積読日記

新旧東西マイナー/メジャーの区別のない映画レビューと同人小説のブログ

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コミックマーケット85(於東京ビックサイト) 3日目(12月31日(火)) 「物語工房」(西-ら30b)

 さてさて。
 今回の冬コミの目玉は下記の2冊となります♪

物語工房

既刊『邀撃捜査線 カサンドラ・パラドクス』#02-2(¥500)

 夏コミで出た本ですけど、執筆に当日深夜までかかって告知がほとんどできなかったことが祟ってか、どうせ7冊しか出なかった本なので、新刊扱いでいいよね!(号泣)
 
 いや、でも夜の渋谷を舞台に、参考人の身柄拘束に出かけた邀撃捜査班のチームが、あれよあれよという間に裏社会の傭兵たちの激突する大規模市街戦に捲き込まれるという、アッパーにエスカレーションする派手なアクションパートなんです!
 マフィアに雇われた傭兵と言っても、どいつもこいつも本気のプロ。
 最新鋭の装備で身を固めた兵士たちを、街頭カメラをハックし、小型UAVを飛ばしてバックオフィスから戦術指揮(オペレーション)を受ける関西系半グレ舎弟企業の民間軍事会社
 ウイグルイスラム系民族運動弾圧を手掛けていた元人民解放軍士官崩れの指揮官に率いられた、チャイナマフィア<14K>の武装集団426(スーェァーリィゥ)。
 そして邀撃捜査班の拘束した参考人が、クラウド空間上に封じられた数千億の資金を握る会計システムの鍵と知り、東京中の悪党どもが武器を手に押し寄せる……。
 惜しみなく最先端の技術・戦術を叩き込まれて繰り広げられる、既存の刑事ドラマの標準(スタンダード)をアップデートする銃撃戦!(つか、むしろ既に都市型の現代戦のスケールですが……)
 そんな超アツい展開なんスよ、旦那方!
 
 そんなわけで、本巻冒頭部分を含む直前のパートまでは下記でも公開してますので、初めての方も是非、お試しを。
 
 ■小説を読もう!:邀撃捜査線 カサンドラ・パラドクス
  http://ncode.syosetu.com/n9222m/
 
 で、今度の冬コミでは、これの続きを書けたところまで無料本で持ってきます。
 「物語工房(ウチ)」の新刊としてはこれだけかな。
 ……いや、これから書くって話なので、あまりボリュームについては期待しないで(はは)。
 

カレイドスコープ

委託新刊『「少女と戦車」アンソロジー・ノベル Yes,Ma'am!』(¥600)

 表紙…影守俊也 @ FORBIDDEN RESORT
 
 いつもつるんで映画観に行ったり、『アイマス』と『たまゆら』を熱く語ったり、バイクと旅をこよなく愛する男こと、サークル「カレイドスコープ」のすら氏(その紹介はどうか)が、ある日いきなり「時代は戦車と少女だ……」と呟き、招集に馳せ参じた有志烈士の作家諸氏に強引にお題を振って、それを各作家陣が負けじと力技で打ち返してきた珠玉のアンソロジー。
 
『メタル・フレーム』
 …ひではる @ 文芸サークルPEN‐吟
『誘惑ギャップ』
 …ヒロウミユウ @ すあま皇国
『私たちの偽物戦車』
 …久道進 @ Whatnot
『dum spiro, spero.』
 …すら @ カレードスコープ
『戦車にうってつけのふたり』
 …おりくらはじめ @ CANDYFORCE
『遠き塚』
 …谷 武都 @ Phantom Quartz
  
 ちなみにすら氏筆頭にミリタリーが専門の作家さんはいません。
「すあま皇国」のヒロウミユウさんは百合恋愛小説系。「Phantom Quartz」の谷武都さんは野球小説。「カレイドスコープ」さんなんか本業は児童ファンタジーですしね。
 そんな異業種作家陣があえて挑む「少女と戦車」の世界。
 本格派のファンタジー系架空戦記に、スポコンもの、爽やか青春小説っぽいお話等々……バラエティに富んだ、ちょっと独特の、不思議な感触の本に仕上がっています。
 是非、皆様、ご堪能あれ。
 
 ……で、私は事態が進むのを横から呆然と眺めてたので、今回は参加してないんですけどね(おい。
 いや、前回、他人様のアンソロジー本に、完結してもいない原稿を300枚もねじ込むという悪魔のような所業をやらかしてしまったので、その反省をですね(げふんげふん)。
 
 他にも在庫は売るほどありますから!(血涙)、是非是非、足をお運びくださいませm(-_-)m
 では、会場でお待ちしております。