『暴走車 ランナウェイ・カー』@ヒューマントラストシネマ渋谷(15/11/27(fri)鑑賞)
車には時限爆弾、後部座席にいる自分の子供は負傷、さあどうする!?映画『暴走車 ランナウェイ・カー』予告編
本日の映画『暴走車 ランナウェイ・カー』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。……いや、ビックカメラにバッテリー買いに来たついでなので、例によって何も事前情報なしという(爆
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』観終わりました。邦題タイトルから、何か愉快なヒャッハー映画かと思ったらそんなことはなく(^^;;、息子と娘を乗せた通勤途中のマイカーに爆弾を仕掛けられたパパさんの苦悩と死闘を描く、限定状況スリラーのスペイン映画。やるじゃん、スペイン映画!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:銀行支店長のカルロスは、息子と娘を後部座席に乗せて出勤の途中、掛かってきた1本の電話で運命が暗転する。「お前の車に爆弾を仕掛けた」シートの下を確認すると、確かに爆弾らしきものが……。戦慄するカルロスに、犯人は指定の口座に大金を振り込めと指示する。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:指定された金額は、家族の全財産と顧客の金。カルロスは車中から連絡を取って、必死に犯人の要望に応えようとするが、同じく自家用車の車中に閉じ込められて脅迫されていた同僚も目の前で爆死! 更に爆散した破片で、幼い息子が怪我をして出血が止まらなくなる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:だが、犯人は容赦なくカルロスを脅し続けて、顧客を騙して金を集めさせようとする。しかし、事態は警察の知るところとなり、カルロスの車は警官隊の重包囲下に置かれるも、犯人は諦めることなくカルロス一家を解放しようとしない……というお話。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:いやぁ、定番と言えばこれほどど定番なスリラーはないのだけど、この映画が面白いのは、犯人が微妙に素人くさくて、次に何を仕出かすのか読めない(^^;; どう考えても主人公には無理な指示出しといて、出来ないと言ってキレるw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:かと思えば、主人公との初顔合わせは、警官隊や警察車両の包囲下を抜け抜けとすり抜けて、衆人環視のど真ん中と言った大胆さも見せつけたり。息子が死にそうなのに、無茶な理屈で執拗に金に拘ったり、感情的で、プロではないだけにまったく先が読めない。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:この映画の成功の少なからぬ要素は、この犯人の造詣ですね。逆に言うと、犯人の正体がバレてからは、ちょっとそこの面白さは減ってしまった感もある。まぁ、一概に悪人とも言い切れない設定は、有りだとは思ったけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:それと、車内に同乗しなかった主人公の奥さんが、事件をきっかけに浮気してたのが発覚するわ、全然主人公の頼んだ通りに動いてくれないわw 警察からは狂言を疑われ、会社からはさっさと見捨てられるわ。主人公を追い詰める手口に容赦がない(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:まぁ、作中で爆発する爆弾は2発だけだし、それもそんなに派手じゃないので、ハリウッド的な押し出しはないんだけど、ちょいちょいどうやって撮ったのか首を捻るシーンもあったりして、そういう意味でも油断も隙もない(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:終盤、(爆弾解体でドアを外した)走行中の車をフロントからぐるっと廻り込んで、後部シートを抜けて、再び車外から捉えるカットがあるのだけど、あれ、どうやって撮ったんだ? CGで補正してるのかも知れないけど、話のスケールの割に妙なところで凝ってるよな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日
『暴走車 ランナウェイ・カー』:出てくる警察も現場部隊レベルで抑えてるし、無駄にスケールを拡大させず、限定状況スリラーとしての節度を最後まで維持する姿勢も好感触。昨年の『スガラムルディの魔女』、今年の『マーシュランド』と佳作の続くスペイン映画の勢いに乗った傑作スリラーでしたw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月27日