『マッドライダー』@新宿武蔵野館(18/12/26(tue)鑑賞)
「マッドライダー」&「フェラーリの鷹」HDリマスター版予告編
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- 発売日: 2019/02/08
- メディア: Blu-ray
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本日の映画『マッドライダー』@新宿武蔵野館に劇場入りしました。1984年公開(一応)。イタリアの東映みたいな映画会社が、『マッドマックス2』がヒットしてるので「ウチらもいっちょやるべ」と撮ったパチモン映画(爆 日本もVシネで一本くらいやってないか?<張り合ってどうするw #fr18_n pic.twitter.com/yRLEQfEK7B
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月26日
『マッドライダー』観終わりました。……まあ覚悟して観に来た自分でも色々困惑する映画だったわけですが、本公開時にいきなりこれを観せられた観客の困惑はいかばかりか(地方で別の映画の併映だったそうです)。いや、観念的でワケが分からんとか、そういうことはないんですが。うーん(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月26日
『マッドライダー』:いや、何というか、確かに「ポストアポカリプスの荒廃した世界」「水を巡る抗争」「ヒャッハーな暴走集団」と『マッドマックス2』を構成する要素をちゃんと網羅しているはずなのに、何故こうなるのか、という困惑が(爆 #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月26日
『マッドライダー』:舞台は近未来。一度は火星への有人探査も達成しながら、オゾン層の破壊により雨が降らなくなり、水資源を巡って人びとが争う時代……。水を探しに村を出て帰ってこない父を探す少年トミーは、革ジャンの悪漢エイリアン(人名(^^;;)と出会う。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:トミーから水源の場所を聞き出し、一儲けしようと目論むエイリアンは同行することに。道中、馴染みのジャンク屋パピヨンから愛車を取り戻し、女盗賊トラッシュも参加することになるが、一行の先には極悪非道の盗賊団クレイジー・ブルが待ち受けていた…というお話。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:監督・製作陣がマカロニ・ウエスタンを手掛けてた人たちだけに、『マッドマックス2』の本質が近未来西部劇と捉えたのは間違っていないと思うんですね。であれば、お手のものの物語フレームに落とし込むのも悪くはない。問題は「近未来」の解釈なんですが……。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:主人公のエイリアンが乗るのが、装甲化された愛車「エクスタミネーター」(このネーミングもなw)……中古のシボレーに金網張ったようにしか見えないorz でもボタン押すとフロントグラスの装甲シャッターが閉まり、車内からモニターで車外を見る仕掛けはちょっと上がる(^^) #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:しかし、それが作動すると、車内でピコーンピコーンという謎のSF音が(爆 言われてみれば、この辺の時代くらいまで、技術的な設定の裏付けのない「記号としてのSF」ってあったよね。逆に言うと、本家の『マッドマックス2』で観た記憶はないので、それが分水嶺なのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:SF要素で言うとトニー少年の右腕が機械で、「精密すぎて直せん」とか言ってたジャンク屋パピヨンが、結局、その辺の放置部品流用して強化しちゃうとかはまぁ微笑ましいんだけど、これ結局、クライマックスでこのサイボーグ腕の能力で敵を壊滅させて、えーって言う(^^;; #fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:作りがチープだとか、SFセンスが絶望的にダサいとかとは別に、この映画の「変」な所は、大落ちを含め、この手の「登場人物たちの悪戦苦闘と関係ないところで、あっさり問題が解決する」とこがちょいちょいある点で、なんじゃコリャという(^^;; これは監督の作家性なのか。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:作家性の話をするなら、(低予算とはいえ)『マッドマックス2』とほぼ同じ要素素材を使って、ここまで手触りが違うのは何故かというのはあるんですよね。同じネタを使っても、やはりジョージ・ミラーの方が個々の素材をテーマに結びつける演出の深みが違う。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:そこはまあ、ジョージ・ミラーは医者出身のインテリだし。同じB級アクションでも、そこに文学性を重ねられるかどうか。その監督が職人で終わるのか、アートとして受け入れられる名監督になるのかが分かれるのでしょう。まあ、職人監督に徹する人も嫌いじゃないですけどね。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日
『マッドライダー』:後はクライマックスで主人公と盗賊団クレイジー・ブルの車両群が激突するんだけど、その舞台が採石場w ……まさか、本当に東映が協力してるのか?(爆 いやいや、イタリアにだって採石場はあるでしょうよ(^^;; でもやっぱり、この人たち、他人に思えないなあ。#fr18_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2018年12月28日