『ちはやふる -上の句-』@新宿ピカデリー(16/3/19(sat)鑑賞)
そんなわけで、本日の映画1本目『ちはやふる -上の句-』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。アニメ1期を飛び飛びで観てたくらいで、原作は未見。トレーラーを信ずる限り、キラキラのアイドル映画になるはずで、泣きながら手下埋める墓穴掘ったりはしないと思うけど(^^;; #fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』観終わりました。この原作で、広瀬すずがヒロインなら、その段階でほぼ勝ったも同然なのだけど、そこできちんと勝ち切るのがプロのお仕事。その意味でソツなくきっちり勝って見せた横綱相撲のような映画でした。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:原作は既にアニメ化もされてる大ヒット作なんで、あらすじは端折りますが、高校生の競技カルタをテーマとしたお話。ヒロインがカルタ馬鹿まっしぐら(美人なのに(^^;;)なので、恋愛話は背景に引いて青春スポーツものの性格が強いです。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:逆に言えば、恋愛話へのこの距離感が「しのぶれば…」という意味で、古典文学に通づるニュアンスもあるのかな。ともあれ、競技カルタの最前線にいるトップ選手の世界は、徹頭徹尾、身体性が勝負のアスリートの領域です。やってることは体育会系(^^) #fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:ともすれば、「アスリートの孤独」の話に陥りがちなこの世界を、学園部活ものとして素人部員を加えたチームで挑み、むしろその「アスリートの孤独」をどう打破すべきか、という話に組み替えたのは原作の功績。この作品のテーマ的な肝は(たぶん)そこです。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:で、そんな観点で見ると原作のキャラ配置の設計はほぼ完璧で、ガチの天才アスリートのヒロインを中心に、彼女に足りない部分を他の部員たちで補う構造になってる。才能や資質だけでなく、ドラマ的にも、ヒロインにない葛藤をそれぞれに抱えている。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:今回の映画では、競技カルタの世界の紹介と、ヒロイン周辺の彼ら彼女ら「凡人たち」が競技カルタを通して、それぞれの「壁」を乗り越えてゆくエピソードが描かれる、熱量の高いお話になっています。純粋にスポーツものとして完成度高いよ。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
※訂正「ヒロイン同様に先に芸能界デビューしている(姉がいる)広瀬すず」ですね(^^A『ちはやふる -上の句-』:それで、この映画です。ヒロイン同様に先に芸能界デビューしている広瀬すずのスクリーン映えする美人度と、コミック原作らしくそれがややオーバーアクト気味に動き廻る絵面は、ほぼそれで勝ちも同然。発声も聴き取りにくいとこなかったし。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:「アイドル」……というか、彼女はキャリア的に「女優」さんと捉えた方がいいのかな。この歳で、何でこんなに完成度が高いのか謎だけど(^^A 周囲のキャストも、原作のイメージに寄せてキャラを作りこんでて隙がない。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:肉まん君だけ、ルックスがもっと「肉まん」なら良かったのにと思ったけど(爆、この映画単体ではこれはこれで。肉まん持って出てきた力技にはびっくりしたけどw、本編は春から初夏の話なので、そうそう繰り返すわけにもねぇ。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:構成的には、かなり原作を摘んでるはずなんだけど、ほとんど破綻を感じなかったなぁ。ヒロインのお姉さん廻りのエピソードがばっさり切られたくらい? 原作読み込んでないんで、ほとんど違和感感じなかったです。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 19, 2016
『ちはやふる -上の句-』:そういや、小学生編がまるまるカットなのか。必要なパートは回想でフォローしてるけど。情報量多いはずなんだけど、摘んでる無理して繋いでる印象はないんだよね。地区大会優勝に向けて、各キャラの葛藤が収束してゆく軸線がしっかりしてるからか。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 20, 2016
『ちはやふる -上の句-』:で、次の「下の句」では、いよいよ全国大会編。ヒロインのライバル登場に、満を持してラスボス(?)綿貫新とのカルタと恋(そっちも?だが(^^;)の決戦と、熱血少年マンガばりに燃える展開が待ってるようで、確かに来月の公開が待ち遠しい映画でした。#fr16_n
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) March 20, 2016
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