『オトナアニメ Vol.7 (7) (洋泉社MOOK)』
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2008/01/23
- メディア: ムック
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いろいろ問題はあるが、読み応えのあるテキスト記事中心のアニメ雑誌はまだまだ少ないので、ここはひとつ、心機一転頑張って欲しいところ。
で、今回の総力特集は『さよなら絶望先生』&『ef -a tale of memories』で、さながらシャフト特集。
その他では、しつこく『School Days』を取り上げているところとか、シナリオライターの三条陸のインタビューを3号に渡って取り上げているところなど、スローペースで通好みの30代読者にとっては嬉しいところだろう。
その他、ほとんどのアニメ誌では「深夜アニメの1本」で評価が終わっていそうな『BLUE DROP』について、監督の大倉雅彦とヒロイン役の沢城みゆきの対談を掲載してくれたのも嬉しかった。丁寧に作られたあの作品は、もう少し評価されてもいいと思う。
プロダクションIG制作で、谷川史子の初キャラデザ作品『東京マーブルチョコレート -マタアイマショウ- Production I.G × SEAMO [DVD]』『東京マーブルチョコレート -全力少年- Production I.G × スキマスイッチ [DVD]』は良作のようなのだけど、さっぱり情報がないので掲載された監督インタビューは貴重。BMG JAPANとプロダクションIGは本腰入れて露出(パブ)を増やしてもらわないと、2巻で定価9,000円弱なんておいそれと出せないぞ。*1
それで結局、この号で何が一番衝撃的だったかっていうと『キン肉マン コンプリートBOX (完全予約限定生産) [DVD]』に全超人分418体もの復刻版キン消しがついてくるという記事(爆)。
……いや、そりゃあ、まぁ、自分も直撃世代でしたから心揺さぶられるものがありますけど、さすがにそのために10万は出せんですわ(あうう)。
*1:でも密林さんなら\7,000弱。むむ、どうしよう。