『警視庁物語 顔のない女』@ラピュタ阿佐ヶ谷(18/01/07(sun)鑑賞)
警視庁物語―長谷川公之シナリオ・コレクション (長谷川公之映画シナリオコレクション)
- 作者: 長谷川公之
- 出版社/メーカー: アートダイジェスト
- 発売日: 1994/07
- メディア: 単行本
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本日の映画1本目『警視庁物語 顔のない女』@ラピュタ阿佐ヶ谷に劇場入りしました。1959年公開。東映の刑事ドラマのシリーズ第9作目。バラバラ殺人事件に挑む警視庁捜査一課の面々のお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
『警視庁物語 顔のない女』観終わりました。土曜日の昼下がり、非常召集された警視庁捜査一課7係の刑事たちを待ち受けるのは、荒川の河川敷で発見された女性のバラバラ死体。遺された少ない物証を元に、刑事たちは被害者の身元と犯人を追うが……というお話。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
『警視庁物語 顔のない女』:久方ぶりにこのシリーズ観るので忘れかけてたけど、この映画の刑事たちは、手がける事件は基本「仕事」なんですよね。だから、被害者がどんな無惨な殺されようをしようと、そこに過度に感情移入することなく、淡々と証拠の裏取りをし、犯人を追う。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
『警視庁物語 顔のない女』:犯人の卑劣さに憤る若い刑事もいなければ、取調室で容疑者に怒鳴りつける強面の刑事もいない(代わりにニコニコと相手の弱味握って追い込みかけてたが(^^;;)。「この容疑者は白だな」と判断したら、深追いせずさっさと解放するし。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
『警視庁物語 顔のない女』:当時の実際の警察の捜査がこうだったかどうかは、いろいろな当時の記録を読む限りだいぶ怪しいのだけど(冤罪事件も多かったし)、作り手側が戦後社会の合理主義に基づく市民警察の理想をそこに込めていたのであろうことは、想像に難くない。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
『警視庁物語 顔のない女』:ただまぁ、やはりそれだとドラマとしての熱量が不足しがちで、結局、時代が下るにつれ、こういうスタイルの刑事ドラマが淘汰されてしまったのもやむを得ないか。被害者や加害者側の境遇の深掘りもしないので、「犯罪への怒り」すら希薄だもんね。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
『警視庁物語 顔のない女』:その後の感情移入過多な刑事ドラマばかりに接してきた世代からすると、刑事ドラマには別な可能性があったことを再確認できる非常に意義深い映画ではあったと思います。
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
……まぁ、こんなのばっかでも、困りますけどね(^^;; #fr18_n
『警視庁物語 顔のない女』:あと、遺体が発見されたのが河川敷ということもあり、東京の河川の流れを巡る物語でもあり、最終的に河川沿いに停泊する小舟上に暮らす水上生活コミュニティに逃げ込んだ犯人を追う展開になります。こういうの、いつ頃まで残ってたんだろう。#fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日
『警視庁物語 顔のない女』:そんなわけで、ラピュタ阿佐ヶ谷で『警視庁物語』シリーズのモーニングショー上映が始まったので、未見のものはなるべく追いかけいきたい所存。でも、界隈の筋者からの認知が意外に高いせいか、日曜朝は迂闊に出遅れると席取れない。まぁ、頑張ります(^^;; #fr18_n
— 義忠@夏コミ申し込み中 (@yoshitada_n) 2018年1月7日