『はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン』@新宿ピカデリー(18/10/19(fri)鑑賞)
「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」本予告
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本日の映画『はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。先日MXTVで放送された前編に続く後編。シベリア出兵で行方不明になった許嫁・伊集院少尉を追ってヒロイン紅緒はシベリアへ……とロマン度も高まる後半戦ですが、さて。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン』観終わりました。シベリア編をさっくり終わらせて、帰国してからの疾風怒濤の大正ロマンス! いや、尺の都合で展開を圧縮していることもあるんだろうが、荒々しいドライブ感で突き進むこのノリは、やはり70年代原作だからこそですわ。圧倒的。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:いやリアリティとか現実性(アクチュアリティ)という点では、ちょいちょいツッコミどころはあって、戦時行方不明者(MIA)の帝国陸軍士官が「記憶なくしてまして」とかの言い訳でしれっと実家に戻れるのか(昭和の陸軍なら腹切らされてる)等、色々ありはするんだが。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:80年代以降のコンテンツだと、そういうメタ視点からのツッコミを書き手自身が始めてしまうのだけど、でもそういうツッコミをいちいちしてると、物語の切っ先が鈍る。振り上げた太刀は迷いなく振り下ろさねば、観客の心を切り口鮮やかに一刀両断にできない。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:その点、今回のこの後編では、本当に荒々しくも迷いなく、ケレンとロマンスに満ちた物語を疾風怒濤に繰り広げる。一歩間違えればギャグになるからこそ、正面から踏み込んでやりきる。迷いは観客に伝わるからね。これは、作り手の胆力が問われる作りですよ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:いやあ、原作を読んだ遠い記憶を振り返っても、ここまで熱量高かったっけとも思うのだけど、やってるイベントはほぼ一緒のはず。それが枝葉をはぶいて、一気通貫に繋ぐとこうなるのか。この物語が元々持っていた熱量を、映画スタッフが掘り起こしたとも言える。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:前編を含めてこの『はいからさんが通る』は、世間知らずの勝気な女学生だったヒロインが、紆余曲折あって最後に生涯の伴侶を得るまでの物語であり、まさしく疾風怒濤の青春の物語なんですよね。それは同時代の読者であった少女たちの実人生とも重なっていた。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:ふたりが結ばれて終わる、というのはそこが青年期の終わりで、そこからは大人になってまた別の物語になるからでしょう。その先は、語られるテーマも、求められるリアリティも違うまったく別の物語だから、このお話はそこで終わるんです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:実際、エンドロールで、ラストで満州に渡った登場人物たちのカットが映るけど、その後、『人間の條件』みたいなソ連軍侵攻による終戦時の地獄絵図が頭をよぎらなくもない(^^;; でも、そこは別のそういう作品が担うべきであって、この物語はここで終わるのです。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日
『はいからさんが通る 後編』:そういう意味合いで、改めて「青春の物語」としての本作の力強さを確認しました。70年代の物語はやはり強いですよ。この力強さを取り戻すために、自己ツッコミをしたくなる創作上の妙な自意識をどう退けるかが、ウチらの世代の課題かな……(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年10月19日