『座頭市あばれ火祭り』@東京国立近代美術館フィルムセンター(16/2/11(thu)鑑賞)
本日の映画1本目『座頭市あばれ火祭り』@東京国立近代美術館フィルムセンターに劇場入りしました。1970年公開。シリーズ第21作目。映画のシリーズとしては、ほぼ終わり頃の時期の作品ですね。制作も大映じゃないし。さてこの一大シリーズがどう変わっていったのか……。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 2月 11
『座頭市あばれ火祭り』観終わりました。話自体は、いつものヤクザ・デストローイな、あれ。しかし、時代が70年代に入ったせいか、はたまた勝プロ制作になったせいか、いろいろ表現が過剰になってて、プロットの手堅さより激しさ騒々しさが前に出てきた印象。善かれ悪しかれ、劇画調。#fr16_n
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『座頭市あばれ火祭り』:今回の話のポイントは、それまで群雄割拠していた関八州のヤクザ衆が「闇公方」なる盟主の下に統合されている点で、そういう秩序を確立しつつある状況下で、ヤクザが接触するだけでデストローイされる戦術特異点(座頭市)がフラフラうろつき廻られたくない。#fr16_n
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『座頭市あばれ火祭り』:そんなわけでは、その闇公方より市抹殺指令が参加の各組織に飛び、次々と刺客が襲ってくる。で、それとは一切関係なくw、市の命を狙いつつ、他の連中に殺されるのは許さんという、これまた戦術特異点級の凄腕浪人が仲代達矢。…浪人との絡みの要素は残るんだ。#fr16_n
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『座頭市あばれ火祭り』:その他、闇公方の刺客として、市に近づく美女に大原麗子。市に弟子入り志望するちょっとトランス・ジェンダー入った若衆にピーターと、キャスティングもいろいろ華やか。小ネタも隙間なく詰め込んできてて、娯楽映画としては、正しい判断とは思うのだけど。#fr16_n
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『座頭市あばれ火祭り』:ただ、大勢のヤクザの白刃を前に、市が「手前ら、ヤクザの風上にもおけねぇ」と滔々と口上を切るシーンには、「あれ、こういうシリーズだったっけな」という疑問が……(^^;; まぁ、こうやって作風が変わってゆき、やがて終わっていったのだろうね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 2月 11
『座頭市あばれ火祭り』:ちなみに本作では、ヤクザ側が(自分の観たシリーズ作品の限り)初めて頭使ってw、市を庭池の真ん中に誘き出して刃の届かない距離から火攻めするという攻撃に出ます。それでこのタイトル。まぁ、それでも結局、デストローイされちゃうんですけどね(-。-; #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016, 2月 11