『記者たち 衝撃と畏怖の真実』@TOHOシネマズ シャンテ(19/04/08(mon)鑑賞)
本日の映画『記者たち 衝撃と畏怖の真実』@TOHOシネマズ シャンテに劇場入りしました。先週末から公開の始まってる『バイス』のちょうど裏側……チェイニー副大統領等ネオコンの情報操作に振り廻されて、図らずもイラク侵攻に加担する羽目になったメディア側のお話だそうですが、さて。#fr19_n pic.twitter.com/sC64APHXyN
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』観終わりました。世紀の大嘘「大量破壊兵器の隠匿」を理由にしたイラク侵攻へと繋がる米政府内の動きを311直後から察知し、ほぼ正確に報道しながら、開戦を阻止できなかった米報道機関の「敗北の記」。それでも書籍に残し、映画にするのが米国民の矜持か。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』:物語の主人公は、提携関係にある地方紙31紙にニュースを卸す報道「ナイト・リッダー」社ワシントン支局の記者たちで、中堅記者ふたりを中心とする取材の日々を描く……という『大統領の陰謀』スタイル(本編中でも、言及があります(^^;;)。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』:ただ、あちらはひたすら紙資料の検証とインタビューを続けてくので、内容の重要性とは別に中盤ちょっと観る側の集中力が試される(^^;;のに対し、こちらは戦争に突き進む米国内情勢をニュース画像で交えながらなので、緊張感が途切れない。まあ尺も90分だしね。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』:正直、アルカイダと敵対してきたフセインが911の黒幕だの、証拠もない大量破壊兵器を理由に開戦だの、チェイニー副大統領以下ネオコン連中のやり口は滅茶苦茶なので、政府内部からぽろぽろリークはされてるんだけど、大手メディアはほとんど取り上げなかった。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』:大手メディアは完全に抱き込まれてて、ネオコンとイスラエル情報部の見え見えのデッチ上げストーリーに乗っかってしまう。後日、大嘘だったことが発覚。スクープしたNYタイムズは全面謝罪。勿論、当時の政権関係者は誰も責任は取らなかった。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』:この流れに抗して、当初から政権内部の策動をほぼ正確に報じ続けてきたのが、このナイト・リッダー社の記者たちなのだけど…時代の愛国的空気に逆らうかのような彼らの記事は、傘下の地方紙やその読者層に嫌われ、孤立してゆく。そして、結末は歴史のとおり。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』:故に、この映画(と原作書籍)は、米ジャーナリズムの苦い「敗北の記」。それでも、その苦さを噛みしめるように、記録に残すのが、米ジャーナリズムの誇りと矜持であり、ちゃんと映画にするのがハリウッドによるジャーナリズムへの最大級のリスペクトでしょう。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
『記者たち 衝撃と畏怖の真実』:結局、大衆は見たいもの知りたいことしか知ろうとせず、例え真実であろうと辛い話からは目を逸らしたがる。それはまったく私たち日本人にも他人事ではないですよ。その結末が国の行く末を過ち、若者の人生を踏みにじる。それを肝に銘じさせられる映画でした。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月8日
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