『将軍様、あなたのために映画を撮ります』@渋谷ユーロスペース(16/9/24(sat)鑑賞)
本日の映画『将軍様、あなたのために映画を撮ります』@渋谷ユーロスペースに劇場入りしました。映画マニアだった北朝鮮前最高指導者・金正日に拉致された韓国人映画監督のシン・サンオクのドキュメンタリー。映画と政治を巡る、これも一種の「ショウビズもの」になるの?(^^;; #fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日
『将軍様、あなたのために映画を撮ります』観終わりました。事実は映画より奇なり。夫婦ともども、北朝鮮に誘拐されて指導者・金日成のために17本の映画を撮り、更にウィーンで米大使館に駆け込んで生還した映画監督のお話。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日
『将軍様、あなたのために映画を撮ります』:自分が十代の頃の事件なので、ぼんやりとした概要は知ってたし、東宝の『ゴジラ』特撮チームが北朝鮮に招かれて、この監督の下で怪獣映画を撮ってたことは知ってたけど、細かなディテールで初めて知る話も多く、興味深かったです。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日
『将軍様、あなたのために映画を撮ります』:例えば、この申相玉監督、拉致された70年代末期当時、時の韓国政府に睨まれて、映画を撮る「免許」を取り上げられてた(なにせ軍事独裁政権の時代ですから)。なので北朝鮮脱出まで、本気で「北に亡命した」と疑われてた。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日
『将軍様、あなたのために映画を撮ります』:更に拉致の舞台となった香港では、合作映画の製作で勝手知ったる地。また映画祭参加にかこつけて訪れた東欧で、家族への手紙を託したのは日本人評論家と、当時の東アジアの映画状況がそこはかとなく顔を覗かせる。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日
『将軍様、あなたのために映画を撮ります』:今回、この「まるで映画のような」物語をドキュメンタリーとしてまとめたのは、BBC取材班。関係者のインタビューと申相玉監督の撮ったフィルム、再現ドラマに、監督が持ち出した金日成の肉声テープで構成されています。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日
『将軍様、あなたのために映画を撮ります』:時事問題を何でも貪欲に映画化する韓国映画界が、何でこのネタをほっとくのか……。まぁ、いじり辛いのかな(^^;; いまだに北朝鮮時代の監督が「本気で撮ってたんじゃないか」という疑惑は残ってるみたいだし。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日
『将軍様、あなたのために映画を撮ります』:本人も亡くなってるし、もうその辺は永遠に藪の中と言うか、スクリーンの虚実の向こう側。それこそ実に映画的。危なっかしく核を弄ぶ当代より、映画好きな寂しい独裁者だった先代の方が、まだ可愛げがあったなと思いながら観た映画でした。#fr16_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年9月24日