『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』@地元のシネコン(15/5/1(fri)鑑賞)
映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』予告編
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本日の映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』@地元のシネコンに劇場入りしました。感想やレビューの類いはほとんど
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
本日の映画『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』@地元のシネコンに劇場入りしました。事前に感想やレビューの類をほとんど読まずに来たので、期待半分不安半分といった感じではあるのだけど、さて。『パト2』の続編というだけで、不安はいや増すわけなのだけど(汗
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』観終わりました。思ったより面白かったです。おいおい触れてきますが、引っかかる点は多々あるんですが、新鮮なレイアウトや視点、着眼点などが、ちょいちょいあるんで、つまらなくはないです。…まぁ、変な映画ではあるんですが。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:面白かった点を先に挙げてくと、今回の仇役として熱光学ステルス攻撃ヘリを設定して、それが首都上空を暴れ廻るというストーリーに対して、日本映画にしては意外とちゃんと画を作ってる(^^;; CGの進化って、偉大だわ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:高層ビル群を縫って繰り広げられるヘリ対ヘリの空中戦とか、ビルのガラス壁を砕いてくシーンとか、そうしたヘリのコックピットからの視点(ビュー)とかね。ヘリ大好き人間なんで、大満足(^^) もうそれだけで元取ったからいいや。ごちそうさま。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:…それで終わるのもアレなんで、もうちょっと続けると、この映画のキーになるポイントとして「映像解析論」的な視点があって、既存の情報を解析することで「敵」の姿が浮かび上がるという場面が転換点として打ち込まれてる。映像地理論とか、映画で観るのは初かな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:で、ここから微妙になってくるんだけど(^^;;、この映画は基本的な作りとして『パト2』の続編であり、セルフリメイクであり、セルフパロというコンセプトで自覚的に作られてます。なので、そこら中で、『パト2』のシチュエーションや台詞が繰り返される。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:旧作ファンへのくすぐりと言うか、サービスのつもりなのかもしれないけど、そこは自分はあまり乗れなくてなぁ。まぁ、それを言い出すと、この『TNG』シリーズ全体の演出コンセプト自体、全否定という話になってしまうのだけど。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:あと、『パト2』自体からそうなんだけど、「状況」は描いても「動機」や「思想」は描かないんだよね。例えば犯人グループの目的は「状況」を作ること以上には描かれないし、特車2課が事件に関与する「動機」も、なし崩し以上には語られない。これ、意図的だよな。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:多分、「現代の日本人に『テロ(政治的暴力)』を実行するほど強固な思想はない」という、監督の日本人観があるんだと思う。しかしそれは、「これまでの日本人」には正しくても、「これからの日本人」にも正しいんだろうか。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:先日のドローン犯の口にしてた「反原発」なんて、思想と呼ぶにはあまりに生煮えなんだけど、まだ思想とは言えない「社会への憎悪」や「共感性に欠落」が、社会のそこここでぼんやりと育ちつつある気がする。そういった「未来への目線」が、ちと足りなかったかなぁ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:あとは「物語」のセオリー的には、絶対に明vs敵パイロットで因縁を練り上げて、ラストの決戦で炸裂というのが「正しい」に決まってるのに、後藤田&公安のグダグダ話を優先するw それも完全に判ってやってることだと思うので、文句をつけるのも虚しいんですが。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:特車2課が事件に捲き込まれるまではともかく、敵の補給拠点に彼らだけで銃持って直接生身で突入するのは、筋として無理があるし、携行型対空ミサイルもなしに警察が攻撃ヘリの制圧にこだわるのも論外。撮りたい映像を優先してか、筋がいろいろ変ではあるのよね。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日
『TNGパトレイバー 首都決戦』:そんなわけで、いろいろ変なところも多いんですが、見るべき点も少なくない。「クセ」は強いんで、そこは覚悟が必要ですが、全部ひっくるめて「面白かった」です。「」で括った辺りのニュアンスは、まぁ、自由に汲んでください(^^;;
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年5月1日