『グラスホッパー』@新宿ピカデリー(15/11/26(thu)鑑賞)
グラスホッパー スタンダード・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2016/04/28
- メディア: Blu-ray
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本日の映画『グラスホッパー』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日
『グラスホッパー』観終わりました。殺された婚約者の仇を討つため、殺し屋たちが跳梁跋扈するアンダーグラウンドに身を投じた教師の、2昼夜の冒険……。ちょいちょい引き込まれるシーンやカットはあるものの、通しで観るとネタの割に弾け切らなかった印象。原作からそういう構造なんだろうけどね。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日
『グラスホッパー』:アンダーグラウンドの殺し屋たちの世界を描く作品は、割と古くからある古典的なテーマで、鈴木清順の『殺しの烙印』とか岡本喜八の『殺人狂時代』、直近だと『ジョン・ウィック』もそうだよね。いくらでもネタを突っ込めるので、やりようによってはお楽しみの宝庫と化せる(^^)
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日
『グラスホッパー』:本作も個性豊かな殺し屋たちが次々に出てきて、それぞれの得意技を使って殺し殺されの攻防戦を繰り広げ、そこを完全に一般人な主人公がへっぴり腰で逃げ回るわけで、これが面白くならないはずがない……のだけどなぁ。うーん。いや、今の邦画だとこうなるのも判るけどなー。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日
『グラスホッパー』:いや、この映画、ある意味凄く丁寧なので、主人公や殺し屋たちが要所要所で立ち止まって、過去を回想したり、相棒やら自分が殺した屍者と哲学的な対話をしたりするのね。原作ではこの辺も売りなんだろうな、と思うものの、60年代邦画のドライさを知ると、ウザくてなー。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日
『グラスホッパー』:設定しとくのはいいけど、別に本編で回想までして深堀りする必要ないよなぁ、と。そんな時間があったら、変な殺し屋をガンガン突っ込んで、カオス度増し増しで走りきってしまえばいいのに。……いや、原作未読なので、そっちへの配慮とか愛情とか一切ないから言える話ですが(爆
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日
『グラスホッパー』:ただまぁ、情緒を重視する今の邦画のモードでは、そっちに行くことはないのはよく判ってるし、そういう哲学に基づいて撮られた映画としては「よく出来てる」と思います。自分がそれを評価する気になれないだけで。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日
『グラスホッパー』:このテーマなら、もっとアッパーに、もっと狂騒的に、もっとアナーキーにやって欲しかったなぁ、というのが、自分の正直な感想。まぁ、今の邦画の観客層には、これくらいの熱量と湿度がちょうどいいのかも知れないけど。
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年11月26日