『ザ・フォーリナー 復讐者』@新宿ピカデリー(19/05/04(sat)鑑賞)
Netflix | ザ・フォーリナー 復讐者
https://www.netflix.com/title/80185765
本日の映画2本目『ザ・フォーリナー 復讐者』@新宿ピカデリーに劇場入りしました。IRA武闘派のテロで娘を殺されたジャッキー・チェンの復讐劇。すっかり老け込んでど鬱なジャッキーとして、前からジャッキー界隈で話題になってた映画ですね。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月4日
『ザ・フォーリナー 復讐者』観終わりました。意外とガチンコの北アイルランド紛争もので、右向いても左向いても裏切り者だらけの状況で、娘殺されたジャッキーがワイルドカードとして絡んでくるお話。ジャッキーいなくても成立するだろうけど、ジャッキーがいるおかげで展開が読めなくなる。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月4日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:これはネタバレに入らないだろうから先に触れると、ジャッキーは中国軍関係者じゃなくて、南ベトナムで米特殊部隊に現地雇用された兵士で、80年代にボートピープルでタイ経由で英国入りしたという設定。あれ? そうすると娘の年齢帳尻会わないぞ(^^;; #fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月4日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:作中では特にいつの出来事とは明示されていないのだけど、スマホ出てるし街頭カメラ画像解析で爆弾テロリスト割り出してたりするのと、作中で英国軍特殊部隊員としてイラクに派遣された人物も出てくるので、一応21世紀っぽい。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月4日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:ドローンは、英治安機関側(SO5という表記が作中に出てた)でそれっぽい画像がちょっとだけ出てたので、やはりほぼ「現代」と見ていいでしょう。もしかすると、原作が古いのを、あちこちアップデートした感じなのかな。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月4日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:ジャッキーと対置するのが、元IRAの闘士で今は穏健派として北アイルランド自治政府副首相のピアーズ・ブロズナンで、限りなく黒に近いグレーの領域で、英国側にせっつかれつつ過激派を抑え込もうと苦悩する。ここだけ見てるとどベタなIRAもの映画みたい(^^) #fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月4日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:この副首相は自身の政治的サバイバルのためには犯人探しを始めるのだけど、それとは別にTVインタビューを見て副首相がテロリストに繋がっていると思いつめたジャッキーが、「犯人の名前を教えろ」と執拗に迫ってくるという……(^^;; #fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月4日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:和平によって表明的に平穏を取り戻したとは言え、一皮めくれば因縁と恩讐でぐっちゃぐっちゃになっている北アイルランド情勢に、その文脈とは異なる「異邦人(フォーリナー)」が首を突っ込んでくることで、状況の歪さを際立たせて語るお話と捉えていいでしょう。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月5日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:だから先の時代設定廻りでジャッキー周辺がぼんやりと矛盾しているのは、物語的には彼が幽世(かくりょ)からの使者であり、現実の時間軸から浮遊した存在であっても構わないのでしょう(別に作中で本当に幽霊扱いされているわけではないです(^^;;)。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月5日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:監督は『007 ゴールデンアイ』でピアーズ・ブロズナンと組み、メル・ギブソンの佳作『復讐捜査線』で娘を殺された父親の復讐劇を撮ったマーティン・キャンベル。謀略劇(エスピオナージュ)色の強い冷たい非情さは、その辺から来てるのかな。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月5日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:ちなみに現実の北アイルランド情勢は、例の英国EU離脱の余波で、またぞろ不安定化が進んでるそうで。英国側の求心力が揺らいでるのと、離脱条件にアイルランドと北アイルランド州の国境や税関どうすんだ問題があって、こじれにこじれ倒してるという……orz #fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月5日
『ザ・フォーリナー 復讐者』:この映画は2017年本国公開なので、さすがにEU離脱絡みの情勢は反映されてませんが、それでも和平成立後の北アイルランド情勢の危うさをうまく掬い取っていて、だからこそ今の状況に情勢が荒れ始めている一端が理解できるか映画でした。#fr19_n
— 義忠@C99金曜 東ウ28「物語工房」 (@yoshitada_n) 2019年5月5日
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