『ブルース・ブラザース』@ヒューマントラストシネマ渋谷(15/12/18(fri)鑑賞)
映画パンフレット 「ブルース・ブラザース」 監督 ジョン・ランディス 出演 ジョン・ベルーシ
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『スター・ウォーズ』公開で賑わう界隈なのだけど、そんなこととは一切関係なく、『ブルース・ブラザース』を観るために渋谷に急ぐのだ。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
本日の映画『ブルース・ブラザース』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。1980年公開。「名作」とは言うものの、若い頃にTVで観たような気がするんだけど、うろ覚え。まぁ、新作を楽しむような気分で臨みましょう。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』観終わりました。う〜ん、俺の記憶の中の『ブルース・ブラザース』とは、ワンカットも合致しなかったが、では昔TVで観たアレは一体……?(爆 いや、ま、それはともかく。ミュージカル映画の古典っつーか、思いの外、カーチェイス映画だったw
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:黒いスーツに黒い帽子とサングラスがトレードマークのブルース兄弟。5年の刑期を3年で終えて兄のジェイクが刑務所を出ると、兄弟の育った孤児院の教会は、税金の滞納で11日後には州政府に接収されてしまうと知る。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:ジェイクは弟のエルウッドと共に、かつて鳴らしたバンド「ブルース・ブラザース」の再結成を決意。かつての仲間たちを招集するが、行き当たりばったりで無頓着な行動で、無駄に敵を増やしてゆくのだが……というお話。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:基本的にはコメディと言うよりスラップスティック・ギャグ。それでも最近の『ピッチ・パーフェクト』なんかだと、成長とか友情とか、ウェットなちょっとイイ話を突っ込みたくなるものだけど、きっぱりナンセンスに徹する姿勢が清々しいw
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:最近のハリウッド・コメディとの比較を続けると、ギャグの詰め込みや切り返しは緩くて、ちょっとのんびり感じられる面もなくはない。この辺は、時代性と言うより、技巧の成熟と捉えるべきなのかもしれないけど。あと、下ネタが今より少ないかな(^^;;
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:それとまったく無駄に(勿論、無駄(ナンセンス)であることに映画としての必然性はある)派手なカーチェイスw お話の本筋に対して、徹底して過剰に、執拗に描かれることで、それがギャグになるという構造なので、終いには凄まじいことになる(爆
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:やり過ぎて、表現の必然性が消失することで、無意味(ナンセンス)なギャグに到達するという古典的な作劇理論に忠実とも言えるけど、クライマックスのカーチェイスでパトカーがぶっ壊されてどんどん積み上げられいく様は圧巻。この辺は、逆に最近の方が表現が大人しいかも。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:音楽の話……は、あまり詳しくないので(^^;;、ざらっとした印象ベースで言うと、この時代の北米東海岸の市井の大衆音楽のカタログみたいな面があって、ファンクからロック、カントリーまで、米国市民社会の中から湧き上がる音楽の喜びに触れる映画にはなってます。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:元々、TVの音楽バラエティのコーナーをベースにしてるとかで、ざっくりした本筋(グランド・ストーリー)に行き当たりばったりな面白エピソードの詰め合わせという構成はそのせいかな。ただ、この構造にはどこか既視感が……って、ああっ、『トラック野郎』だ!(爆
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:ハリウッド(あるいは日本でも)、個々のシークエンスと本筋(グランド・ストーリー)を絡ませて、より馴染ませる方向に進化してきてるので、今となっては余計クラシカル。インド映画も洗練されてきちゃったし、こういう構造的な大味さって、どこが継承してくれるんだろう。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日
『ブルース・ブラザース』:そういう大味なユルい構造のまま、フルスロットルで突き抜けるという、案外、このバランス感は今に至るも他に例を見ないかもしれないなぁ。今やろうとしても、却って難しいかもしれないし。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年12月18日