積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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相田 裕『GUNSLINGER GIRL 9 (電撃コミックス)』

GUNSLINGER GIRL 9 (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 9 (電撃コミックス)

 さて、昨日の『GUNSLINGER GIRL 9 (電撃コミックス)』にかこつけた物語構造論だか消費論だかについて、本当はもう少し引っ張りたい気もあるんですけど、他にもやらにゃならん仕事がありますので、今回はこの辺で。
 その内、何かの作品でまたやります。
 
 なお、その他の方の考察で作品論として丁寧に語られているのがこちら。

■たまごまごごはん:ガンスリンガーガール」が「ガンスリンガーガイ」だったら僕はどう受け止めたのだろう。

ガンスリ』は読者に与える罪悪感まで込みで設計されている物語なので、それを感じつつ、義体少女のフィギュアに萌えるというのが「訓練された消費者」として正しい振る舞いなのでしょう。
 それだけに二重三重に背徳的な作品なんですが。
 
 でもなぁ、う〜ん。
 創作物(フィクション)だからって、扱う素材の背後にある歴史的、社会的な文脈(コンテキスト)を切り離して、作者や読者の都合だけで欲しい感情を消費する行為って、人間性に対する物凄い冒涜にしか思えないんだよな。
 オレの頭が古いのか……う〜ん。