積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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雑々記、再び

 いよいよ、発表されましたね。

ケータイWatchウィルコムVista搭載の小型端末「WILLCOM D4
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39438.html

 スリム化が進むW-ZERO3[es]/advanceのラインではなく、明確にUMPCとして造りこんできた感じ。
 ある意味、初代W-ZERO3のコンセプトの正当な継承者といった趣があります。
 メモリ1GBにHDD40GBですか。VistaとOffice2007を載せるにはちと弱い気もするけど、職場の標準PCとほぼ同スペックなので文句はなし。本体通話機能はなくとも、Bluetooth経由で外部端末/マイクセットからというのは、むしろこっちの方がスマートで願ったりかなったり。OS起動しないと電話できないってのはアレだけど、どの道、9(nine)と併用して使わないときはW-SIMを移しちゃうんで問題なし。重量はW-ZERO3の2倍あるけど、外形寸法はほぼ同等だし、画面サイズは大きくなるし(3.7inch→5inch)、これは致し方ないでしょう。
 カメラにもオートフォーカスがついたし、ワンセグの視聴/録画もできるしと、通信がブロードバンドじゃないことを除けば、自分にとってはまさに現時点で理想のデバイスと言えますな。
 
 で……、問題はお値段ですけども。
 12万〜13万、か。
 コストパフォーマンスを考えれば妥当な額なのだけど、6月はPS3を買う予定だし、年内はあとTVも買い換える予定だし。
 今のところW-ZERO3で不都合があるわけでもないので、ここは見送って後継機狙いでしょうかね。
 
 さて、本の方ですが『「中国問題」の内幕 (ちくま新書)』を読み終えて、山のような積読本の中から谷 甲州空中雷撃―覇者の戦塵1943 (C・NOVELS)』を選んで読み始めています。

 実は今書いている例のレストア企画の新作プロローグ部分が、『プロジェクトX』みたいな技術開発話ということもあり、WWIIを舞台にした架空戦記でありながら延々と地味な通信傍受戦(SIGINT)をやったり、鹵獲したVT信管の試験計画を立てたりする辺りが参考にならんかな、という下心もあったり。
 ……しかし、開戦2年目の1943年が舞台で、半分まで読んで戦闘シーン一切なし*1って、どんな架空戦記なんだか。いや、勿論、大好きだけど(笑)。
 ま、何にせよ、さくさく片付けていかないと、積読本だけで10年くらい闘えそうな勢いですからな(はは)。

*1:演習シーンはあるけど。