『チャーリー Charlie』@キネカ大森(16/10/5(wed)鑑賞)
本日の映画『チャーリー Charlie』@キネカ大森に劇場入りしました。インドの女性映画。さすがに大森は普段の生活圏から遠いんですが、都内はここでしか上映してないので(^^;; #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月5日
『チャーリー Charlie』観終わりました。インド版『君の名は。』(爆 …いや、ウソは言ってない。多分(^^;; 「幻の女(ファムファタル)」ならぬ「幻の男」を追って、メガネ美女が旅をする。まぁ、縁談話から逃げる話でもあるので、一種のモラトリアム映画でもあるのか。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月5日
『チャーリー Charlie』:母親が用意した縁談話を蹴飛ばし、ヒッチハイクで港町に逃げてきた都会暮らしのテッサ(パールワティ)。知人を介して見つけたアパートは、前の住民の置いていった荷物がそのままで、そいつを訪ねて変な友人知人が押しかけては去って行く。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:彼らから断片的に聞くエピソードは破天荒で、残された荷物は民芸品やアート作品っぽい。芸術家か何かか? 取りに来る様子もないので、勝手に片付けを始めたところ、書きかけの手描きのマンガを発見。それがまた、ちょうどいい所で終わるw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:続きを読みたくて我慢ができなくなったテッサは、「彼」……チャーリーが残した写真といくつかの似顔絵を頼りに、彼を探す旅に出る……というお話。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:インド映画、ではあるのだけど、日本で公開されることが多いヒンディー語やテグル語ではなく、マラヤーラム語映画。そのマラヤーラム語映画がみんなこんな感じの傾向なのかは、他の映画を知らないので、何とも。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:デリーなんかの大都市の喧騒とはちょっと距離を置いて、南インドの目の覚めるような美しい自然を背景に描かれる、上品な恋愛映画です。……まぁ、結果は恋愛落ちだけど、互いに会うのも名乗るのもラストだし、キスシーンひとつないしw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:直接的には、電話でちょっと話したくらいで、後はラストまでずーっとすれ違いながら、相手のエピソードを人づてに聞いて、呆れたり感心したりしながら想いが強くなってゆくという構造なので、むしろオリジナルの『君の名は』に近いかもしれない。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:相手の男のチャーリーも、天真爛漫純粋無垢で神出鬼没。行く先々で人助けをしては去ってゆくという、ちょっと地に足がついてないキャラで、本人も冗談めかして「精霊(ジン)」と名乗ってる。自身の裡(うち)に性欲とか独占欲といった欲望がない。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:というか、欲望から逃げ廻ってる少年のようなキャラです。いい歳して、無邪気なピーターパンから卒業できない、というのは成人男性として、これはこれで、結構、深刻なテーマではあるのだけど、そっちをぎりぎり深掘りしてく話ではないです(^^;; #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:この映画は、そういう、ふわふわした「幻の男」をヒロインが「追う」ことが主題で、終盤実家に連れ戻されてる間はヒロインも出番がないw 勝手に縁談を進めてる母親との対決とか、「ヒロインのドラマ」としてなら必要な気もするけど。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:それがないのは、そういうドラマでもない、ということなのでしょう。あくまで「追う」という行為にフォーカスしたお話で、終盤に男の側の話になるけど、「いつまで逃げ続けるのか」の気持ちの整理の話なので、やはり追跡と逃走の関係性の話ではある。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:その時に、話相手として男のそばにいるのが、ヒロインより先に男と知り合って、彼に淡い好意を寄せてる女性なのだけど、彼女もヒロイン同様にメガネ美女なのは、これは何の象徴なのかw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:そもそもヒロインと男もそうだけど、男/女、父/子、若者/老人など、それぞれの軸に沿ってキャラ配置が設計されていて、その軸を巡るエピソードで男のキャラが肉付けされてゆく。非常に設計的で、構造的。それだけに、判りやすい寓話ともなっている。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日
『チャーリー Charlie』:まぁ、男と女の逃走と追跡の寓話として、爽やかな後味のお話ではあったと思います。しかしそうか、刑事サスペンスじゃなくて、恋愛もので「逃走と追跡」をやると、逃げる側が「捕まる気」になるまで話が終わらないのか……(爆 そこは盲点だったw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年10月6日