『特捜部Q -Pからのメッセージ-』@ヒューマントラストシネマ渋谷(17/1/29(sun)鑑賞)
本日の映画2本目『特捜部Q Pからのメッセージ』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。年に1度のお楽しみ、デンマーク版『相棒』こと、『特捜部Q』の新作がいよいよ日本上陸。今回は、どんな迷宮入り事件に挑むのか……。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月29日
『特捜部Q Pからのメッセージ』観終わりました。「神は何故、沈黙したままなのか」問題。今度の犯人は、追い詰められても平気で反撃して、刑事も殺すヤバい奴。シリーズ重ねてPTSDを悪化させてるカール刑事とアラブ人刑事アサドは、誘拐された姉弟を救えるのか!?というお話。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月29日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:迷宮入りした未解決事件担当のデンマーク警察特捜部Q。そこへ届いたボロボロの紙……ボトルメールならぬシャンプーのプラスチック容器内に入れられて、海岸に漂着したものだという。だが紙がボロボロなのと、筆跡や綴りが乱れて解読は困難だった。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:それでもアラブ人刑事アサド(ファレス・ファレス)たちの解析の結果、7〜8年前に誘拐された幼い子供の書いたもの、そして書き手の署名らしき「P」の頭文字を突き止める。さっそくそのわずかな手掛かりから、行方不明のまま失踪した子供を探す。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:警察に届けられた誘拐事件、失踪事件で該当する子供はなし。ただし、警察届けられていない失踪事例を追うと、敬虔な宗教信者の子供の見届けの失踪が数年ごとに発生していることが判る。そしてその「神隠し」から幼い頃に生還した青年を見つける。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:その青年の証言から、10年以上に渡って子供を狙い続けるハサミ使いのシリアル・キラーの存在が判明する。だが、その頃、犯人は新たな標的である姉弟の誘拐に成功していた……というお話。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:そんなわけで、『特捜部Q』シリーズの最新作は、猟奇殺人&誘拐のハイブリッド犯罪に立ち向かう。幼少期のDVで「堕天」した犯人が狙うのは、敬虔な宗教信者の家庭ばかり。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:無神論者のカール(ニコライ・リー・カース)と、イスラム教徒のアサドに突きつけられる「神の沈黙」。…と言うか、シリーズ重ねるごとにメンタルぼろぼろにされて、第3作目にして自宅に引きこもり状態から始まる主人公ってのも凄いな(-o-;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:主人公であるカール刑事は、基本的にタフな見かけと相反して、被害者や犯人への強い共感を突破力に変えて、事件解決へと猛突進してゆく。その代わり、被害者を救えなかった怒りや哀しみを真正面から受け取ってしまう。 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:その辺のキリスト的受難者のイメージが元々組み込まれたシリーズなだけに、今回はその宗教的モチーフを深掘りするエピソード。犯人は「神の沈黙」を前に、その絶望を再確認するかのように犯行を繰り返す。幼い子供たちがターゲットなのも、そのため。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:自分がその「絶望」を前に「堕天」したのがその年頃だからか。まさに延々と繰り返される、魂の煉獄に囚われた悪鬼羅刹。この犯人が問いかける、誘拐された姉弟の命をダシにした極限の問い……。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:具体的なシチュエーションとしては、身代金の受け渡しを巡って黒澤明の『天国と地獄』オマージュ(?)な場面もあったり、ヘリが出動するんで俯瞰的なレイアウトが多かったり。あと、郊外に出ると必ず大きな風車が見えるのもデンマークならではか。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日
『特捜部Q Pからのメッセージ』:今回も事件は解決したものの、払った犠牲の大きさに苦く佇むような決着。このままだとカールはその内、捜査中に死んじゃいそうな勢いですが(シリーズはまだ続きます)。続編に期待。しかし、前作ラストで特捜部Qに来たネコはどうなったんだ…。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年1月31日