『群盗』@シネマート新宿(15/4/27(mon)鑑賞)
本日の韓国映画『群盗』@シネマート新宿に劇場入りしました。昨年、ゲスな小悪党のおっさんが、とことんゲスに裏社会でのし上がる『悪いやつら』を撮った監督による、マカロニ韓流時代劇だそうです。あの路線からこっちに来るかーw pic.twitter.com/lrJKz8WVtd
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日
『群盗』観終わりました。いやぁ、素晴らしい。超サイコーと言わざる得ない。韓流時代劇とペキンパーの悪魔合体w 悪はどこまでもどこまでも強く、非情にして酷薄、そして妖艶。ようしゃなく圧倒的な敵との夥しい犠牲と血みどろの死闘の涯(はて)に、正義と勝利を奪い取れ!
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日
『群盗』:政治の腐敗と続く凶作に民衆が苦しむ朝鮮王朝末期。悪徳官吏の苛斂誅求に喘ぐ民衆は、官庁や富豪を襲って金穀を分配する盗賊団をわずかな希望とする世となっていた。そんな時代に生きる貧しい屠畜業の青年トルムチは、領主に命じられた暗殺仕事に失敗。その報いとして母と妹を殺される。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日
『群盗』:怒りに任せて領主の屋敷に殴りこんだトルムチだが、武芸百般を修めた領主の圧倒的な力の前に叩きのめされ、死罪となる。刑の執行寸前に義賊団チュソルに救われたトルムチは、入団を誓い、独学で武芸を学ぶ。そして2年後、より強大で悪辣な民衆の敵と化した領主に、義賊団は遂に立ち上がる!
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日
『群盗』:全編通して過剰な暴力の吹き荒れる、まさにマカロニなノリもさることながら、何はなくとも本作は、カン・ドンウォン演じる悪代官の存在感ですわ。生まれからくる屈折した内面を埋め合わせるように、圧倒的な力で凄まじい悪をなす美貌の悪役って、キャラ立ち過ぎ(^^;;
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日
『群盗』:だいたい屋敷から誘い出されて、手練の盗賊団に囲まれながら、一瞬の隙を衝いて、逆にひとりで盗賊団を殲滅するとか、化物すぎる(爆 か、勝てる気がしねぇ……orz 更に軍勢率いて盗賊団の本拠地に雪崩れ込み、女子供も撫で斬りするこの悪党をどう斃すか。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日
『群盗』:まぁ、これだけ盛り上げておいて、ラストの決戦が知略ではなく「秘密兵器」頼りだったのはちと残念だったけど、そこはペキンパー・リスペクトとして良しとしよう!(^^) ちゃんと民衆蜂起落ちだしね。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日
『群盗』:こうして観てみると、韓国ノワールとマカロニ・ウェスタンは、流血過多の暴力過多という点で、親和性高かったのね。日本も残酷時代劇とか復活させようぜ。深い悪の闇をきっちり描いて、陰影の深い強烈なドラマツルギーを日本人も取り戻すべきと思うねん。
— 義忠@C90(日)東パ47a「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年4月27日