『点と線』@神保町シアター(16/8/20(sat)鑑賞)
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- 作者: 松本清張
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本日の映画2本目『点と線』@神保町シアターに劇場入りしました。1958年公開。言わずと知れた、松本清張のミステリー。ぎりぎり間に合った。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月20日
『点と線』観終わりました。福岡県香椎海岸で発見された中央官庁官吏と東京の若い女中の遺体。当初心中と目されていたこの死者に違和感を覚えた所轄の老刑事と、警視庁の若い刑事は、地道な聞き込みの積み重ねで、全国の交通ダイヤを駆使した事件の全貌に迫る…というお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月20日
『点と線』:原作未読なんで、せいぜい福岡周辺ぐらいの話かと思ったら、東京から函館まで、あっと言う間に話が広がり、事件も中央官庁の汚職事件と深刻化して、容疑者の緻密なアリバイ工作など、これだけ情報量詰め込んで90分弱。……何でこの尺で成立するんだ(^_^;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月20日
『点と線』:容疑者夫婦で主導権を握る「真犯人」は、実は…などの意外性とか、ダイヤグラム・ミステリーの先駆者であることも含めて、松本清張はこれがデビュー作ってんだから(ー ー; この時代ではまだ珍しいカラー作品だし、役者陣も豪華。当時としても破格の作品だったんですな。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月20日
『点と線』:女優さんの顔立ちが面長な方が多かったのは、さすがに50年代という感じでしたが(60年代に入ると、現代に通づるアイドル顔が増えてくる)。これを現代にリメイクするとどうなるかな。駅の監視カメラ映像とかあるから、アリバイ成立が難しくなりそうだけど(ー ー;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月20日
『点と線』:この高密度な情報量で、登場人物も多いのに、特にさほど慌ただしい印象もないこの映画のプロット構造は、また機会があれば腰を落ち着けて分析してみたいですね。現代でも応用可能なテクニックが、結構詰まっていそうですし。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年8月20日