『バトルヒート』@丸の内TOEI(15/8/1(sat)鑑賞)
で、本日の映画3本目『バトルヒート』@丸の内TOEIに劇場入りしました。ドルフ・ラングレンvsトニー・ジャーなんて、観る前から、超サイコーに決まってるじゃないですか!ねぇ、やっぱりゾウ出るかな?<知らん。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』観終わりました。いやぁ、これだよ。こういうのが、正しいB級アクション映画だよ! 2大アクション・スターが誤解から対決し、拳を交わすことで理解し合い。共闘して巨悪を討つ。それもジャーナリズム的をちゃんと絡めて、観終わったら現実の悪への怒りも観客に宿る。これですよ!
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:米国の刑事ニック(ドルフ・ラングレン)は、人身売買組織の首領ドラゴビッチの息子のひとりを捜査の過程で射殺したことで恨みをかい、妻と娘を惨殺され、自身も重症を負う。意識を取り戻して妻子の死を知らされたニックは、ドラゴビッチの関係者を次々と私刑で殺害。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:更にドラゴビッチと息子たちを追って、タイへと向かう。暴走するニックを止めるために、米国警察はタイ警察に協力を依頼。同じく人身売買組織を追う凄腕捜査官トニー(トニー・ジャー)が出動し、空港でニックの身柄を抑えようとする。逃げるニック。追うトニー。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:だがニック追跡の混乱の最中、組織に通じた裏切り者によってトニーの同僚が射殺。その殺人の罪をニックがなすりつけられたことによって、怒りを燃え上がらせてニックを追うトニー。ニックもまた、復讐鬼と化してドラゴビッチ一族を追う。果たして、ふたりの漢達の復讐の行方は…。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:もうね、人身売買関連の描写が酷いので、観てて本気で怒りが沸いてくる辺り、啓蒙映画としてまず素晴らしい。特に冒頭、タイの田舎からウキウキと都会に出てきた娘さんが、あっという間に拐われて手際良く「商品(パッケージ)」化される描写で、まず怒りポイント。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:そして綺麗な服を着せられて悪党どもの取引現場に連れてこられる娘さん。それを容赦なくぶち壊して、颯爽と娘さんを救う我らがトニー・ジャー先輩。そこで、胸きゅんポイント。娘さんが無事救われて田舎に帰れてほっとするものの、勿論、そんな娘ばかりではなく……。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:そんな感じで、現実の人身売買の酷さを語りつつ、映画の中では、観客の気持ちを深刻さで塞ぎ切ってしまわないように救済も見せる。そのさじ加減が絶妙なんだよね。ジャーナリズム的な要素を、エンタメに組み込む際の姿勢として、細やかに神経を使って作られてる。プロの仕事ですよ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:そんな感じで、現実の人身売買の酷さを語りつつ、映画の中では、観客の気持ちを深刻さで塞ぎ切ってしまわないように救済も見せる。そのさじ加減が絶妙なんだよね。ジャーナリズム的な要素を、エンタメに組み込む際の姿勢として、細やかに神経を使って作られてる。プロの仕事ですよ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:落ちも単純なハッピーエンドではなく、絶望の中でも微かな希望を信じて前へ進むというニュアンスで、実際の人身売買被害者やその家族の気持ちに寄り添うようなつくりになっていて、そこも好感触。複雑で深刻なこの問題を、よくここまで娯楽に落とし込むものです。正に感嘆の一語。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:こういうの観ちゃうと、今の邦画のアクションは「アクションのためのアクション」で終わっちゃって、ファンタジー設定まで持ってこないとなかなか成立させられないでいる。地に足がついてないんだ。せっかく身体の動く役者さんもいるのにねぇ。もったいないよ。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日
『バトルヒート』:エンタメとジャーナリズムの両立、という意味で、自分が理想として模索している物語の有り様を示してもらえたようで、意外な拾いものでした。公開館数も少なめですけど、観れる機会のある方は是非。
— 義忠@夏コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月1日