『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's』(12/7/15(sun)鑑賞)
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's 予告ムービー
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『魔法少女リリカルなのはAs』劇場入りしました。音響のいいスクリーンです。入りは……たぶんこの勢いなら満員でしょうね。男女比9:1くらいですが。まぁ、後同輩ということで。そんなわけで、ぼちぼち携帯の電源を切りますね。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:本作はTV版1クール13話のお話を基に作られた映画ですが、「再構成」ではありません。「知ってるよ。完全新作だろ」とご存知の方もいらっしゃるでしょうが、そんな話をしたいわけではありません。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:本作では、1クール13話かけてやったエピソードを、「ほぼ全部盛り」するという無茶をしでかした。つか、むしろそこから更に深堀りされてるキャラもいます。……おかしいだろ! 尺の計算合わないだろ! どうなってんの、これ? そりゃ2時間半いくわ!
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:基本的に制作サイドが作品やキャラを深く愛してる、ということがよく伝わってくる作品です。すべてのキャラとエピソードが愛おしくて、削れなかったんだね。まぁ、そこはいいんだけど、「映画」としてはそこが仇になってる気が凄くするですよ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:冒頭、はやて登場の冒頭から最初のバトル開始まで30分くらいかな。バトルは映画的な奥行きとスピードのあるMS戦みたいな勢いでいいのだけど、それまではフェイトが転校してきて、なのはといちゃつく日常場面なので、事前にキャラに感情移入できてないと辛い。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:その意味で、この時点で初見の観客を振り落しにかかってる。まぁ、どうせ観にくる観客は全部TV版か劇場前作くらい観てるだろうからいいんですけどね。ただ、全体に「劇場で観てる観客の生理」より、「お話を語り切る」という欲求を優先している感が強くありました。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:特にクライマックスのバトルが終わってから、エピローグ・パートが体感で20分くらいあったかな。いや、作家としては全部必要なのは判るよ。キャラを大切にするなら、何ひとつないがしろにしてはいけない場面ばかりだったよ。でも、「映画」としてはどうなのよ、と。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:はやてとリーンフォースの別れを丁寧に描くのはいいけど、それは観客に「別れの悲しみ」という感情をその間ずっと強いていることになる。小説やゲームなら、観客はそれを自分で止めて、好きな時に再開できる。でも映画では観客はずっとシートに座ってるんだからね。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:あと、個別のシーンでも言葉を惜しまないんだよね。尺を気にせず、想いを全部言葉で伝えようとする。その言葉自体は胸に響く魂のこもったセリフが多いので、一概に全否定する気もないんだけど、ノベルゲーム畑出身の都築さんらしいというか、何というか。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:正直言うと「映画」としては、非常にいびつな作品です。無条件に支持はできません。しかし『とらいあんぐるハート』以来、都築さんが支持されてきたのは、この過剰でいびつな作風から迸る情念故なのも事実なんだよね。その情念は本作でもしっかり、激しく脈打ってる。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
『魔法少女リリカルなのはAs』:都築作品の集大成としては、ああ、そうならざる得ないよねと納得の作品でもあります。都築作品のあの「愛」とそれを守る「覚悟」に溢れた世界観が大好きな人には、大満足の作品でしょう。一見のお客さんは…まぁ、DVD観て予習してから行かれた方がよろしいかと。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2012年7月15日
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