『河内カルメン』@池袋新文芸坐(17/4/24(mon)鑑賞)
引き続き本日の映画2本目『河内カルメン』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。こちらは1966年公開。鈴木清順のミュージカル映画として名高い作品ですが、さて。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月24日
『河内カルメン』観終わりました。ミュージカルというより、河内を皮切りに流転してゆく女の人生もの。行く先々で生々しい男女の関係性で人生が捻じ曲がり、最後の最後に「何か」がへし折れw、吹っ切れて受け入れるまで。それもいいのか、悪いのか……(-o-;; #fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月24日
『河内カルメン』:ヒロインの気っぷのいい河内弁のテンポ感と、起こってる状況が段々突拍子もなくなってくのでw、うっかり笑って流しかけるが、割と不本意な性体験からそれを嫌悪しつつ、流されてゆく女の子の話なので、結構ドロドロのお話。河内に戻ってからの話は地獄絵図だよね。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月24日
『河内カルメン』:それをこういう軽みで描けるのは、鈴木清順ならではで、ちょいちょい舞台演劇的なセット表現を活用するなど、あえてリアリティを減らして「重さ」をうまく調整している。主題は昭和的な重さと粘度なんだけど、手つきにモダンさを感じるというか。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月24日
『河内カルメン』:あえて言えば、90年代の岡崎京子とかのエッジ感に近いのかな。これを60年代に映画でやってたのか、と思うと、日本のサブカルは70年代までに邦画でひと通りやりきったものを、もう一度、やり直してるだけなんじゃないかという思いが募る。2巡目の世界、か…。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月24日
『河内カルメン』:今回は池袋新文芸坐の鈴木清順追悼特集ということで上映されたわけですが、本作は東京の名画座ではちょくちょく掛かってる印象があるので、機会があれば是非。ヒロインの野川由美子のくっきりした造形は、現代でも充分に魅力的だと思いますし。#fr17_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2017年4月24日
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