『ゴーン・ガール』@地元のシネコン(14/12/14(sun)鑑賞)
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本日の映画2本目『ゴーン・ガール』@地元のシネコンに劇場入りしました。……終わる頃には開票始まってるなぁ。 pic.twitter.com/BUBEw1mCnw
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』観終わりました。……自分的には超サイコーだったが、サイコーな部分が全部ネタバレになるので、何にも言えねーっ! w いや、ヒドい話なんですけどね。ほら、自分、ヒドい話好きなんで。さて、どうレビューしたものか。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:結婚5周年目の日に帰宅すると、妻が失踪していた──。自宅の状況から、何らかの暴力沙汰に捲き込まれた可能性もあり、警察を呼んだ夫だったが、妻が少女時代に両親が描いた絵本のモデルとしてなまじ有名だったこともあり、事態は思いもよらぬ勢いで世論の注目を浴びてゆく……。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:この作品もここまでのあらすじだけでは、発射台に過ぎないんだけど、この後、割と早々に事件のネタを割ってしまって、更にその先にどんどん踏み込んでゆく。それは、事件の謎そのものがこの映画の推進力ではなく、イメージを巡る闘争劇が主だからなのですね。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:「理想のパートナー像」を巡る妻と夫の間のごく私的な駆け引きが、事件をきっかけにあっという間に全米注目のパブリックな闘争へと発展する。「世間からどう見られるか」「どう見てもらいたいか」「そのためにどう振る舞うか」。支配と被支配が混然となるその状況こそ主題なのだ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:この映画がとても刺激的というか、スリリングなのは、単純に「支配する側」が偉いのではなくて、「支配される」ことによって「支配する」関係もあり、「支配する」ことによって「支配される」ことになる関係もあることを描いている点。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:この映画の「勝者」は、こうした支配被支配の関係性の世界を更に一段上のレイヤーから把握し、家庭内と社会の情報環境を完璧に操作してのけた人物で、その人物が君臨する形で物語は幕を閉じる。ぞっとする後味だが、現代社会の勝利条件を示してもいる。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:この映画は、乱暴に言ってしまえば夫婦喧嘩の映画でもあるのだけどw、(私的なものであれ社会的なものであれ)現代における「関係性」とは何かという、鋭い批評性を持った映画でもあるのですね。それは、とてもスリリングな視点だと思う。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:いや、本当は自分が一番、超サイコーだと思ったのは、失踪した奥さんのキャラクター性なのだけど……その話を、ネタバレせずにする方法が思いつかねーっ!(爆 もう滅茶苦茶な女なんだけど、そこがいい! でも自分の奥さんには絶対イヤ!w 今は、そんな女とだけ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
『ゴーン・ガール』:そんなわけで、純粋なサスペンス映画を予想して観に行くと(いや、サスペンス映画としても良くできてるんだけど)、思いの外、深い批評性があって、面白い映画でした。……まぁ、あの奥さんを(映画のキャラとして)受け入れられるかどうかは、意見が分かれるだろうけど(^^;;
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2014年12月14日
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