積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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春の新番組レビューについて

 今日取り上げる『こいこい7*1でほぼ一巡。まだまだ遅れて始まる『交響詩篇エウレカセブン』や『ハチミツとクローバー』『バジリスク』『トリニティブラッド』『雪の女王』などがあるが、そのあたりについてはおいおいということで。
 一応総括としては、一部を除いて恐ろしくクオリティが高い作品群が揃ってしまったことが挙げられます。勿論、第1話だからとりわけ、ということも当然あるだろうし、向き不向き、好き嫌いもあるので、そのクオリティが視聴継続とは必ずしも直結しないわけなのだけど、それにしたって、これだけの作品数があって、いずれの作品も「ちゃんと観れる」というのは、幾度かのどん底の時期を知る古参のアニメ・オタクにとってはとんでもない状況に映ります。更にいえば、春の新番組以外の既存のレギュラー番組やら、ゲーム用のムービーやら、映画の企画やらがこれ以外に走っているわけで、業界全体の生産力がかなり底上げされているのではないかと思わずにはいられません。
 これについてはここ数年来指摘されてきていることだけれど、ひとつは海外発注の動画・原画を高クオリティに保つ体制が出来上がってきていること。もうひとつはCGの導入やデジタル化が、「特殊な演出手法」ではなく、「省力化のための手法」として定着してきていることがあるのでしょう。
 無論、これだけの生産力に見合う需要が、果たして市場に本当にあるのかという根本的な疑問もなきにしもあらずなのですが。

 とりあえず、目下の最大の問題は「斬る番組がない」ということですな。
 ただレビューについては、以後は何らかのTOPICがあるときのみ取り上げます。もっとも『フタコイ オルタナティブ』と『おしえて マイメロディ』だけは、何だか毎週やっちゃいそうな気もしますが(笑)。

*1:本当は観ずに済ませたかった(泣笑)