『週刊少年サンデー』35号
総評
『うえきの法則』が休載。ぎりぎりまで粘ったためか、表紙・巻末の目次の差し替えも間に合わず。
頑張れ福地クン、ここが踏ん張り時だぞ。
雷句誠『金色のガッシュ!!』
雷帝ゼオン、降臨!
そしてあっけなく蹂躙されるリオウ……。
この状況下で、どこまでアッパーにテンションを上げに掛かるのか。
後先顧みず手持ちのカードを片っ端から叩き込んできているようで、作者のその姿勢自体が更なるハイテンションに繋がるという、どうにも手のつけられない有様だ。
今の少年誌でここまでキてるのって『ONE PIECE』か『鋼錬』くらいか。
しかし、どういう落し所に持ってくつもりなんですかね。さっぱり読めん。
椎名高志『絶対可憐チルドレン』
前回今回の学園編についてはいろいろ語りたいのだけど、長くなりそうなのでまた今度にでも。
それはそうと、連載開始早々にも拘らず、WEBサンデーで『絶チル』壁紙13種(既存作品を含めると21種)公開って、気合入ってるなぁ。
ただどうせやるなら、編集部も告知をもっと掲載頁のそばにしてやればいいのに。
西森博之『道士郎でござる』
この絵でやられるとあまり「萌え」という感じではないのだが、エリタン×殿で結構、高度なラブコメのフラグ立てが行われていた。あなどれん、西森博之。
もっとも、どうせ来週には道士郎がわやくちゃにしてしまうのだろうけど。
藤木俊『こわしや我聞』
桃子タン編に入ってからまさに死角なしだな──萌えキャラものとして。
アクション漫画としては、今週からのバトルで真価が問われそうなのだが……あー、でも今回は敵のギミックも豊富だし、結構面白くなりそう。
藤田和日朗『からくりサーカス』
また子供が夢でうなされそうなカットで引くし……(爆)。
しかし、このままナルミ達と合流する前に話が終わってしまいそうな勢いなのだが。