積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

■Twitter               ■Twilog

■小説を読もう!           ■BOOTH:物語工房
 
各種印刷・製本・CDプレス POPLS

『Fate/stay naight』第8話「不協の旋律」

asin:B000E6R18Y:detail
 前回、結界の張られた怪しさ大爆発の弓道道場に例によって不用意に単身乗り込んだ士朗が、ライダーを従えた慎二と対峙するシーンで引き。
 え〜、どーなっちゃうの、とか思ってたら、あっさり慎二に丸め込まれてるし(ダメじゃん)。
 まぁ、それでも凛が士朗宅に押しかけて住み込んだり、それに伴うドタバタもあり、アサシンが登場し、喰っちゃ寝生活に飽きたセイバーが勝手に突っ走り始めたりと、序盤のもたつきを脱してようやく調子が出てきて、面白くなってきた。
 個人的に人の話を聞かない連中が勝手な主張を言い合うというシチエーションが好きなので、士朗-凛-セイバーの会話になってない会話のシーンは結構楽しかった。
 それはいいのだが、士朗が主人公としてあまりに消極的なので、観てて微妙にストレスが溜まるのは相変わらず。
 溜めに溜めたストレスを終盤一気に──ってのは当然、作劇法としてありなのだけど、どうも30分1話のTVプログラムではなく、やはり1ルート13時間ほどのゲームとして組み立てられたお話なんだろうな。そう考えると、まだまだ全体の4分の1ほどが消化されたに過ぎないので、士朗の言動が未だくすぶっていても構わないとも言えるのだけど。
 でも、TVだと間に一週間開くからなぁ。すっきりと昇華されないストレスを抱えて翌週まで、ってのをここまで8週間って、どうなの?という話ですわな。
 いやぁ、お話創りって難しいですなぁ。