『事件記者 仮面の脅迫/姿なき狙撃者』@ラピュタ阿佐ヶ谷(16/5/14(sat)鑑賞)
本日の映画3本目『事件記者 仮面の脅迫』 / 『事件記者 姿なき狙撃者』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1959年公開。警視庁記者クラブに詰める事件記者たちの物語で、シリーズ第3作&第5作。どちらも1時間弱の映画です。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 仮面の脅迫』 / 『事件記者 姿なき狙撃者』観終わりました。今回は、東京日報の新米記者の菅ちゃんと中央日日のガンちゃんがそれぞれ活躍し、メディアの倫理と良心の境界線が試される。特に大喰いウザ新人のガンちゃんはキャラ立ち過ぎだろ……(^_^) #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 仮面の脅迫』 :まずこちら。シリーズ第3作目。偶然拾った痴漢事件を実名で記事にしたら、実は後に免罪と判り、犯人扱いされた薬剤師の勤める病院の事務長が怒鳴り込んできた。大きく紙面を割いて訂正記事を出せと要求するが、編成は通常通りの小さな訂正枠で処理する。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 仮面の脅迫』 :それを見て容疑者だった薬剤師から、「大きな訂正記事を載せなければ自殺する」という電話が掛かってくる。各紙編集部は、ラジオや広報車を使って大々的に呼びかけを行うが、薬剤師は死体で発見される。だがその背後で、事務長が暗躍していた…というお話。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 姿なき狙撃者』:シリーズ第5作目。アベックで空き巣狙いを繰り返していた若い男女。高級マンションに忍び込んだ男が、たまたまそこにあった拳銃を盗み出すが、その間に見張り役の女が捕まってしまう。男は「女を釈放しないと、拳銃で警官を襲う」と脅迫電話を掛けてくる。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 姿なき狙撃者』:当然、警察当局からは無視され、怒った男は派出所の襲撃を繰り返す。一方、埠頭で死体で発見された外国人の体内から摘出された銃弾が、男の拳銃から発射されたものと特定。拳銃の元々の持ち主も、男の身柄を探して動き出す……というお話。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 仮面の脅迫/姿なき狙撃者』:『仮面の脅迫』では、免罪事件を調子に乗って2段ぶち抜き掲載させて反省(してるように見えないw)ガンちゃんが、『姿なき狙撃者』では犯人の電話を取って交渉窓口になる菅ちゃんに焦点が当たる。でもプライベートな話は踏み込まないw #fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 仮面の脅迫/姿なき狙撃者』:『仮面の脅迫』での誤報の問題にせよ、『姿なき狙撃者』での記者と犯人の距離感の話にせよ、現代でも通用する課題であると同時に、ぎりぎり「記者の正義」が成立していたこの時代でないと、きれいな大団円では終われなかったろうな、とも思う。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 仮面の脅迫/姿なき狙撃者』:後、『仮面の脅迫』で「誤報」騒ぎで殊勝な顔つきをしていた記者たちが、「事件」と判るや急に目つきがぎらつき出すとことかw、犠牲者出てるのに、スクープで抜いた抜かれたのさっぱり感覚の大団円で締めるとか、この辺は時代ですかね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月14日
『事件記者 仮面の脅迫/姿なき狙撃者』:それと例によって、シンメトリカルなレイアウトのカットがぽんと挿入されてくる油断のなさが日活らしいというか。この辺のセンスの良さは、同時期に東映でやってた『警視庁物語』にない部分で、後の日活アクションでも活かされてくわけですが。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月15日
『事件記者 仮面の脅迫/姿なき狙撃者』:まぁ、しかし、警察と記者クラブの馴れ合いの問題とか、今やったら闇が噴出しそうなネタがあちこちに散りばめられてるのを、さらっと爽やかに片付けてて(爆、逆に今こそノワールっぽいドラマとしてやってみるのも面白いかもね。#fr16_n
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年5月15日