『嵐を呼ぶ男(1966)』@神保町シアター(19/04/20(sat)鑑賞)
本日の映画1本目『嵐を呼ぶ男(1966)』@神保町シアターに劇場入りしました。石原裕次郎主演で有名な1957年版ではなくて、渡哲也主演でリメイクされた1966年公開版。ちなみに1986年にもジャニーズのたのきんトリオ主演でリメイクされてるそうですが、「たのきん」とか若い子には通じなさそう。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
『嵐を呼ぶ男(1966)』観終わりました。場末のストリップ小屋の座付ドラマーの青年(渡哲也)が、敏腕美人マネージャー(芦川いづみ)に見出されて、欲望渦巻くショービジネスの世界を駆け上がってゆくお話。割と定石どおりとはいえ、基本構造はそれだけに手堅く仕上がっていて、確かに面白い。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
『嵐を呼ぶ男(1966)』:「渡哲也が天才ドラマー」というのは観る前は首を傾げてたものの、実際に観てみれば太々しい面構えも嵌まっていて悪くない。まあそういう表情されると、弟の渡瀬恒彦とそっくりなんだけど(^^;; ちなみに作中で主人公の弟でレーサーの役を藤竜也がやってます。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
『嵐を呼ぶ男(1966)』:基本的に物語のスタート段階では、出てくる登場人物は全員エゴの塊で、気持ちいいほどに手前の都合しか考えてない(^^;; 主人公は大物TV局プロデューサーの協力を得るためにマネージャー売るし(爆、マネージャーも局Pが自分狙ってるの知りつつ仕事引き出そうとするし。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
『嵐を呼ぶ男(1966)』:まあそれで終わってしまってはただのノワールなので(^^;;、最終的に様々な試練を通してその先にある「本当にやりたかったこと」に主人公が気づき、壊れてた家族関係にも再生の可能性が示唆される。ちょっと欲張りな気もするけど、まあ良く出来てますよ。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
『嵐を呼ぶ男(1966)』:逆に今の視点で見ると、主人公(とレーサーの弟)の「天才性」の表現が周りが驚いてると口で言ってるだけなんで、もうちょっと表現のしようがあるかなあ。その意味で言うと、80年代の上條淳士『To-y』がお約束のどこを守りつつ、革新してたのかに(今頃(^^;;)気づいたり。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
『嵐を呼ぶ男(1966)』:『To-y』ももうクラッシック扱いか(^^;; それと終盤、弟のレースの話に振られて、本業である音楽の話に戻ってこないまま終わるので(再起は示唆されるのだけど)、続編がないとちと座りが悪いかな。まあ、ジャズ映画なのに、EDがムード歌謡なのが最大のズッコケだけど(爆 #fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
『嵐を呼ぶ男(1966)』:原作や1957年の裕次郎版、あるいは80年代のジャニーズ版はどうなってるのかは未見なんで、この1966年版がどこまで固有の物語構造や設定を含んでるのかは何とも言えないんだけど、今でも通用する青春ショービス映画の古典として、観ておいて損はないと思います。#fr19_n
— 義忠@C98月曜 南ウ40「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年4月20日
■監督フィルモグラフィ:舛田利雄(1927年~)
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