『パレンバン奇襲作戦』@ラピュタ阿佐ヶ谷(15/8/4(tue)鑑賞)
本日の映画『パレンバン奇襲作戦』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。…結局、来ちゃったorz 1963年公開の戦争映画。WWII開戦劈頭に行われた陸軍空挺部隊による降下作戦の史実をもとに、降下先に先行進入した偵察部隊の話だそうです。 pic.twitter.com/kG63hVM455
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日
『パレンバン奇襲作戦』観終わりました。一応、特殊部隊もの……になるのかな。「もう決まった話だから」と中央の参謀がいきなり持ち込んできた穴だらけの作戦に苦慮した実戦部隊が、現場から上がってきた思いつきの対策に飛びついて、提案した担当者が行き当たりばった……臨機応変に対処する話(爆
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日
『パレンバン奇襲作戦』:空軍基地と隣接するインドネシアのパレンバン油田を攻略しようとした帝国陸軍は、陸路での攻略に挫折し、代替案として空挺部隊による制圧を計画。しかし、降下から制圧までの間に、油田を爆破されては元も子もないので、事前に少数の部隊を潜入させ、爆破を阻止せんと試みる。
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『パレンバン奇襲作戦』:発案者の野尻中尉(江原真二郎)以下、陸軍空挺部隊の精鋭5人に、パレンバン油田でエンジニアをしていた民間人・砂見(丹波哲郎)からなる潜入部隊は、パラシュート降下で敵地に潜入するが、現地オランダ軍によって発見されてしまう。
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『パレンバン奇襲作戦』:軍人の中尉と、あくまで民間人としての価値観に立つ砂見は、事あるごとに衝突しながら、中尉は油田を無傷で奪取するため、砂見はエンジニアとして油田を守るため、降下作戦開始までに、ともに警戒厳重な油田施設を目指すのだが……というお話。
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『パレンバン奇襲作戦』:戦況の説明から作戦会議、チーム編成に準備、出動と、小気味よくサクサクと進む、無駄のない教科書的なカラっとした戦争映画。ただ戦争している前線部隊がここまで事前調査もなにもなしに、行き当たりばったりで作戦するかというと……。うん、やるな。帝国陸軍だしな(爆
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日
『パレンバン奇襲作戦』:落ち着いて振り返ると、指揮官のくせに事前調査の不足も作戦の無策も気にしない隊長、現地住民も怪我をした部下もすぐに殺そうとする副官の軍曹、砂見にあっさり買収されてパラシュートの回収任務を放棄する兵と、こんな精鋭部隊がいるか、と言いたいが、帝国陸軍だしなぁ(再
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日
『パレンバン奇襲作戦』:まぁ、なにせ空挺部隊には装甲兵力はないし(旧ソ連には空挺戦車なんてものがあったけど、当時の日本軍にはそんなものはない)、火力もせいぜい軽機関銃と小型迫撃砲くらいなので、作戦が成功する条件は極めて限られてます。
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『パレンバン奇襲作戦』:確かパラシュート降下に限れば、成功事例はこのパレンバン降下作戦くらいだったんじゃないかな。ドイツ軍はクレタ島攻略で大損害を出してるし、連合軍もノルマンディー上陸作戦で部隊の降下位置がばらけて直接的には失敗している(独軍の撹乱には成功したが)。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日
『パレンバン奇襲作戦』:空挺作戦は難しいのだ。なので、それを成功させたこのパレンバン降下作戦では、さすがにそれなりの事前準備があったんだろうけどね。ともあれ、(恐らく陸自空挺による)大規模な降下シーンとか、迫力のあるシーンも多く、ミッションものの戦争映画として楽しい映画です。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日
『パレンバン奇襲作戦』:娯楽作品としての本義を守りつつ、軍人的価値観を批判し続ける丹波哲郎に戦後民主主義の価値観を託し、最後は作戦は成功したものの、隊長以外、全滅エンドという辺りが、当時の日本人が戦争を娯楽とするにあたっての落とし前の付け所だったんだなぁと思いながら観てました。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日
『パレンバン奇襲作戦』:この辺の戦争映画も、いずれ本腰入れて掘ってかないといかんなぁ。意外と宝の山みたいだし。ま、おいおい、やっていきましょう、ということで。
— 義忠@冬コミ落選中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年8月4日