『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』@ヒューマントラストシネマ渋谷(18/02/15(thu)鑑賞)
「 バイキング 誇り高き戦士たち」日本版予告 (2018年)
本日の映画『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』@ヒューマントラストシネマ渋谷に劇場入りしました。ロシア建国に繋がるヴァイキング秘史。……ロシアとヴァイキングが何か関係あるの? ロシア史はまともに勉強してこなかったんで、謎だらけだな(^^;; #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』観終わりました。ロシア……というか、その大元となったキエフ公国は、どうも本当に陸にあがったヴァイキングが作った国だそうで、その建国から100年後の10世紀末、お家騒動を勝ち抜いた三男坊のお話。これが広島ヤクザか鎌倉武士かというDQN集団で(爆 #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:ほっとくと勝手に殺し合うとか、変な土着の神様崇め出すとか、嫁はちょいちょい寝所でぶっ殺しにくるとか(目の前で両親殺したりするからだが)、主人公はちょっとだけ廻りより意識が近代寄りなので「もうヤダ、こんな人生!」とか思いかけてる。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:そんな物騒で血腥い権力闘争の涯(はて)に、キリスト教に出逢って魂の救済を得た公王は、国を挙げてキリスト教に帰依することにしました。めでたしめでたし。……いいのか、それで?(^^;; #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:いや、本編中でも、キリスト教への帰依が、ローマ帝国の秩序(パックス・ロマーナ)に組み込まれることと同義であることは示唆されていて、最後の最後で、もっとも親しい側近がそれを理由に主人公へと剣を抜くことになる。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:この作品でのローマ帝国の立ち位置が面白くて、抗争を繰り返してる主人公たち地元部族も「ローマ人が来た」と聞くと、慌てて矛を収める。何か上位存在扱いで、「どこそこを攻めよ」と命じられたり、たまに反乱起こして潰されたりする。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:現地に常時駐留して、治安を平定する戦力はローマ人にもないのだけど、交易による富や諸部族への影響力を駆使して、地元の連中は誰も頭が上がらない。当然、キリスト教のもその文脈に沿った支配の道具なわけで、それでもこれでハッピーエンドなのか。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:興味深いことに、この物語のクライマックスで、主人公がキリスト教神父にこれまでの人生で犯してきた悪行を懺悔して救済されるシーンが結構丁寧に描かれていて、それがこの時代の人々にとって、どれほど衝撃的な体験であったのかが示される。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:キリスト教によって、憎悪や感情に衝き動かされて殺し合いを繰り返す土着の世界から脱し、国際社会と接続する理性の世界へ至る喜びというか……。いや、そんな良いものかなぁ、とか21世紀の我々は思うわけなのだけど(^^;; #fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:ロシア人の国民性が誕生した瞬間を描くお話……かどうかは、話半分と見ておいた方がいいかな。所詮は後世に描く史劇にすぎないわけだし。それよりも「国生みの物語」をこう描く、現代のロシア人の意識の方が重要で、さて何を考えているのやら……。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日
『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』:これまで、宗教が持つ統治装置としてのマクロな側面と、個人の魂の救済という究極のミクロな側面が最終的に繋がるラストワンマイルが、宗教観の薄い日本人にはいまいちピンときてなかったのだけど、この映画でそこに納得できました。そんな映画かな。#fr18_n
— 義忠@C94 8/12(日)東ユ-10b「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年2月15日