『23年の沈黙』@新宿シネマカリテ(15/10/20(tue)鑑賞)
Das letzte Schweigen | Deutscher Trailer HD
本日の映画『23年の沈黙』@新宿シネマカリテに劇場入りしました。DVDスルーされてたドイツのミステリーだそうです。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月20日
『23年の沈黙』観終わりました。暴行殺害された少女の遺体が湖に遺棄され、犯人が捕まらないまま迷宮入りしてから23年後……。そっくり同じ犯行状況で新たな少女が失踪したことで、23年前と今の事件の関係者が一斉に揺さぶられ、玉突きで止まっていた時間が動き出す、というお話。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月20日
『23年の沈黙』:基本的に登場人物はみんな、ちょっとづつ「壊れてる」か「壊れる」ことで、状況が迷走して行くんだけど、終わってみれば、そのまんまな落ちだったというミステリー。 自分が想定してた犯人はもっと酷かったけど(^^;;、これでも充分酷い話か(汗
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月20日
『23年の沈黙』:「23年前の犯人」は最初から明示されているのだけど、それが「今回の犯人」なのか、どうなのか、というのが、ドラマの基本構造で、23年前の事件の担当だった退職刑事である主人公の父親は、不穏な動きを始めるし、23年前の事件の共犯者も動揺して動き出す。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月20日
『23年の沈黙』:そうした「動揺」が最後まで続くので、ぎりぎりまで先が読めない。展開は、そんなにトリッキーでもないんですけどね。それだけに、ミステリーとして良質なのだと思います。まぁ、奥さんを亡くしてる主人公の壊れっぷりは、若干やり過ぎだと思ったけど(^^;;
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月20日
『23年の沈黙』:それも、「愛する者を喪った喪失感」で遺族の想いに寄り添い、事件の真相に迫る原動力となるという構造は、よく出来てたかな。事件の構造自体はシンプルでも、群像劇的に処理することで、複雑化させる手法は勉強になりました。秋の夜長に向いた良質なミステリーとして、お薦めです。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年10月20日