『私の少女時代 Our Times』@新宿武蔵野館(16/11/30(wed)鑑賞)
淡い初恋の物語が展開!映画『私の少女時代-Our Times-』予告編
【豪華声優陣による吹替え版】映画 『私の少女時代-OUR TIMES-』 特別映像
本日の映画『私の少女時代 -OUR TIMES-』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。リニューアルしてお洒落になった武蔵野館で観る初映画は、少女マンガみたいな女子高生主人公の台湾映画、のようですが、さて。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 -OUR TIMES-』観終わりました。台湾の女性監督による、ほぼ完璧な少女マンガ映画。80年代〜90年代の少女マンガ的な想像力の総集編つーか、全部盛りっつーか(爆 少女マンガ的な表現や価値観が、東アジアでいかに共通基盤化してるか、って話でもあるか。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:夢はアンディ・ラウと結婚すること! …な、地味でボンクラな女子高生の林真心(ビビアン・ソン)は、バスケ部のイケメン男子・欧陽に憧れるも、遠くから見つめるのがやっと。そんなある日、真心の机の中に「幸福の手紙」が差し入れられる。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:「すぐにでも5人に転送しないと不幸が訪れる」という文面を真に受けた真心は、送り先を探しあぐねた挙句、欧陽と揉めた不良の徐太宇に送る。それを読んだ太宇は、その場に突っ込んできた車に轢かれて入院(爆 #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:退院した太宇は差出人が真心であることを突き止める。その事実を欧陽に告げられたくなければ、「友達」になれ……というわけで、「友達」という名のパシリとしてこき使われる真心w だが、太宇に振り廻されるうちに、彼に興味を抱き始める。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:そうこうする内に、真心は欧陽とクラス1の美少女・陶敏敏との仲睦まじい場面を目撃して、ショックを受ける。落ち込みすぎて、慌てて飛び込んだプールの底から出てこない真心を、プールに飛び込んで引き上げたのが太宇。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:敏敏に惚れてた彼も、ショックを受けていた。落ち込む太宇に、思わず「失恋同盟」の結成を提案する真心。かくして、真心と太宇は、欧陽と敏敏の仲を壊して、自分たちの恋を成就するべく行動を開始するのだが……というお話。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:で、当然のように、「互いに相手の恋を応援する内に、相手のことが気になって」という展開になります。当たり前です。「少女マンガ」ですから。ならいでか、というやつです。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:これに限らず、学園ものの少女マンガで「美味しい」とされる要素をすべて網羅凝縮する勢いで、この後も展開します。芝居のリアリティラインは、ドラマ版『のだめカンタービレ』的なコミカル調。ヒロインは絵に描いたようなドジっ娘メガネだしw #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:ただ、これも香港や中国本土でやると、日本人から見るとちょっとやり過ぎて引くことも多いのに、その一歩手前でちゃんと止めるこの精度とセンス! 邦画の実写だって、これを身につけたのはつい最近ですぜ(アニメはもっと早いが) 。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:これができる、と言うのは、監督、脚本、役者から末端のスタッフまで、日本の少女マンガ的表現手法や演出のセンスを、血肉のレベルまで咀嚼してものにしている、ということです。借り物ではなく、自らの表現手法として完全に身につけている。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:これはもう、パクリとかオマージュを越えて、文化の共通基盤(プラットフォーム)化していると言っても過言ではないでしょう。この基盤上で語られる物語は、東アジアのどこへ持って行っても、容易にローカライズ化できるはずです。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:してみると、ゼロ年代になってから本格化した、日本の少女マンガが東アジア各国でドラマ化されてきた文化的意義とか可能性について、もう一度再評価が必要かもしれない。間違いなくこの映画は、その豊かな土壌の上に存在しているわけですから。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:日本の少女マンガの最前線では、テーマ的にも、表現的にも、もうちょっと先に進んでる感もあるんだけど、この映画の舞台自体、90年代ですし。大人になった現代のヒロインが、懐かしさを込めて振り返る設定だから、そこは間違ってないのか。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:その他の注目点としては、伏線回収の射程の長さw 油断して見てると、終盤になって「そのネタ、今拾うのか!?」とか「それはギャグの小ネタじゃなかったのか!?」という伏線が、次々に炸裂(爆 #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:それと、監督がTVドラマ畑の人だからか、はたまたやりたいネタ全部盛りしたためか、終盤は「もうここで終わってもいい」というクライマックスの連発で、なかなか終わらないw いや、それぞれ面白いからいいけどな(^^;; #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:全体に女性の好きそうな要素てんこ盛りなスウィーツ映画なんで、男の目線で見るとご都合主義的に見える要素も少なくないんだけど、まぁそこはお互い様ですしw ここは素直に、乙女回路全開で楽しんだ方が勝ちでしょう。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:ちなみにヒロインの真心を豊崎愛生、太宇を杉田智和が演じる吹替版も、来週から上映されるそうで……。あ、行く行く、絶対観る。行くわ、そんなん(^^) #fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日
『私の少女時代 Our Times』:そんなわけで、東アジアでの少女マンガ文化の定着度に圧倒されてもいいし、乙女心をキュンキュンさせながら観ても楽しい、素敵な台湾スウィーツ映画でした。#fr16_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) 2016年11月30日