『仁義なき戦い 完結編』@池袋新文芸坐(15/3/28(sat)鑑賞)
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仁義なき戦い〈死闘篇〉 美能幸三の手記より<仁義なき戦い> (角川文庫)
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仁義なき戦い〈決戦篇〉 美能幸三の手記より<仁義なき戦い> (角川文庫)
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『仁義なき戦い 完結編』観終わりました。広能昌三の収監後、政治結社化して生き残りをはかる旧山守組の中で、台頭するニュージェネレーションと去りゆく旧世代のヤクザたち。激動の呉・広島の裏社会に、遂に統一の日が来るのか……というお話。 pic.twitter.com/StZF8ZDc2y
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月28日
『仁義なき戦い 完結編』:本作から笠原和夫が脚本から下りてるので、笠原映画としては蛇足なのだけど、広能昌三の引退と世代交代の話なので、シリーズの締めとしてはやる必要のあるエピソードだったかと。しかし、あのぐだグダグダの状況から、よく広島統一(一歩手前)まで持ってこれたなぁ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月28日
『仁義なき戦い 完結編』:例によって、本編の8割で広能昌三は収監されており、事実上の主役は天政会(旧山守組)の若手幹部の松村保(北大路欣也)。第2次広島戦争で山守組の参謀を務めた切れ者の武田明(小林旭)の始めた組織近代化を継承し、権力を掌握するまで。まぁ、王権確立の話ですな。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月28日
『仁義なき戦い 完結編』:物語は既に昭和45年(1970年)に差し掛かっており、関係者の多くが未だ現役だったため、各方面への配慮が必要で、松村のヒーロー性とか武田や広能の物分かりの良さは、その辺が影響してるのかも。実際はもっとグダグダだったらしいんだけど(^^;;
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月28日
『仁義なき戦い 完結編』:しかし、合議制で役員会で多数決取るヤクザ組織ってのも笑えるんだけど、そうなるとますますサラリーマンもののパロディーみたくなってきて、まぁ、確かにこの辺が潮時だったのかな。本作前半でかろうじて不穏な策動で緊張感を保ってた松方弘樹も、後半退場するし。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月28日
『仁義なき戦い 完結編』:ちなみに小ネタ的には、映画終盤で踏切で信号待ちのクルマを暗殺者が襲撃するシーンがあるんだけど、ああ、韓国映画『新しき世界』のあのシーンの元ネタはこれか!(^^) 未だに裏社会ものの映画に影響を与え続けているシリーズなんですなぁ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月28日