積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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『おねがい マイメロディ』第6話「昔にもどれたらイイナ!」

 今回は旅の老人のほろ苦い恋の思い出のお話。
 鉄板のように手堅い定番エピソードなので、前回のように変な方向へ暴走する要素は、ない。ないのだが、それだけにこの番組の世界観が日常レベルで「おかしい」ことが露呈した回でもあった(笑)。
 もう細々指摘したくはないのだが、「バイク乗りは風を感じとればいいんじゃ!」と対立する暴走族を壊滅させる若かりしジジイとか、クロミの魔法で若返って歌をガチで轢殺しに掛かるジジイとか、取ってつけたような前半のキッチンキット紹介場面とか、都合の悪い話は「紅茶がおいしい」で普通にスルーするマイメロとか、数え上げればきりがない。
 正直、この番組にこの妙なテイストをもたらしている原因を、そろそろ誰か解き明かしてくれないものか。どうも脚本家だけの問題ではないように思われる。監督の資質なのか、はたまた企画担当のウィーヴの所為なのか……やはりこのウィーヴってのが怪しいな。『スーパードール・リカちゃん』から始まって、前枠の『マシュマロ通信』やら『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』やら、変な作風の少女アニメばかりだし。*1

*1:ちなみに『トランスフォーマーズ』なんかも手掛けているらしい。