『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』@地元のシネコン(15/3/14(sat)鑑賞)
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』予告編
Netflix | イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
https://www.netflix.com/title/70295172
『ソロモンの偽証 前篇・事件』観終わりったんですが、そのまま同じスクリーンで(一応、入れ替えで一旦出たけど)、本日の映画2本目『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』に劇場入りしました。 pic.twitter.com/lKnOmqmi0j
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』観終わりました。「コンピューターの父」とも称されるアラン・チューリングが、独軍の無敵の暗号エニグマを解くシステムを開発するお話。同じネタの映画や小説は結構あるけど、チューリングの同性愛ネタが主軸なのは、初めて観るかな。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:戦後1951年、独り暮らしの数学者チューリングの家に盗みが入ったと追放があり、警官が駆けつけたものの、「何も盗まれていない」と追い返される。不審に思った刑事がチューリングの身辺を探ると、戦時中の経歴が完全抹消されていた。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:英国の対独開戦の年1939年、独軍最高レベルの暗号エニグマを解読するために英国中から集められた天才たちのひとり、アラン・チューリングは、他のメンバーや上司の無理解をよそに、孤立して機械による自動解析に邁進していた。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:そして1929年、寄宿学校で学ぶチューリングは、内気な変わり者でいじめられっ子だったが、彼には唯一、心を通わせる親友がいた……と、3つの時間軸の物語が並行して描かれて、チューリングの天才性の「秘密」に迫る構成。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:基本的に「天才」をどう見出し、社会が受け入れるか、という話なんだけど、史実なのでネタバレを恐れずにぶっちゃけると、英国社会はこの「天才」を利用することには成功したんだけど、受け入れることには失敗してるんだよね。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:チューリングは戦後、同性愛者であることを罪に問われ(そういう時代だったんです)、失意の中で41歳の若さで自殺する。その所為かどうかは知らないけど、英国は戦争には勝ったけど、戦後のコンピューターの産業化には失敗してるわけです。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:ただ天才の天才性は、天才にしか真に理解できない。まさにトートロジー的な真理なんだけど、戦時中の英国は、英国流の現実主義(プラグマティズム)を突き詰めることによって、それを為した。その魔法は戦争中の間にしか効かなかったけれど。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:そんな変わり者の天才チューリングの天才性とその深い孤独をベネディクト・カンバーバッチが演じるのは、嵌り過ぎが気になるほど出来過ぎな話なんだけど(^^;;、ラストですべてが少年の日の「失恋」に繋がる構成と相まって、見事でした。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』:多少の演出はあるものの、チューリングとエニグマの話の要素はひととおり網羅してて、WWII秘史もの、あるいは情報処理学秘史ものの映画としてもよく出来てました。カンバーバッチのファンも、そうでない方も、楽しめるいい映画でした。
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2015年3月14日