『悪いやつら』@シネマート新宿(13/9/2(mon)鑑賞)
韓国映画『悪いやつら』劇場入りしました。勝って知ったるシネマート新宿、ただし久しぶりに大きなスクリーン。本日はメンズデーということもあるけど、やはりヤクザ映画なせいか、韓流にも関わらず男性客率高し……。そんなわけで、そろそろ携帯の電源を切りますね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2013年9月2日
『悪いやつら』観終わりました。いやぁ、素晴らしい。ゲスでクズな小悪党が、コネと口先だけで駆け抜ける80年代韓国裏社会史。まったく同情の余地も共感もできないんだけど、何故か憎めない男たちの抗争劇で面白かった!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2013年9月2日
『悪いやつら』:この映画、一応、ヤクザ映画なんだけど、人死にはでません(殴る蹴るはあるけど)。エロスもあんまりありません。やってることは終始一貫して、狭い男たちの関係性の中でのマウンティング。勝った。負けた。俺の方が上だ。お前が下だ。舐めた。舐められた。……本当バカだね、男って。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2013年9月2日
『悪いやつら』:そうしたチープな関係性の中で藭々とする裏社会を、ホンジャマカ石塚そっくりの小悪党の主人公が、コネと口先だけで渡ってゆくわけ。その背景には地縁血縁でがんじがらめで、息苦しさと同時に、個人の関係性を辿るとヤクザにも政治家にも、どこかしら繋がってる韓国社会の特性がある。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2013年9月2日
『悪いやつら』:先週観た『ザ•タワー』はコンテと脚本だけ持ってハリウッドでもインドでも、いっそアニメにしたって面白さが変わらない作品だったけど、この映画は非常にドメスティックで韓国映画でしか成立しない。でも男社会のしょーもなさは全世界共通だから、そこに普遍性を担保されるというw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2013年9月2日
『悪いやつら』:いやぁ、しかし、派手なバイオレンスがあるわけでも、イケメン俳優や美人女優が出てくるわけでもない、あらすじだけなら何のフックもないこんな作品、よく企画が通るよなぁ。それだけ今の韓国映画界が豊かだということなんだろうけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2013年9月2日
『悪いやつら』:物語というのは、結局、どこで普遍性を勝ち取りにいくかを張るバクチでもあるのだけど、この作品は見事にその勝負に勝ってのけた作品であると思いました。まぁ、万人受けはしないだろうけど、ダメおっさん受けの人には是非(……ニッチだな、そのニーズも)。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2013年9月2日