『レッスル!』@シネマート新宿(19/01/07(mon)鑑賞)
本日の映画『レッスル!』@シネマート新宿に劇場入りしました。息子の金メダルを夢見る元レスリング選手の父親が、「レスリングを辞める」と言い出した息子との関係で振り回されるというホーム・コメディの韓国映画。主演は『タクシー運転手』にも出てた名脇役のユ・ヘジン。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月7日
『レッスル!』観終わりました。アマレスで金メダルを目指す父子鷹……なのだが、息子が好きな隣家の娘が「親父の方が好き。結婚したい」などと言い出し、息子の育成しか頭にない親父と、親父大好きで吶喊してくる隣家の娘と、娘と親父の交際絶対阻止で妨害に走る息子の三角関係が展開する(爆 #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月7日
『レッスル!』:……とまあ、導入はこんなどたばたラブコメから始まるんですが、お話は中年親父が子育てから子離れに人生のモードをシフトする時の苦悩にじたばたするお話になってゆきます。特に若くして奥さん亡くしてから、母親代りも兼ねていただけに、息子への想いはひとしお。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月7日
『レッスル!』:親父役で主演のユ・ヘジンはブサイク系の顔つきなので、ヤクザの子分とか猟奇殺人鬼とか演ってた役者さんですが(^^;、徐々に「顔は怖いけど実はいい人」系の役も演るようになり、最近では本作のようなコメディ作品の主役もやるようになりました。本作でも妙なモテ方してるしw #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月7日
『レッスル!』:邦画で言うと『寅さん』以前の渥美清みたいな感じかな。ブサイクだけど、愛嬌があるので憎めないという。どうとでも転がせるドタバタ・ラブコメから、しっかり話を自分のフィールドに引き寄せて、「中年の危機と克服」の話でまとめてしまうのは、さすがと言いましょうか。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月7日
『レッスル!』:これ、息子と親父だけでなく、同じくシングルマザーで親父を育てたお婆ちゃんを出して、「基本的に底抜けの善人なんだけど、他人の話を聞きゃあしねえw」という一族の悪癖を繰り返し示してる辺りが、すごく判りやすくて良かったですね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月7日
『レッスル!』:ありふれたホームコメディではあるんだけど、親父の友人がゲイで、それを親父が自然に受け入れてたり、必ずしも恋愛(ロマンス)で話をまとめようとしなかったりするのは、今の韓国が左派政権だからか、輸出志向ゆえに国際的なリベラルな潮流を意識しているからか。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月8日
『レッスル!』:ラストで、息子との新しい距離感を受け入れ「子離れ」した親父が、ひとり旅(観光旅行だがw)に出てのびのびする姿は、『おおかみこどもの雨と雪』のラストみたく子育て後の新しい自分のセカンドライフが始まる再生観のある終わり方で良かったです。まあ人生は長いもんね(^^)。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年1月8日