしか会えないから」とか言って女子トイレに潜みw、数年ぶりの再会に動揺するヒロインの隙をついてキスしながら「ソ連に情報を流してくれ」とか言い出すので、ヒロインにぶん殴られるという(爆 おう、殴れ殴れ!(^^;; #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:いくらイケメンの元カレだからといって、ヒロインは機密情報の横流しは頑として拒絶し続けるんですが、ヒロシマの惨状を知って情報流出を決意する。英米の核兵器独占は、核の使用のハードルを下げる。ソ連にも原爆があることで、英米政府も核の使用を躊躇うだろう、と。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:彼女はそういう信念に基づいてスパイ活動に従事してたわけだけど、この辺は難しいところで、彼女がスパイ活動をしていたこの時期には、スターリンのソ連の独裁国家としての邪悪性も知られていた。その独裁体制を維持することを手助けしたとも言えなくもないわけです。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:それ以前に、最初期の核拡散事例ではある。しかし、ソ連の原爆保有が遅れる間に、英米によってスエズや朝鮮半島で核がカジュアルに使用されていたら。その後になって、ソ連や東側諸国が核兵器を手に入れていれば、多分、人類はもっと気軽に核を使用してきていただろう。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:ならば、彼女のような人々の存在が、世界と人類を熱核戦争の恐怖から守ったとも言えるのか。……いや、その結論もどうなんだ(^^;; まあ、世界のあらゆる出来事と同じように、二面性、多面性のある話で、簡単に答えの出ない話ではありますが。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:その他、細かい点では、米国からの目線を気にしながら進められる、大戦中の英国やカナダにおける原爆開発の様子とか、冷戦も終わった頃になって半世紀前のスパイ活動を捜査するMI5の執念深さとか(結局、高齢を理由に起訴見送り)、色々、見所の多い映画ではありました。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
『ジョーンの秘密』:若い女性の成長と恋という「女の半生」ものを縦軸に、歴史や国際情勢、政治性を練り込む「女スパイもの」は、まあ旨味があるから、そら皆やりたがるよね(^^;; 実際、撮ってみればどれも面白いし。ちょっとしたブーム感はありますが、その中でも佳作であったかと思います。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月30日
■監督フィルモグラフィ:トレバー・ナン(1940年〜)
『ようこそ映画音響の世界へ』@立川シネマシティ/CINEMA TWO(20/08/29(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『ようこそ映画音響の世界へ』@立川シネマシティ/CINEMA TWOに劇場入りしました。よほどの映画好きでも意外と知られていないんですが、世の映画のほとんどは、同録(同時録音)ではなく、アフレコ(アフターレコード)なのです。その魅惑の世界にようこそ(^^) #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月29日
『ようこそ映画音響の世界へ』観終わりました。名画の影に、音響技術の革新あり。音響技術の側面からから語るハリウッド史として、非常にとっつき易い総括となっています。その一方で、ハリウッドでは古くからこの分野で女性が活躍していることとか、勉強になります(^^) #fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月29日
『ようこそ映画音響の世界へ』:『トップガン』のF14のあの大迫力の排気音が、実音に動物の鳴き声を盛ってたとか(^^;; 知る人ぞ知るエピソードなのかもしれないけど、初めて知る話で興味深い。『ゴジラ』の鳴き声も動物の鳴き声の掛け合わせだし、何か心理的な効果も狙ってのことだったのか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月29日
『ようこそ映画音響の世界へ』:ことほど左様に、映画の世界ではすべての音に手が加えられ、ある意味、映像以上に「ウソ」だらけです。あらゆる手段を講じて、観客の感情を演出家の意図に沿って誘導する。それこそが興業のロマンの核心であり、一歩間違えれば洗脳とプロパガンダの武器になる。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月29日
『ようこそ映画音響の世界へ』:ともあれ、今度はこれの邦画版とかも、やっぱり観てみたいですよね。当然、そこはアニメの音響についての比率も高くなるでしょうし。あとインド映画版とかも(^^;; というか、この分野で、技術が国際的にどう広がって、影響しあってるのかも知りたくないですか。#fr20_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月29日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』@kino cinéma 立川高島屋S.C.館(20/08/23(sun)鑑賞)
秋元才加ハリウッド映画デビュー『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』8月14日(金)劇場公開
Netflix | 山猫は眠らない8 暗殺者の終幕
https://www.netflix.com/title/81279324
Netflix | 山猫は眠らない5 反逆の銃痕
https://www.netflix.com/title/80005460
本日の映画『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』@kino cinéma 立川高島屋S.C.館に劇場入りしました。海兵隊の伝説のスナイパーとその跡を継いだ息子の物語を描くシリーズの最新作。引退した親父がちょいちょい出てくるのは、息子もやり辛かろう(^^;; 今回、日本から秋元才加が参戦とか。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』観終わりました。B級アクション映画としては、テンポ良くキレも良し。低予算でラスボスも小物wだが、ファンの見たいものはきっちり押さえて申し分なし。加えてタイトルの意味が結局最後までよく判らんとか完璧な仕事(爆 秋元才加もガッツリ出ずっぱりだしね。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:米国との貿易協定締結直前に相手国担当大臣が狙撃によって射殺された。現地で発見された毛髪のDNAと渡航記録等の情報から、休暇中の海兵隊狙撃兵ブランドン・ベケットを容疑者として認定したCIAは、司法機関に先立ち、彼の身柄を拘束。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:本人否認のまま移送中を何者かに襲撃され、身の危険を察したブランドンはそのまま逃亡する。全力でブランドン追跡を開始するCIAに対し、国土保安省の捜査官ゼロは、事件の背後に蠢く黒幕の捜査に取り掛かるのだが……というお話。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:この段階でちょっと補足が必要なのは、なんでCIAが全面に乗り出しているのかというと、主人公のブランドンは本シリーズでは半官半民の準軍事企業に所属して米国外交の色々ヤバい作戦に参加しているからで、FBI等に身柄を渡したくなかったからでしょう。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:まあ今回のお話では、そちらの任務の休暇中ということで、作中ではその話はほとんど出てきませんが。ちなみに、自宅でFPS系ゲームしてたら、いきなり壁突き破って、CIAの準軍事部隊(パラミリ)にスワッティング(強行突入)されるとか、笑える(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:この辺、ほとんど詳しい説明がない代わりに、さくさくと話が進みます。まあ知らなかったからと言ってどうということもないので、気にしなくていいです。それがB級アクション・クオリティというものですw ここではテンポの良さにこそ意味がある。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:そして移送中のブランドンを襲う、ロシア系傭兵部隊。それを遠距離からサポートし、隙あらばブランドン狙撃のチャンスを伺うのが秋元才加演じる日系の女殺し屋「レディ・デス」……一切知性の痕跡を残さないネーミングセンスが素晴らしい(爆 #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:「日本の元アイドルの女優さんがハリウッド・デビュー」とか言うから、お客様扱いかと思ったら、この後、ほぼ出ずっぱり。主役のベケット親子を相手に、狙撃から近接格闘の大立ち回りまで大活躍です。メイクが悪役調なのがちょっと残念なくらい(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:この「レディ・デス」が大暴れしてCIA準軍事部隊(パラミリ)の皆さん、ばしばしぶっ殺されまくるので、落ちのラスボスのしょーもない動機から逆算すると、明らかに人死出過ぎなんですが(^^;; 気にしない気にしない。それがB級アクション・クオリティ……。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:いや、正直、このブランドンが事件に巻き込まれた経緯とか、ラストの展開とか、かなり強引で酷いとは思うんだけど、この秋元才加大暴れとか、親父さんがまだまだ元気に現役で美味しいとこ掻っ攫ってくとかで、まあいいか、という気になるのよね(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:ひとつには、やはりこの映画、全体にテンポがいいんですよ。この辺は本作だけの話じゃなくて、B級クラスの作品でも編集テンポやセンスがここ最近だいぶ底上げされてて、しょーもない作品でもそこそこ観れてしまう。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:あと、一枚絵として結構いいレイアウトのショットがたまに入ってきていて、予算やキャストの座組、話のスケールや精度の水準とは別に、映画の格がひとつふたつ上がって見えるんですよね。この辺はハリウッドだけじゃなくて、全世界的な現象です。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:無責任なB級アクション映画ファンとしては、せっかくのB級なチープ感が損なわれてもったいない……けどまあ、一般観客的にはお得感が増していいこと、なのか? でも他を手を抜いてもそれなりに「映画」として成立する、てのも、いいのか悪いのか。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:ともあれ。長寿シリーズと言っても、シリーズ半ばから本作まで劇場公開なしのDVDスルーでしたし、まあ「午後ロー級」という言葉がこれほど似合うシリーズもない、という緩いシリーズですが、それ前提でも、今回はお得感高い良作だったと思いますね。#fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日
『山猫は眠らない8 暗殺者の終幕』:あと、サブタイトルね。一応、最後まで観ると、「そういうことかな」と見当はつくんだけど、わざわざサブタイトルにするほどのことか、というw つーか、落ちのネタ振りだと、全然「終焉」する気は……まあ、この緩さこそB級アクション・クオリティか(^^;; #fr20_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2020年8月23日