『恐怖女子高校 女暴力教室』@ラピュタ阿佐ヶ谷(17/02/11(鑑賞))
<東映55キャンペーン第13弾>恐怖女子高校 女暴力教室 [DVD]
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2012/11/01
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本日の映画2本目『恐怖女子高校 女暴力教室』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1972年公開。まぁ、その、東映のいつものアレ。それはそうと、受付の若い女の子に向かって、毎度この手のタイトルを口にしなければならないシステムは、新手のプレイなのか?<おい。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月11日
『恐怖女子高校 女暴力教室』観終わりました。暴力と性の乱れが吹き荒れる底辺女子高の女番長(スケバン)抗争劇。……まぁ、女子高を舞台にしてるだけで、やってることはいつもの東映ずべ公ファンタジーなんですが(^^;; この変な世界観がどこから来てるのか、興味が出て来たな。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月11日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:近隣の高校から掃きだめ扱いされている私立聖光女学院3年4組は、授業中はお喋りで騒然となるわ、早弁するわ、シンナー吸うわ、バイブで○○るわ、クラス崩壊状態。そんな学園(どうぶつえん)を仕切るのは女番長・中田みち子(杉本美樹)。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:そこへ転入して来たのが、転校生・尾野崎由紀(池玲子)。前の学校で「乱れ菊のおユキ」と呼ばれ恐れられた女番長と噂されるが、さっそく始まるみち子たちのリンチにも抵抗しない。そんな傷ついた彼女を気遣う優等生・洋子と親しくなる由紀。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:一方、みち子と対立する理事長の妾の娘・澄子は、由紀に目をつける。何か思うところのある由紀は澄子のグループに入ることを快諾するが、澄子とみち子の抗争からは冷ややかに距離をおく由紀だった。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:だが、3年4組の熱血担任・吉岡(成瀬正孝)を教室でリンチした挙句、婚約者でもある女教師を目の前で男たちに輪姦させるに及び、由紀は見兼ねて割って入る。仁義を切ってみち子にタイマンを申し出る由紀。みち子はそれを受ける。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:だがビーナスブリッジ上でのみち子と由紀のタイマンは引き分けに終わる。一方、由紀の親友となった洋子は、バイト先の高級クラブで理事長の息子・丈夫に手篭めにされるも、結婚の約束を真に受けていた。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:しかし、丈夫の進める医科大学設立に絡んで、市の有力者と寝るように強いられる。更に妊娠が発覚すると下ろすように命じ、それを拒否すると澄子たちのグループにリンチさせて流産させてしまう。傷ついた洋子は、由紀の目の前で学校の屋上から身を投げる。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:一方、澄子グループの売春を暴こうとした手下が逆に捕まったみち子たちは、いよいよ澄子たちとの最終決戦、河川敷での決闘に挑む。両勢力入り乱れながら、形成不利と見た澄子がナイフを出したその時、由紀の猟銃が轟然と火を吹いた……というお話。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:だいたいこのシリーズは、東映でヤクザ映画撮ってたオッサンどもが、当時の週刊誌なんかで見聞きした「乱れる十代の性」「リンチ」「不良女子グループの抗争」と言ったキーワードを、自分たちの馴染みのフィールドに引きつけて理解した妄想世界である。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:なので、いくら70年代だからといって、タイマン前に仁義切る女子高生やら、太ももに乱れ菊のイレズミ入れてベッドの上で男に啖呵切る女子高生がそうそういたとは思えないが(^^;;、まぁ、その辺ひっくるめた東映ずべ公ファンタジー世界ですな。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:「荒れる学園もの」というジャンルは、昔からあって、1955年にはエド・マクベイン(エヴァン・ハンター名義)脚本でアカデミー賞も獲った『暴力教室』があり、1976年には同名タイトルで松田優作、舘ひろし主演の映画を東映が撮ってます。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:76年のは、本作の男版、教師目線でエロ分減らしたような映画w 小説だと平井和正の短編小説『悪徳学園』が69年、それをベースにした長編『狼の紋章』刊行が71年、さらにその志垣太郎主演の映画が73年公開。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:まぁ、この時代のクリエイターは、「不良高校」というと、概ねこういうイメージを持っていた、という理解で間違いはないかと。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:これが80年代になると、イジメ問題とか校則の強化とかが前面に出てくるのかな。ここ最近の学園ものだと、イジメを入口にコミュニケーション問題に焦点がシフトして、バイオレンスというよりホラーとかミステリーになっちゃってる傾向にあるような。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:ま、とは言うものの。この映画に同時代の荒れる学生とか、教室運営に苦しむ教師とか、胸を痛める親御さんの心情に寄り添う意志なぞさらさらあろうはずもなくw、ゴシップ的な聞きかじりの不良女子あるあるネタを消費しているに過ぎない。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:おっぱいさえ見れればいいのだ(爆 と同時に、「おっぱいを見る」だけのために、言い訳(エクスキューズ)が必要だった時代、ということでもある。現代のエロ動画のような取ってつけたような「物語」でなく、それなりに作り込んだ「物語」が。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:この辺、ほんのちょっと前のエロゲー界隈とよく似ている。あれも「おっぱい」を拝むための「物語」がどんどん肥大化して、結局、ユーザーのライフスタイルで許容可能なプレイ時間と価格を突破して、破綻したのだったっけ。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:まぁ、市場は縮小壊滅しても、そこから派生した人材や技術まで生き絶えるわけではない。TYPE-M ○○Nが10年後もオタク相手に『Fate』で荒稼ぎしてるだなんて、当時、誰も思わなかったもんなぁ<伏字になってない(爆 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:話がズレた。こんなピンク路線の映画でも、欲望を欲望のまま繋ぎ合せてごろんと観客の目の前に転がすのではダメで、それが田舎芝居じみたチープで俗なものであろうと「物語」を必要とするというのは不思議な話です。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
『恐怖女子高校 女暴力教室』:今時のAVでも更に退化しつつも「物語」の形跡は残ってる。同時に、上映形態の変化に伴い、エロという目的により純化してゆくと、やっぱり「物語」は退化するのか、とか。そんなことを、池玲子や杉本美樹のおっぱい観ながら考えてました(爆 #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年2月27日
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