『パリよ、永遠に』@ヒューマントラストシネマ有楽町(15/3/13(fri)鑑賞)
本日の映画『パリよ、永遠に』@ヒューマントラストシネマ有楽町に劇場入りしました。WWII末期、パリ陥落の前夜、ヒトラーから撤退前にパリ爆破を命じられた独軍司令と、それを押しとどめんと説得するスウェーデン総領事の対話を描く実話だとか。 pic.twitter.com/LGNyg6Agmw
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』観終わりました。パリ陥落前夜、律儀なドイツ軍人の仕事なので、開始10分でパリ爆破の準備完了。後は爆破命令を出だけの状況から、独軍司令の部屋に忍び込んだスウェーデン総領事による夜を徹した説得が始まる……戯曲原作なので、舞台を限定した会話劇中心のお話。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』:勿論、後世の我々はパリが爆破されていないことを知ってるのだけど、ヒトラーがワルシャワや幾つかの古都を陥落時に灰燼と化しているのも事実で、パリがそうならなかったのは本当に薄皮一枚の差でしかない。では、その「薄皮」とは何だったのか、というのがこの映画のテーマ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』:内心憮然としながら爆破命令をすぐにでも出そうとする独軍司令に、パリの歴史と美しさを説き、人道を説き、倫理を説いて、命令撤回を求める総領事。勿論、綺麗ごとでは済まず、総領事もエレガントな交渉の裏で、レジスタンスによる妨害工作も折り込んで、駆け引きを繰り広げる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』:数百万人の人命と、歴史と芸術の都パリの運命を掛けてのぎりぎりの交渉のはてに、やがて見えてくる未来に繋がる一筋の光明……まさに、これぞ交渉劇の醍醐味。マスコミ衆知の表の「外交」の裏で、無数のこうした交渉があったのだと思うと、胸が熱くなる。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』:あと、この映画はフランス映画だし、主に仏語で語られる映画なのだけど、主役ふたりは勿論、ドイツ人とフィンランド人。それが異国の首都の命運をかけての交渉に臨む構造なのが、本作のミソ。特に総領事なんか、本人がパリを愛してる以外の関わる理由がないしね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』:結局、そこまでやってくれる異国のファンを、どこまで掴む魅力があるかが歴史の境目、という構造なので、フランス人が脇でも全然問題ない。「もう、どいつもこいつも、パリの魅力にメロメロなのよ」という、フランス人がどや顔で撮った映画というか(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』:パリ陥落の経緯にはあまり詳しくないので、この映画で語られる逸話がどこまで事実に即しているのか何とも言えないんだけど、歴史と外交とパリを愛する人々のロマンに満ちた、粋でエレガントな映画でした。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
『パリよ、永遠に』:監督、ドイツ人だった……(^^;; まぁ、そうなると、異国人がパリの魅力に囚われ、そして愛を捧げるお話、ってことか。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月13日
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