『Soul Link』第1話「ENCOUNTER -出会い-」
Soul Link 森崎 七央 (1/8 PVC塗装済み完成品)
- 出版社/メーカー: Max Factory
- 発売日: 2005/11/30
- メディア: おもちゃ&ホビー
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と言う、お話らしいです。
今回はキャラ紹介と事件勃発までのネタ振りの回。予告の映像によるとステーション占拠は次回かな。
何ぼでもハードにできるプロットですが、基本的に色とりどりの髪の毛をした鈴平ひろのキャラデザを目にした時点で覚悟してたものの、ミリオタ、ハードSF的な視点から観るとかなり「ぬるい」です。
だいたい、士官学校生の髪がみんな長いってのはおかしい*1とか、テロリストの宇宙船の操縦室に剥き身の核弾頭がこれ見よがしに積まれていたりといろいろ突っ込みどころが満載。
特にいくら軍民共用ステーションとはいえ、いきなり民間人の子供が士官食堂に紛れ込んで女性士官候補生のスカートはまくるわ、普通に母親は迎えに来るわ、にも関わらずその直後に教官が「ここは軍事施設だから家族といえど民間人の接見はできません」とか言ってのけるわ(ねぇ、さっきの親子は?)、さらにその後、ホテルのマネージャー(?)が普通に士官候補生に家族からの通信文を届けにくるわ、もう何がやりたいのかよく判りません。あ、もしかして伏線なのかしら、これって。あまりに高度すぎる伏線なので、演出ミスにしか見えないけど。
ただ、逆に言えばそこかしこから「あんまりマジに観ないでね」とメッセージを出しているとも言えるので、はじめから「ぬるいB級SFアクション」と割り切れれば、そこそこ楽しめなくはない造りにはなっています。
とりあえず、突っ込みいれながら視聴継続かなぁ。
1度観損ねたら、それっきりになっちゃいそうな気もするけど。
*1:格闘戦で髪が長いとそこを掴まれて首を掻き切られたり、精密機器に毛髪がまぎれると事故の元になったり、でろくなことがないので、諜報関連の任務につく場合以外では基本的に軍人さんの髪の毛は短く刈り込むものと相場が決まっています。