『栄光のランナー／1936ベルリン』@TOHOシネマズシャンテ(16/8/15(mon)鑑賞)

アメリカの陸上選手ジェシー・オーエンスとは!?映画『栄光のランナー／1936ベルリン』予告編

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【映画パンフレット】　栄光のランナー／１９３６ベルリン　監督　スティーブン・ホプキンス　　キャスト　テファン・ジェームス、ジェイソン・サダイキス、ジェレミー・アイアンズ、カリス・ファン・ハウンテン、ウィリアム・ハート

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本日の映画１本目『栄光のランナー／1936ベルリン』@TOHOシネマズシャンテに劇場入りしました。ミュンヘン・オリンピックに米国代表として出場した黒人ランナーのお話だそうですが、さて。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』観終わりました。ミュンヘンじゃなくて、ベルリン・オリンピックの方でした(タイトルそうだし(ｰｰ;)。で、そのベルリン大会で４個の金メダルを米国にもたらした黒人ランナー、J・C・オーエンスの伝記映画です。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：大枠としては、まだまだ市民生活のそこかしこに黒人差別が偏在している30年代の米国で、圧倒的なトラック・レコードで差別をねじ伏せ、オーエンスが米国代表選手に選ばれるまでが前半。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：その背景では、オリンピック憲章を頭から否定する政策を推し進めながらベルリン大会を国威発揚に利用しようとするナチス政権と米五輪協会(AOU)のせめぎ合いがあり、米国の参加が決まっても、黒人選手、ユダヤ人選手個人の葛藤がある。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：公然と人種差別を掲げる国の大会に、黒人として参加することの意味。「抗議のために不参加を表明すべき」と求める団体もあるし、「参加して正々堂々と活躍すべき」とする意見もある。こうした問題は、現代の大会でも引きずってる問題ですが。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：結論として、勿論、オーエンスは参加することになるのだけど、ベルリンでは大会をプロパガンダのイベントと見るゲッペルスと、自身の映画の被写体と見るレニ・リーフェンシュタールがいて、AOUもオリンピックの精神を掛けて攻防を繰り広げる。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：そこは政治の駆け引きなのだけど、AOUもそこは強気一辺倒でいけるほど腰も座ってない。しかし、最後の最後は、選手たちがフィールドで示す、アスリートの矜持がすべてを決する……というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：まぁ、「アスリートの矜持」とか言っても、現代でもは国家規模の薬物使用なんて、その辺にドカドカ土足で踏込む話もあって、この時代だからこそまだ成立していたロマンティズムではあると思う。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：まぁ、でも、単純な「勝者の物語」ではないんだよね。主人公は被差別の黒人だし、コーチもオリンピック代表になり損なった人だし。ライバルのドイツ選手も、ナチスにアスリートとしての誇りを傷つけられて「勝ってくれ」と願いを託す。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：ベタはベタなんだけど、政治や社会の複雑さや困難の中で、希望や想いを託されたアスリートが駆け抜けてゆくという、題材が素材として持ってる強度を、うまく活かした映画ではあったと思います。…いや、２時間15分は、ちょっと長いけどねw #fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：あと観てて面白かったのが、「スポーツ観」の違いで、コーチは「記録なんて、一瞬で破られる」と言い、レニ・リーフェンシュタールは「オリンピックも記録も一瞬だけど、映画は永遠に残る」と言う(だから、試合後に追加シーンを撮るw) #fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日

『栄光のランナー／1936ベルリン』：短距離走者が100mのトラックを駆け抜けるわずか10秒足らずの時間。一瞬と、永遠と。スポーツを巡って、様々な時間軸が交差しているお話でもあって、作中に散りばめられたそうした視点も面白い映画でした。#fr16_n
— 義忠@C98月曜南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月15日