『女秘密調査員 唇に賭けろ』@池袋新文芸坐(18/12/13(thu)鑑賞)
引き続き本日の映画2本目『女秘密調査員 唇に賭けろ』@池袋新文芸坐に劇場入りしました。1970年公開。今度は企業戦争の陰で暗躍する産業スパイのお話だそうですが、さて。#fr18_n
— 義忠@冬コミ申込み中「物語工房」 (@yoshitada_n) December 13, 2018
『女秘密調査員 唇に賭けろ』観終わりました。江波杏子の女リーダー率いる産業スパイ団の華麗なる活躍……の割に失敗ばかりしてるぞ、こいつら(^^;; 色々作戦を練る割に、結局、江波杏子が貞操を賭ける羽目になり結局失敗するという(爆 一応、ギャグではなく、真面目にやってるんですけどね。#fr18_n
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『女秘密調査員 唇に賭けろ』:この映画の面白い、というか「変」なとこは、主人公たちは大真面目にプロを気取ってるんだけど、基本詰めの甘い「二流」で、敵企業の産業スパイの元締めの成田三樹夫や敵味方不明の藤巻潤のような明らかに「一流」クラスが上に存在してるんですよね。#fr18_n
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『女秘密調査員 唇に賭けろ』:それで自分たちが「二流」であることを自覚して、「頑張るぞ」というわけでもなく、粛々と失敗を重ねてゆく(でもメゲない)。…変な映画(^^;; あとヒロインの過去にはちょっと触れるけど、別にチーム結成の話はしない。この辺のドライさは、60年代のテイストかな。#fr18_n
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『女秘密調査員 唇に賭けろ』:『黒の〜』シリーズで築いてきたビジネス・サスペンスの系譜に連なる作品で、『女賭博師』シリーズで大映の看板女優となった江波杏子を起用したわけだけど、時期的に大映末期ということもあってか、ちょっと「変」な話になっちゃったな、という感じ。#fr18_n
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『女秘密調査員 唇に賭けろ』:そんなわけで、ちょっと構成というか話の軸の置き方は「変」ではあるんだけど、ただ基本的な演出やテンポはさすがの円熟の大映スタッフなので安心して見られます。……まあ、そのギャップが「変」さを際立たせてるわけですが(^^;; そんな映画でした。#fr18_n
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