『チャーチル ノルマンディーの決断』@新宿武蔵野館(18/09/01(sat)鑑賞)
Netflix | チャーチル ノルマンディーの決断
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本日の映画1本目『チャーチル ノルマンディーの決断』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。先に首相就任早々にダンケルクの危機に直面するチャーチルの映画を観ましたが、今回はノルマンディー上陸に反対する映画だそうで。何で?と思ったら、この人、ほら、ガリポリでやらかしてるから…。#fr18_n pic.twitter.com/4ztAaWg52b
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』観終わりました。Dデイ数日前、国王臨席の作戦奏上会議で作戦中止をぶち上げ、阻止不能と見るや地中海方面の陽動作戦を提案して却下され、ならばせめて国王とともに前線に出たいと言いだして怒られるチャーチルのお話。面倒なジジイだな……(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:まぁ、そんな訳で、作戦実施で関係各方面がっちり意思共有できてるのに、出撃国首相だけが土壇場でゴネ倒すという、軍人諸氏の心労はむべなるかなという話だけど、事は迷惑老人云々を越えて、チャーチルにとって政治とは、という領域に踏み込んでゆく。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:この映画に限らず、チャーチルの伝記映画では、演説の文言作成に極端にこだわる彼の姿が強調されるのだけど、その前段階として、語る言葉への本人の納得感が重要になる。自身の政治的なパワーの根源を、自らの身体と精神を通した言葉に置いている。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:そうでなければ、人を動かす演説はできない、という本人の言葉もあるし、チャーチルが政治をそういう身体性を帯びた行為として捉えている……というのが、こういう映画に託された英国人のチャーチル像なのでしょう(実際どうだったのかは、知らない)。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:なので、話はチャーチルがノルマンディー上陸作戦の実施をジタバタあがきながらどうにか己の腑に落とし、上陸後の歴史的演説に繋げてゆく、というお話ですね。政治家の話ではあるけど、作家の創作苦悩話みたいでもある。政治のアート性とも繋がるのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:チャーチル自身は、先に観た『英国総督 最後の家』で語られたように冷酷非情なインド-パキスタン分割プラン(英国の戦略として合理的)を遺した人物でもあるので、自国の若い兵士達の人命を惜しんで身悶えする姿を見せられてもなー(-o-;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日
『チャーチル ノルマンディーの決断』:そんな訳で、若干醒めた目線で観てはいたんですが、政治と身体性の関係の重要性について、気付かされるものがあったので、観て良かった映画でした。まぁ、今のウチの国では、政治のそういう誠実さとか身体性がないがしろにされる一方ですが……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年9月1日