『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』@地元のシネコン(17/3/12(sun)鑑賞)
「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」予告
「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」予告2
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本日の映画『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』@地元のシネコンに劇場入りしました。広瀬すず主演の実話青春もの。……またタイトルが長い(^^;; スウィーツもの映画全部はとても追いかけきれないので、せめて広瀬すずが出てるやつだけでもと。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月12日
『チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話』観終わって、帰宅しました。タイトルから類推されるように、説明過剰、演出過剰な面は確かにあるんだけど、テンポと編集は上手く、無駄なく切ってくるのでそこのストレスは低い。これもリニア編集ネイティヴ世代? #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月12日
『チア☆ダン』:もうひとつ、入口は一見ステレオタイプなスポ根ものなんだけど、ちゃんと今時のスポーツものらしく「国際水準のトップアスリートの視座と課題」に言及している。時代に合わせてアップデートされてるんですね。たかが若者向けスウィーツ映画と侮るのは大きな間違いです。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月12日
『チア☆ダン』:この映画、ベースとなる乗りはコミカルなライトコメディで、やや喰い気味のセリフやカットの繋ぎ方は、アニメやコミック寄り。特に序盤でテロップやSEでアニメ的なコミカルな演出が連発された辺りは、映画好きのシネフィル層は死にたくなると思うがw #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:ただこれ、すぐに収まるんだよね。ライトなアニメやTVドラマしか知らない若い観客層へのフックとして使ってると考えると、一概に責められないな…。全体を通して、結構、小まめにギャグを入れてきていて、観客を飽きさせぬように非常に神経を使ってる印象。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:ここは『時をかける少女』が後の細田アニメと比べて、ギャグが多用されているのと印象が繋がる。多分、作り手の不安感の裏返しだろうけど、若者向け映画ならこのくらいやってようやく受け入れられるくらいじゃないかな。オジサンにはちょっと忙しなかったが(^^;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:基本的に、主人公が入部早々に上級生が全員いなくなってw、経験者未経験者の入り混じったポンコツチームがすったもんだしながらチームとして成長してゆく……という意味で、非常に古典的なスポ根ものなんだけど、新しいのは「国際大会もの」である点。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:主人公の広瀬すずは、調整型でムードメーカー。チームメイトの不安とか苛立ちを察知してケアしたり、落ち込んだムードを前向きに変えたり。ばらばらになりかけたチームを再起動するように最初に動いたのも彼女だ。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:チームのリーダーは部長が別にいるのだけど、その女房役というか、チームの結束だの、絆(きずな)だのを象徴するようなキャラとして活躍する。が、ここからがこの映画の面白いところで、その役割は全国大会に優勝した時点で「いらない」とされてしまうんだよね。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:作中でも詳しくは説明されていないので、多分に推測も入るんだけど、チーム内のストレスを緩和し、軋轢や衝突を回避する形で機能していた彼女の役割は国内大会突破までで終わり。ストレスや軋轢も力に変えないと、国際大会(ここでは全米大会だが)で勝てない。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:国内戦と国際戦でマネジメントの戦略がパキッと切り替わる。それをプレイヤーの心身に落とし込んで納得するまでの葛藤が、終盤の全米大会篇の肝で、それだけに多く尺を取り、そこに至る3年間の描写の詰め込み具合とは打って変わったやや落ち着いたトーンで語られる。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:……いや、この映画を撮ってる人たちは別に「国際水準で戦って」たりはしないので(爆、国際水準のメンタリティ描写とかは、いまいちピンとこなかったりするんだけど(^^;;、「ここより上の領域がある」ことを若い観客に提示してみせたことに意義はあったと思う。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:あとはまぁ、全国大会篇で『ピッチ・パーフェクト』ネタを中途半端にやるくらいなら、クライマックスのステージシーンのカメラワークとかカット割りとか、もっと思い切ってMV風にカッコよく撮ってあげれば良いのにとか注文はあるんだけどね……。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:シネフィル的には注文もあるし、引っかかりを覚える箇所もあるんだけど、別に映画マニア向けの作品ではないので、そこはいいのです。若い観客を物語に引き込むための工夫を凝らしていて、成功しているものも失敗しているものもあるんだろうけど、その姿勢は応援したい。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日
『チア☆ダン』:ちなみに本作は恋愛映画ではないので、その手の映画が苦手な人はご安心を。いや、恋愛描写もなくはないけど、これが恋愛映画なら『スラムダンク』も恋愛マンガになってしまう(爆。まぁ、若者向け青春映画で、恋愛要素が薄くなる傾向もどうなんだと思いますけどねー。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年3月15日